いつも女子に振りまわされてばかりの男子がいます。女子に振りまわしているという認識は、もしかしたらないのかもしれませんが、女子のなんでもないひと言に一喜一憂し、仕事も手につかず、趣味にも没頭できず、漫然と歳を食ってゆく男子……。
そういう男子は、女子のどんな言葉に悶々としちゃって、なにも手につかないということになっているのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
「気になっている女子がいます。ご飯に誘うと『今度行こうね!』と返事が返ってきます。毎回『今度ね』です。今度っていつやねん」(25歳・教材販売)
女子のテイのいい断り文句の代表格みたいなものではないかと思いますが、好きという情熱におぼれている男子は、「今度ね」と聞くと、いつまでも「今度」を待っていたりします。待たずに、ほかの女子にアタックしたほうがいいのではないかと思いますが。
「この前告白した女子は、ぼくのことは好きだけど、友だちのちょっと上くらいだと言っていました。まったく嫌いじゃないけど、付き合ってくれるまではいかないという、中途半端な状態に悶々としちゃいます」(27歳・広告)
若いうちはとくに、こういう中途半端な状況というものがあるかと思います。こういう中途半端ゆえの痛みは、もしかしたら成長痛みたいなもので、これを感じないとオトナになれないのかもしれません。男女に共通する痛みではないかと思います。
「ぼくが口説いている最中の女子は、ぼくがデートに誘うたびに『来週の予定、まだ分からないんだ』と言います。毎回これです。なにがそんなに忙しいのか謎すぎて悶々としちゃいます」(26歳・IT)
なぜ忙しいのか、聞けばいいのに……と思いますが、相手のことを好きすぎると、余計な遠慮がはたらいて聞くに聞けなくて悶々としちゃうと……ま、ひとり相撲みたいなものですよね。
「ぼくが気になっている女子は、ぼくと会うたびに『かっこいいね!』と言ってくれます。でも付き合ってくれません、と言うか、彼女には彼氏がいます。付き合いもしない男のことをなぜ褒めるのか、不思議ですし、褒められたら悶々としちゃうんですよね」(28歳・飲食)
女子の思わせぶりな態度というふうに捉えているのかもしれません。
いかがでしたか?
歳を重ねてゆくと、女子の思わせぶりな態度をさらっと受け流す術を体得する男子が増えます。女子の何気ないひと言に悶々としつつも、「おれ、しっかりせな!」とじぶんに言い聞かせる男子が増えます。ま、オトナって、そういう生き物でしょう。
そういう術を持っていない男子は、気になっている女子にあれやこれや言われたら悶々としちゃって、最悪、片想いによって身を亡ぼすことも!
女子からすれば、こういうのは、男子の勝手読みであって、女子のせいではないと思うのかもしれませんが、もうちょっと男子の恋心を救済するような言い方を考えてあげると、悶々としている男子が救われるかもしれませんね。