婚活パーティーに参加することが決まった際に悩みがちなのが「話題」です。異性に楽しんでもらうため、好印象を残すためにも会話の内容や話し方には注意が必要です。
しかし、「何を話せば良いのかわからない」「悪い印象を与えたらどうしよう…」などと不安になり、後ろ向きになってしまう方もいます。
後ろ向きになってしまえば、積極的になれず婚活パーティー当日も思うように話ができない可能性があります。後悔のない時間を過ごすためにも、盛り上がる話題や避けるべき話題などを理解しておきましょう。
今回は、婚活パーティー前に欠かせない成功率を上げる事前準備や話題に関する情報、好印象につながる話し方などをご紹介していきます。婚活パーティーへの参加に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
婚活パーティーに参加する際には、成功率をアップさせるためにも、以下の3つの準備が欠かせません。
・プロフィール
・身だしなみ
・会話
どれか1つ欠けても印象に影響を与えるため、準備を万端にしてから挑む必要があります。
下記でそれぞれ詳しく解説していきましょう。
プロフィールの内容を充実させた方が会話のきっかけ作りに役立ちます。プロフィールの内容が薄い、空白が多ければ「本気ではない」と感じられるため、それだけでマイナスな印象を与えてしまいます。
しかし、内容が充実していれば本気度も伝わり、どんな人なのか理解しやすく、加えて話も振ってもらいやすくなります。
共通点を感じた異性から話しかけられることも増えるはずです。
例えば、趣味の欄があった場合「映画」と一言で終わらせるのではなく、「邦画をよく見ています」や「アクション系が特に好きです」「自宅でも動画配信サービスで映画を頻繁に観ています」などと具体的に記すことで、話題に挙げやすくなります。そのため、できる限り具体的に書くことを心がけてください。
服装や身だしなみは第一印象を決める重要なポイントです。
・袖口や襟元が汚れている
・寝癖を直していない
・目ヤニや鼻毛などが出ている
・爪が伸びている
・体臭が気になる
・服装がカジュアルすぎる
・服のサイズ感が合っていない
上記はマイナスな印象を与える要因です。
特に清潔感は重要なので、汚れはもちろん、シワやヨレのない服装での参加を徹底してください。
また、体臭にも注意してください。
タバコの臭いは自分では気付きにくいため、気が付かないうちに相手を不快にさせている可能性があります。
洋服に染み込んだニオイにも注意をして婚活パーティーに挑んでください。
また、カジュアルすぎる服装での参加も避けましょう。
真剣な出会いを求めている相手から「真剣度が低い」「TPOのない人」だと思われてしまいます。
パーカーやスウェットといった家着や汚れの多いスニーカーでは参加しないようにしましょう。
男性であればジャケットやシャツ、女性であればワンピースを着用すると良い印象を与えやすいです。
婚活パーティーに不安点があるのなら、想定される質問やその回答を事前に準備しておきましょう。前もって会話をシミュレーションしておけば、会話で詰まる心配もなく、話題も提供しやすくなります。自己紹介は婚活パーティーでは必ずすることです。
緊張してしまいがちですが、印象を良くするためにも自信を持って話すよう心掛けてください。長すぎると相手も覚えられないため、簡潔に自己紹介をすることがポイントです。名前や年齢、出身地といった基本情報の他、趣味や休日の過ごし方など、具体的なエピソードを交えながら簡潔に説明しましょう。
ニックネームがあれば、「友人からは○○と呼ばれているので、ぜひ同じように呼んでください」などと伝えると、覚えてもらいやすいです。質問する内容については、日常会話の中で練習することが可能です。
家族や友人との会話で、相手の話を深掘りしたり、自己開示を加えて話したりすれば婚活パーティーでも自然と会話を続けやすくなります。相手の興味のある話題に焦点を当てて、会話が広がるよう意識して話すことも大切です。
婚活パーティーでは、1人3~5分程度異性と話をする時間が設けられています。
