モテない女子の代名詞として使われる「喪女(もじょ)」。自分には無関係と思っていても、実は周囲から喪女認定されている女性は少なくありません。
この記事では、喪女の具体的な特徴と、脱出するための実践法をわかりやすく解説。より魅力的な女性になるためのヒントにしてください。
モテない女性を指す「喪女(もじょ)」は、2ちゃんねる発祥の言葉です。「モテない女性→モ女→喪女」との言葉遊びが広く浸透し、リアルでも耳にするようになりました。
モテない女性を揶揄するときに使われる言葉で、自虐として使われるケースも少なくありません。
中には、「もしかして、わたしも喪女なのかも……」と、不安を感じている女性もいるのでは?
ここでは、自分自身を客観的に見極めるヒントとして、喪女に共通して見られる主な特徴を紹介します。
喪女と呼ばれる女性は、一般的に、自分の持つ女性としての魅力に自信がありません。
「どうせわたしなんて……」「モテるなんて無理」とのスタンスなので、メイクやファッションもあえてモテ路線を外す傾向があります。
具体的には、外見に無頓着だったり、あるいは極端に個性的で、近寄りがたい雰囲気をかもし出していたりするでしょう。
見かねた周囲からアドバイスを受けても素直に受け入れられず、「あの子、素材はいいのにもったいないな……」「ちょっと変えたらモテるのに」と噂されることも珍しくないのです。
喪女と呼ばれる女性の性格をひとことで表すと、「ネガティブ」です。
自分には魅力がないと確信している・すぐに自虐的な思考をしてしまう・人の好意を信じられず、褒められても「からかわれている」と受け取ってしまうなど。
「みんなに嫌われている」という無意識の思い込みがあるので、表情もどこか暗かったり、オドオドしてしまいがち。
友情であれ恋愛であれ、人からの好意を受け入れられないので、大切な関係をみずから破壊してしまうケースも多く見られます。
自分に自信がない喪女は、人が多く集まったり、評価されたりする場はできる限り避けようとします。
合コンやパーティーのような出会いの場はもちろんのこと、飲み会や打ち上げのような、知っている人が大半の集まりも、積極的に参加しようとはしません。
結果的に人間関係は、本当に信頼できる人との深く狭い付き合いとなりがちです。
「やっぱり、わたしは喪女なのかもしれない……」そう思ったら、いったいどうすればよいのでしょうか。喪女を脱出するための効果的な方法を紹介します。
喪女を脱出するのなら、欠かせないのがネガティブ思考の改善。ありのままの自分を受け入れ、自分の良さを認め、最終的には自分を大好きになることです。
そのために実践したいのが、「デモデモダッテをやめること」と「毎日1つずつ自分の良いところを見つけること」。
「デモデモダッテ」は、「でも」「だって」のことで、ネガティブ思考の引き金になる考え方の癖です。「『でも』『だって』を言わない」と決めることは、思考のクセを大きく変えることにつながります。
合わせて、「困っている人を助けた」「笑顔であいさつができた」など、毎日1つ以上自分の良いところを見つけましょう。
どんなにささいなことでも、自分の良さを積み重ねていくことで自己肯定感が育まれ、自然とポジティブ思考ができるようになるはずです。
喪女を脱出する方法の中でも、もっとも簡単で挑戦しやすいのが、外見を磨くこと。
メイク・ファッション・ヘアスタイルを思い切って変えてみましょう。
どんなに魅力的な内面を持っていたとしても、外見で敬遠されてしまえば中身を知ってもらうことすらできません。
外見を変えると、出会う人や関わる人が変わります。つまり、外見を変えることは、未来を変えるもっとも手っ取り早い手段といっても過言ではありません。
ひそかに「あの子みたいになりたいな」と感じている女性の外見をヒントにすると、効率的&効果的なイメチェンができるのでおすすめです。
「会話が苦手で人との関わりを避けてしまう」そんな悩みを抱えている人は、コミュニケーションの基本を押さえておくと安心です。
・相手の話をしっかりと聞く
・相手に質問をする
・相手が得意(好き)な話題を選ぶ
・笑顔を意識する
人は誰でも自分の話を楽しく聞いてくれる人に好感を抱くもの。これらのポイントを意識することで、自然と好感度の高いコミュニケーションができるようになります。
好感度の高いコミュニケーションができる人の周囲には、自然と周囲に人が集まります。友情や恋愛を楽しむチャンスもどんどん増えていくでしょう。
自己肯定感が低く、自分に自信が持てず、ネガティブ思考で外見も敬遠されがち。そんなイメージで語られがちな喪女ですが、脱出するのは決して難しいことではありません。
人は誰でも、自分だけの輝く魅力を持っています。喪女とそうでない女性とを分けるのは、その魅力に気付いているかどうかの違いだけ。
「喪女を卒業したい」と思ったその瞬間、あなたの変化はすでに始まっているはず。ぜひ新しい自分に出会うための一歩を踏み出してくださいね。
Written by やまだうめ