どうして愛する人がいるのに浮気をしてしまうのでしょうか?
『自分やパートナーには無縁のこと』、なんて思っている方!
『彼はわからないけど私は絶対しない』、と断言しているあなた!
脅かすわけではありませんが……
“絶対”なんて言葉は存在しないと思った方がよろしい。
そもそも、この「浮気」をめぐっては多くの人が勘違いをしていると専門家が述べています。
いっときの感情で浮気に走って後悔などしないよう、
浮気をめぐる4つの誤解をご紹介しましょう。
最初は全くその気がなかったのに……なんて話はザラにあります。
そりゃ根っからの浮気性もいるでしょう。ですが、そうでなくても条件さえ整えば、どんな人でも浮気にはまる可能性があります。運命の歯車がほんの少し狂っただけで、人は誰でもそんな危うさを持っているもの。
「私は絶対しない」と決めつけることは出来ません。
最近の調査では、20代と30代の女性が浮気をする割合は同年代男性とほぼ変わらないという結果で出ているそうです。
昨今、この年代は仕事をしている人が多く、経済的にも自立しているので大胆なこともできると考えられます。浮気相手の約半数は職場関係だとか。あなたの周りはいかがでしょう?
パートナーと長いから新鮮さを求めてしまう? …とも限らないんです。
一番浮気を起こしやすいのは結婚2年目というデータがあります。同棲に置き換えることもできますが、お互いのことがよく分かってくるのがちょうどこの時期。女性は自分の選択が正しかったかどうか、ほかにもっと自分を分かってくれる相手がいるのではないかと心が揺れる。男性も一人暮らしのころ遊び人だったりすると、そろそろ悪い虫がうずき始めるころなんです。
浮気相手と結婚を決める人もいますよね。浮気が本気になり、「今度こそうまくいく」と考えて決断する。脳内のホルモンがまだ恋愛状態なので、浮気相手とは「最高に相性がいい」と信じている。
けれどもデータでは、愛人関係から正式な夫婦になったカップルのうちうまくいくのは25%に過ぎないそうで……。残りの75%は結局ダメになっているんです。
いかがですか。誤解していた所はなかったでしょうか?
一口に浮気といっても、定義も人によって異なります。単なる性行為ととらえている人もいれば、「心の繋がり」を求める場合もあるでしょう。
なんにせよ、浮気をすれば必ず嘘をつきますし、常に罪悪感を抱えることにもなります。パートナーを大切に思うなら、自分が誘惑に負けそうな状況を想定して、なるべくそれを避けるように努めましょう。
それでも「絶対」とはいえないんですけどね。
参考文献
「セックスしたがる男、愛を求める女」
アラン・ピーズ+ バーバラ・ピーズ 主婦の友社
Photo by webar4i