長いと10分程度あり、会話に困るケースもあるはずです。
そんな時には以下の話題で会話を盛り上げてみましょう。
・趣味や休日の過ごし方
・仕事内容や働き方
・食事や旅行の好み
・最近のニュースやトレンド
会話を長続きさせるだけではなく、盛り上がれば好印象を残せるので、ぜひ役立ててみてください。
婚活パーティーを含めた婚活の場では、趣味や休日の過ごし方といった内容は王道と言える話題です。無趣味だとしても、好きなことやハマっていること、興味のあるものは誰にでもあるはずです。そのため、会話のハードルが低く誰でも盛り上がれる要素を持っていると言えます。趣味についてはプロフィールに記載されていることが一般的です。
そのため、話をする際には趣味の欄を必ずチェックし、会話や質問に活かしてみてください。共通した趣味があれば、会話も広げやすいはずです。
例えば映画が趣味で共通していれば、「自分も映画が好きでよく観ています!どんな映画が好きなんですか?」と会話を広げられます。例え共通していなくても「映画楽しいですよね、おすすめの映画はありますか?」と相手に質問することが可能です。
また、趣味がない場合や全く知識のない趣味を持っている相手には休日の過ごし方を聞くのもおすすめです。
「休みの日の過ごし方で悩んでて…○○さんは、何して過ごすことが多いですか?」「自分は基本的に自宅にいることが多いんですけど、○○さんは休みの日はどんなことをしていますか?」と自分の意見も交えて質問してみましょう。
付き合った後や結婚後の生活にも関わってくるのが仕事に関する話題です。
「どんな仕事をしているんですか?」と仕事内容を直接聞くことで、関連する話題で盛り上がることが可能です。
また、以下のような質問は相手の価値観を知るためにも有効です。
「仕事をして、どんな時にやりがいを感じますか?」
「仕事をしていて、どんなところに面白さを感じますか?」
仕事に対する熱意を知ることができます。
また、「大変な仕事ですね」や「すごいですね」などと相槌を打ちながら聞けば、「仕事に理解を示してくれそう」だと感じられ、好印象に映りやすいです。
また、平日は残業が多い場合、相手によっては悪い印象を与えてしまうため「平日は思うように時間が取れないかもしれないけど、休日は恋人と過ごす時間にしてリフレッシュしたいです」や「残業もあるけど、連絡は小まめに取りたいタイプなのでLINEや電話を積極的にしたいです」などと伝えると、相手に不安を与えにくいです。
食べ物の話題も盛り上がりやすく相手との距離を縮めやすいです。
単に好きな食べ物を聞くだけでも会話は広げられます。
例えば「好きな食べ物はなんですか?」と質問をした時に「パスタです」と返ってきた場合、「美味しいお店知ってますか?」や「パスタ自分も好きです!何系のパスタが好きですか?」などと質問を返すことができます。
美味しかったお店を質問で聞く他、自分も行ったことがあるお店の話題が出れば、より盛り上がれるはずです。
話が盛り上がれば「今度一緒に行ってみたいです」と次の約束にもつなげられます。
旅行に関しても共通の体験や理想の体験で盛り上がることが可能です。
「今までで一番印象に残っている場所ってありますか?」と質問し、「○○が印象的だった」と返ってくれば、景色や食事、お土産など、その土地の話題で自然と会話が広がっていきます。
旅行に行けていない場合は、「行ってみたい場所」でも構いません。
「いつか行ってみたいところってありますか?」と質問すれば、色々と教えてくれるはずです。
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最近のニュースやトレンド情報などを話題にして盛り上がることも可能です。
「○○に新しいショッピング施設ができたって聞いたんですけど、行きました?」
「○○選手、海外でも活躍していてすごいですよね」
「このお店の近くにSNSで話題のスイーツのお店ができたって知ってますか?」
スポーツの話題が出た時はスポーツに関するニュース、スイーツ好きであることがわかれば、スイーツの話題など、状況に合わせて会話をしてみてください。
