大好きなはずの恋人への気持ちにふと疑問が浮かび、戸惑った経験はありませんか?
この記事では、好きな気持ちが覚める瞬間のエピソードとともに、関係を終わりにしようとする場合の具体的な心構えも紹介しています。ぜひ参考にしてください。
恋愛感情が冷めていく瞬間は、意外と身近にあるものです。ここでは、「好きな気持ち」が覚めた瞬間のエピソードを4つ紹介します。
あなたの経験にも共通するケースがあるかもしれません。
「彼と付き合い始めて半年。休日はいつも一緒に過ごすほど仲が良かったんです。でも、あの日を境に全てが変わりました。
ある日、彼とランチでカフェを訪れた際、店員さんが間違えて注文とは違う商品を持ってきたんです。そうしたら彼がいきなり怒鳴り出して……。
それまで見たことのない冷たい目つきや相手を見下した態度に、気持ちががスッと覚めていくのを感じました(25歳/女性/医療)」
店員のような、一般的に逆らえない立場の人への態度は、ある意味その人の本質です。
長く一緒にいる中で恋愛感情が薄れたとき、同じような態度を取られないとも限りません。
好きな気持ちが覚めてしまうのも自然なことといえそうです。
「自分には小学生の頃からの親友がいます。お互いに恋人ができても定期的に会ったり連絡を取ったりする、かけがえのない存在です。
でも、過去の恋人の中には、そんな親友の存在を快く思わない人もいて……。
自分から好きになって必死でアプローチして付き合えた彼女だったんですけど、『社会人になってもベッタリな男同士なんて気持ち悪い』って。
親友のことを悪く言われたと思った瞬間、自分でもびっくりするくらい好きな気持ちが消えてなくなりました(32歳/男性/エンジニア)」
自分にとってかけがえのない存在を否定する人とは一緒にいられない。それはとても自然な感情です。
たとえ恋人とはいえ、踏み込んではいけない領域があるはず。
せめて、「わたしとももっと一緒にいてほしいな」と、自分の感情を軸にお願いをできたなら、相手に与える印象は大きく変わっていたでしょう。
「3年付き合った彼女とは、特に大きなケンカもない穏やかな関係で、いずれは結婚をと思っていました。
でも、会社の後輩に告白されたとき、自分の中に『彼女じゃなきゃダメ』という気持ちがないことに気づいてしまったんです。
他にも選択肢があるんだと思ったら、彼女との関係にはっきりと終わりが見えてしまいました(28歳/男性/営業)」
長期の恋人関係は、慣れや惰性で続いていることもあります。新しい出会いが、自分の本当の気持ちに気づかせてくれることもあるのです。
「合コンで出会った彼。出会いから付き合い始めにかけては、わたしをお姫様のように扱ってくれる優しい人でした。
でも、交際を始めてしばらく経つと、『おまえ』とか『おい』と呼ばれるようになり、『本当に何もできないんだね』『こんなことも知らないでよく社会人できてるね』と人格否定も始まりました。
そのうち、わたしが彼の理想どおりに振る舞わないと、あからさまにため息をつくようになって……。
あるとき、ふと『もういいや』と思ったら、憑き物が落ちたみたいに全部吹っ切れました!笑(30歳/女性/介護)」
相手がすっかり懐に入ったと思うまでは、本性を徹底的に隠して逃げられなくするのがモラハラの常套手段。
深みにハマってしまう前に、気持ちにケリをつけるのがおすすめです。
好きな気持ちが覚め、どうしても関係を続けられないと感じたら、別れを選択するのもひとつの方法です。
ここでは、別れにあたっての心構えを紹介します。
恋人からの別れの宣告は、多くの人にとって青天の霹靂です。
相手に与えるショックを少しでも軽くするために、徐々に心の準備ができるように促しましょう。
具体的な方法としては、連絡の頻度を少しずつ下げたり、愛情表現を控えめにしたりがおすすめ。
ただし、これを長引かせすぎた場合、相手を不必要に苦しめることになるので注意が必要です。
別れを切り出す前に、自分の気持ちをしっかり整理しておきましょう。
なぜ別れたいのか、どうしてもやり直せない理由は何か。これらを明確にしておくことで、相手にも誠実に伝えられます。
このステップは、自分自身の覚悟を決めるためにも必要不可欠。
迷いがあると、相手の気持ちに流されて中途半端な関係が続いてしまう可能性があります。
好きな気持ちが覚めたのを感じたとき、自分の感情の変化が受け入れられず、自己嫌悪に陥ってしまう人も珍しくありません。
とはいえ、恋の終わりは新たな始まりでもあります。幸せな未来をつかむには、何より自分の気持ちに正直になることが大切。
人生の新たなステージに期待して、新たな一歩を踏み出しましょう。きっと、よりあなたらしく輝ける未来が待っているはずですよ。
Written by やまだうめ