「相手がどういう気持ちで自分と付き合っているのか知りたい……」
「相手の本音が見えなくて不安……」
交際相手が自分との関係や将来についてどういう考えを持っているのか、どういうビジョンを持って自分と付き合っているのか知りたいと思っている方は多いでしょう。
本人に直接聞くのが一番とは言っても、なかなか勇気を持てなかったり、思い切って聞いてみてもお茶を濁されたり……。
今回は、お相手の恋愛の仕方や普段の行動から、「あなたとの結婚を考えているかどうか」「それとも単なる遊びだけの恋なのか」を占います。
交際相手の本音が気になっている方は、お相手の本音を読み解く参考にしてくださいね。
最初に、結婚を前提にしている人の恋愛の仕方について解説します。
同棲を検討するような仲だったり、お相手から同棲を提案されたりしたことがあるなら、その方はあなたとの結婚を具体的にイメージしている可能性が高いでしょう。
同棲は、言うなれば結婚生活のシミュレーションです。
二人の実際の暮らしがどのようなものになるのか、具体的に把握するのに最適な選択ですし、改善点や課題なども見つけやすいのがメリットです。
ただし、お相手の方が、後述する「遊び重視の人の恋愛の仕方」にあてはまらないことが前提です。
「遊び重視の人の恋愛の仕方」にあてはまる上に同棲を提案された、あるいは既に同棲している状態は要注意!
むしろ都合のいいように利用され遊ばれている可能性が高くなります。
お互いの将来に関する話や、結婚観や家庭観の話。
仕事や収入などの具体的な話や、今後のビジョンなど、将来性があり建設性の高い会話が多いなら、お相手はあなたとの長期的な関係を見据えている可能性が高いでしょう。
つまり、結婚を前提にお付き合いしている可能性が高いともいえます。
恋人らしいスキンシップがあり、良好な関係でありながらこのような会話もできる仲なら、かなり真剣にお付き合いされていることが予想されます。
将来的にどのような家庭を築きたいと思っているのか、具体的な話を切り出してみると、お相手の本音が見えやすくなるかもしれません。
お金に関する意識は、お相手が将来的なビジョンを持ってくれているかどうかを知る上でとても有効です。
あなたとの関係における金銭管理の責任をある程度共有しようとしてくれていたり、食事やデートなど二人の出費を公平に捉えていたりするなら、望みあり!
お相手が、あなたとの関係をそれだけ大切にしているということ。
また、関係を大切にしたいと思ってくれているということは、あなたとの関係に長期的なビジョンを持っている可能性も高いので、結婚を意識している可能性もあるでしょう。
お相手の行動を一つひとつ分析して本音を探るのもいいですが、一番大切なのは「その人との関係に対し、あなた自身がどう感じているか」です。
理屈抜きで「一緒にいて安心できる」「リラックスできる」と感じているなら、お相手がそれだけあなたのことを大切にしているということに他なりません。
もちろん中には、単なる相性の良さから、特別な工夫や配慮をしなくても一緒にいて居心地がいいと感じるケースもあるでしょう。
しかし、一般的に「この人と一緒にいる時間が心地良い」と感じる場合、お相手がそれだけ自分に配慮してくれていたり、気を配ってくれていたりするものです。
そういう人を手放さないよう、こちらもできるだけお相手を大切にし、お互い心地良くいられるよう工夫したいですね。
次に、遊び重視で結婚を真剣に考えていない人の恋愛の仕方をご紹介します。
セフレというわけではないけれど、肉体的な関係が強い場合は要注意。
お相手はあなたのことを「性的な欲求を解消するのにちょうどいい相手」と思っているかもしれません。
特にセックスを断ると不機嫌になられたり、「性欲は生理的な欲求だから仕方ない」といった屁理屈で性的行為を強要してきたりする人には要注意。
あなたのことを大切にしているわけでなく、自分自身の欲求を満たしたいだけの可能性があるので、関係を見直した方がいいかもしれません。
「金の切れ目が縁の切れ目」ではありませんが、男女間の(男女間に限りませんが)金銭の貸し借りはトラブルに発展しやすく、男女関係に致命的な問題となり得ます。
お相手から金銭を無心されたり、一緒に楽しんだ飲食代金やサービス利用料金を一方的に支払わされたり……。
もしあなたがこれらをされているのであれば、すぐにでも関係を見直した方がいいかもしれません。
金銭など利益を搾取する目的で異性に近づく人は一定数いるので、悪意をもった人間に騙されないよう気をつけましょう。
どちらかにパワーバランスが偏った、一方的な支配関係になっている場合も要注意です。
特にあなたが支配される側、相手が支配する側の場合、その方にはあなたを大切にする意思がない可能性が高いでしょう。
もっと危険なのは、そうした関係にお互いが慣れてしまい、共依存的な関係になってしまっている場合です。
「交際に値する相手ではないと頭ではわかっているけど、好きだから別れられない……。」
という状態に陥ってしまっているなら、感情と現実をしっかりと切り離し、自分自身が幸せになれる現実的な決断を下す必要があるでしょう。
「自分は本当に愛されているのだろうか……?」
「貸したお金、ちゃんと返してくれるかな……?」
あなたがこうした不安を覚えている時点で、その恋愛はあなたのストレスになっているのは間違いありません。
もちろん、人それぞれさまざまな事情がありますから、相思相愛にも関わらず、現実の厳しさに立ち往生してしまうこともあるでしょう。
しかし、具体的な課題や問題を共有したり十分な説明をしてくれたりすることもなく、あなたの不安や疑問を放置したままはNG!
ただあなたの労力や金銭を搾取しているだけのお相手なら、今すぐに関係を改めるのがおすすめです。
行動には、その人の本音や深層心理が表れます。
あなたのことを「好き」と言ったり、情熱的に何度もスキンシップを求めてきたりする熱烈なタイプもいれば、淡泊だけど二人の関係を堅実に考えたがるタイプもいるでしょう。
各々の性格や相性によって恋愛の形はさまざまですが、一つだけ確かなのは「恋愛には理性と本能の両方が必要」であること。
感情という本能的なものを素直に表現できることも大切ですし、お互いの関係性から生じるメリットやデメリット、課題や社会的責任などについて考えるには理性が欠かせません。
理性と感情、両方をバランスよくコントロールするのが、付き合うべきお相手を適切に見極める秘訣であり、あなた自身のための素敵な恋の指標でもあります。
相手の行動をよく観察して真意を読み取り、適切な距離感、適切な関係性を築いてくださいね。
Written by はるお