また、「親がスポーツ好きでよくテレビ観てたんです」や「スイーツ好きでSNSでよくチェックしちゃうんです」などと自分の感想も一緒に伝えると唐突感なく会話を盛り上げられます。
「最近芸能界の結婚の話題多いですよね」
「○○ってドラマすごい人気ですよね」
「あのキャラクター人気ですよね」
など、ニュースやトレンドは幅広いジャンルがあるので、話題選びがしやすいです。
共通の話題があればグッと距離が近づくでしょう。
話題の内容によってその場の雰囲気が悪くなったり、マイナスな印象を与えたりするケースがあります。
避けるべき話題としては、以下の3つです。
・愚痴やネガティブな内容
・過去の恋愛経験
・踏み込みすぎる個人的な質問
下記で具体的に解説していきましょう。
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仕事やプライベートに関する愚痴やネガティブな内容は避けるようにしてください。
愚痴やネガティブな話ばかりをしていれば、相手にマイナスな印象を与えてしまうだけではなく暗い印象を与えてしまいます。
「日常でも暗い話題が多そう」「否定的な内容ばかりだとつまらない」と思われないよう、極力ポジティブな話題を心掛けてください。
もし、相手にネガティブな話題を振られた時には、一度相手の話に共感してから会話を一旦区切るようにしてみましょう。
「そういえば」「ところで」といった接続詞で話題を転換するのがおすすめです。
婚活パーティーでは過去の恋愛経験についての話題は避けるようにしてください。
関係が浅いうちに恋愛の話をすれば、相手が悪い印象を抱く可能性があります。
過去の経験が楽しいものではなかった場合、無理に答えようとすれば相手に負担やプレッシャーを与えてしまい、会話がぎこちなくなる要因にもなります。
「無神経な人」「そんな話したくない」と思われる可能性は高いので、違う話題で盛り上がるようにしましょう。
また、婚活に関するワードも避けるようにしてください。
「これまでに何回くらいパーティーに参加しました?」「婚活パーティー以外にも何かに登録していたりしますか?」などは、気になる点でもありますが、デリケートな話題です。
不愉快にさせてしまう可能性が大いにあるので、婚活に関する話題も口に出さないよう注意しましょう。
初対面にも関わらず、踏み込み過ぎる個人的な質問もNGです。
「どこに住んでいるんですか?」「最寄り駅は?」といった質問は怖さや不快感を与えてしまいます。
仕事の話題の際に年収について聞くと失礼にあたるので、触れないようにしてください。
相手に個人的な質問をされた際には正直に答える必要はありません。
守備範囲内で答えるか、答えやすい範囲で返し、他の話題を振りましょう。
「少し緊張していて…」と伝えて話を濁すのもおすすめです。
相手に好印象を持ってもらうには話題も大切ですが、接し方にも気を配る必要があります。
多くの中から自分を選んでもらうためにも、以下のポイントに注意してください。
・笑顔
・話の効き方
・褒める
下記で具体的な方法を解説していきます。
婚活パーティーでは笑顔が重要です。
無表情で話を聞いていれば「楽しくないのかな」「自分には興味がなさそう」と思われてしまい、マッチングから遠ざかる可能性があります。
そのため、相手に興味や関心があることを伝えるためにも、明るい笑顔を心掛けましょう。
常に満面の笑みでいれば怖がられてしまうため、微笑む程度で話を聞くようにしてください。
口角を上げることを意識し、会話をしていきましょう。
また、アイコンタクトも大切です。
話をする際や聞く際には目を合わせることを意識してください。
ただし、ジロジロと見過ぎれば「怖い」「気持ちが悪い」といった印象を抱かれる可能性もあるので注意してください。
目を合わせることが苦手な方もいるため、最初に挨拶をする際や質問をするタイミングなど、2~3秒程度目を見ることを意識して話をしてみてください。
聞き上手はモテるので、相手の話はよく聞くようにしましょう。
聞いたことがある内容や気になることがあれば、どんどん質問することで「話を聞いてくれている」と思ってもらえます。
