「最近夫婦の時間がないな」「ちゃんと顔を合わせて話したのはいつだっけ……」そんな風に感じている人は相手とすれ違っている可能性大!
夫婦のすれ違いを放置すると、最悪離婚まで至ってしまうこともあるのです。
この先もいい夫婦関係を築いていきたいと思っている人は、夫婦のすれ違いあるあるが自分たちにも当てはまっていないか確認しましょう。
夫婦がすれ違う原因の代表と言ってもいいくらい、共感する人が多いのが生活リズムが合わないことです。
物理的に顔を合わせたり話し合いをしたりする時間が取れなければすれ違っていく一方。仕事の休みが合わない、家で過ごす時間帯が違うなどは、夫婦のすれ違いあるあるです。
また、生活リズムが合わないと悩む人からは「夫婦2人のときはよかったけど子どもが生まれてからはすれ違うようになった」という声も……。
子どもが生まれればどうしても生活は子ども中心になるもの。夫婦の時間を作りたいけれど物理的に難しくなったと悩んでいる人はたくさんいるのです。
思っていることは言葉にしなければ伝わりません。それは長年連れ添った夫婦でも同じです。
「今辛いことがあるから聞いてほしい」「会話が減ってさみしい」など、自分の心情を察してもらうのは、相手がよほど勘がよくなければ難しいでしょう。
「なんでわかってくれないんだ!」とモヤモヤせずに自分から今の気持ちを伝えることが、夫婦のすれ違いを減らすために何よりも大切なのです。
育ってきた環境は自分で思っているよりも考えや価値観に影響しています。
たとえば、母親が専業主婦の家庭で育ってきた人は「女性は結婚したら専業主婦になるのかな」と漠然と考えている人が多いです。
また、中学受験をして中高一貫の学校で生活してきた人は、自分の子どもにも同じ環境がいいのかなと考えていることも。
このように自然と自分の育ってきた環境をベースとして物事を考えるようになります。この育ってきた環境の差が大きいと、価値観の違いに繋がってくるのです。
一緒にいて当たり前になると、どんどん思いやりを失ってしまいます。
相手の気持ちを考えて発言しなくなったり、自分の予定を優先して夫婦の時間を疎かにしたり。
一緒にいることに慣れてしまい、その結果お互いを雑に扱っている夫婦はすれ違いやすいので要注意です。
最近は相手に思いやりを持って接していますか? 一度考えてみましょう。
夫婦のすれ違いを改善するためには、まず物理的に夫婦の時間を作ることが最優先です。
生活リズムが合わない夫婦は、仕事を調整して休みを合わせる努力をしたり、毎週金曜日は夜に話す時間を1時間作るとルールを決めたり、とにかくお互いの時間を擦り合わせるようにしましょう。
もしどちらかが出張で留守にしがちな場合は電話でもLINEでもOK。少しずつでも時間を作るよう歩み寄る努力が大切なのです。
時間を作ったらお互いの気持ちや感情を伝えてみてください。
「すれ違いを感じているかどうか」「すれ違っている原因はなにか」「すれ違いによってこの先どんな不都合が起こりそうなのか」
など、今の心境から今後についてまでしっかり話し合うのです。
話すときのポイントは、感情的になりすぎないことと、相手の考えを尊重することです。
どちらかが感情的に伝えてしまうと、伝えられた相手は一歩引いて自分の気持ちを言えなくなってしまいます。
また、相手の考えを頭ごなしに否定をしてしまった場合、相手が話したくなくなる可能性も……。
ただ話し合うのではなく、思いやりを持って接することを忘れないでくださいね。
一緒にいることに慣れが出ている夫婦は、初心に返ってみることもおすすめです。
どこかで待ち合わせをしてデートをしたり、腕を組んで歩いてみたり、付き合っていたときはしていたのに結婚してからはできていないことにチャレンジしてみてくださいね。
初心に返ることで「一緒にいて当たり前」の考えから抜け出せるかもしれませんよ。
夫婦のすれ違いを改善するためには、適度に距離を取ることも大切です。
それぞれ旅行に出かけてみたり、趣味に没頭してみたり、距離を置くとお互いの大切さを実感できるかもしれません。
また、距離を取っている間にやったこと、経験してきたことを共有することで、会話が盛り上がり、お互いの新たな一面を見られる可能性もあります。
一緒にいることが当たり前だったり、関係性がマンネリしている夫婦はぜひ試してみてくださいね。
夫婦のすれ違いは放っておいてもいいことはありません。すれ違いを感じたままにしておくと、どんどん溝は深まっていく一方。
この先も仲良く過ごしたい、いい夫婦関係を築きたい、そう考えている人は改善策を試してみてくださいね。
夫婦のすれ違いを回避できれば、もっと充実した生活を過ごせるはずです。
Written by yuuki