また、相槌も重要です。
相手が話をしやすくなる「さしすせそ」は聞き上手になるためのポイントなので、ぜひ活用してみてください。
さ:さすがです、最高です
し:知らなかったです
す:すごいですね、素敵です
せ:センスが良いですね
そ:そうなんですね
聞き上手になるためには、質問を上手く活用することも大切です。
「はい」や「いいえ」だけで答えられないような自由な意見や考えを聞けるオープンクエスチョンは、相手の話を聞き出しやすいです。
例えば、「休日は家にいることが多いですか?」という質問をすれば「そうですね」と一言で会話が終わる可能性があります。
しかし、「休みの日はどんなことをして過ごすことが多いですか?」と質問をすれば、具体的な内容を話してくれます。
趣味や好きなことを自然と話せる雰囲気になるため、聞き上手なところをアピールできます。
相手を楽しませて好印象を抱いてもらうためにも、褒めることが大切です。
長所や頑張っていることを褒められれば誰もが嬉しくなるはずです。
婚活パーティーでも相手を意識して褒めれば、良い印象を持ってくれる可能性が高まります。
ただし、褒めてばかりいれば「なんか怪しい」「誠実さに欠ける」と思われてしまうのでさりげなく褒めることが重要です。
相手の服装や身に付けている小物など、自然と褒めることができれば好印象を持ってもらいやすいです。
気になる異性とマッチングするためにも、大切な会話術をご紹介します。
・好意をさりげなく伝える
・次の約束につなげる
上記を会話に含めることで、マッチングの可能性を高めることが可能です。
会話の最後には、必ずお礼をします。
その際には、「もっと話したい」といった好意をさりげなく伝えるようにしましょう。
「ありがとうございました」と感謝のみを伝えるのではなく、「もっともっと話がしたいです」と直接的に伝えるようにしてください。
「○○さんと話せてすごく楽しかったです!また、後で時間があったらお話したいです」
「○○の話ができてすごく楽しかったです!またお会いできたら嬉しいです」
また会いたい、楽しかったという正直な気持ちを伝えることで、脈ありだと感じてもらいやすくなります。
また、具体的な会話の内容に触れれば、「話を聞いてくれていた」という印象を残せます。
同じような気持ちを抱いていたら、相手からも同じように話がしたい旨を伝えてくれるはずです。
会話の最後に次の約束を加えれば、パーティーが終わった後も連絡を取り合える関係性へと繋げられます。
会話の流れで出てきた食事や趣味の話題から、デートの約束ができます。
話をしてくれたお礼と共に、以下のような話題を振ってみてください。
「さっき言ってたカフェ、自分も今度行きたいので、一緒にどうですか?」
「気になっている映画、ぜひ一緒に観に行きましょう!」
また、マッチングできれば連絡先を交換します。
その際には、「終わったらLINEしますね」「すぐLINEしますね!」など連絡先を交換してくれた感謝を伝えつつ、必ず連絡をする旨を伝えましょう。
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婚活パーティーでは会話の内容で悩んでしまう部分も多いです。
しかし、会話や振舞いのことばかりを気にし過ぎてしまうと、婚活パーティー自体を楽しめなくなってしまいます。
空回りすれば悪い印象を残してしまう可能性があるため、自然に会話を楽しむことを心掛けてください。
今回ご紹介した内容を押さえつつ、異性との会話を楽しみ、関係の発展につなげていきましょう。
初対面にも関わらずボディタッチが多い、夜遅い時間帯でのデートに誘ってくる、自宅デートに誘ってくる、お酒をたくさん進めてくるといった人は、ヤリモクである可能性が高いです。
未来の話を避け、結婚の意思についてはっきりしないといった人も結婚を真剣に考えていないので注意しましょう。
40~50%が平均だと言われています。
ただし、婚活パーティー内でカップリングした確立なので、交際率や結婚率とは異なります。
Written by 早紀