なんか惜しい…「イケメンなのにおじさん」と感じる男性特徴5つ

ある程度の年齢に差し掛かると、子どもや若い方などから「おじさん」と呼ばれて内心ショックを受けたことがある男性は多いのではないでしょうか。

筆者も近所の子どもに人生で初めて「おじさん」と呼ばれた時は、若干の抵抗感を覚えました。

人間、歳をとるのは仕方ないにしても、心はできるだけ若くいたいですよね。

さて、今回紹介するのは「イケメンなのにおじさんと言われる男性の5つの特徴」です。

おじさんの特徴を理解して脱・おじさんを図り、イケおじを目指しましょう!

イケメンなのにおじさんな男性の5つの特徴

イケメンなのに、なぜか周りから「おじさん」と呼ばれてしまう人には、いくつかの共通点があります。それらの共通点を明確にすれば、脱・おじさんに必要なものが見えてきます。

それではさっそく、イケメンなのにおじさんな男性の5つの特徴を紹介します。

ユーモアの感覚が古い

ユーモアの感覚が古い

イケメンなのにおじさんと言われる男性の特徴として最初に挙げられるのが、ユーモアの感覚の古さです。

ユーモア、面白さの感覚やトレンドは、時代ごとに変化するものです。

しかしおじさんの中には、自分の若い頃に流行っていたユーモアや面白さに固執してしまい、なかなか現代の感覚に順応できない人も。

いくらイケメンでも、お笑い感覚が前時代的だと「あぁ、やっぱりおじさんなんだな」と思われがちです。

ユーモアの感覚をブラッシュアップするのに最適なのが、流行りのSNSなどで人気のお笑い系インフルエンサーが配信している動画をチェックすること。

あるいは地上波で放送されている最新のお笑い番組で、人気のある若手お笑い芸人などをチェックすることです。

ちなみに筆者は、若者のウケを狙おうとするのをずいぶんと昔にやめました。理由は「若者視点からすると、ウケを狙おうとする姿勢がそもそもおじさんっぽいから」です。

笑いのトレンドを知識として知っておくことは大切ですが、その知識を使って身近な若者にウケようとする必要はなさそうです。

ファッション感覚が古い

ファッション感覚が現代的でないのも、おじさんの特徴の一つです。

いくらイケメンでも、髪型や洋服のトレンドがずれているとガッカリされがち。

かといって、若者の間ではやっているファッションを取り入れても、今度は「子どもっぽい」という残酷な評価で切り捨てられがちなのも現実です。

おじさんに求められるのは「若かりし頃のトレンドに執着せず、かといって現代のトレンドにも安易に飛びつかず、今の自分に似合う等身大のファッション感覚を養う」こと。

服に着られてもいいのは20代まで。

30~40代は今の自分に似合う服を上手に着こなしたいものです。

美意識が低い

美意識が低い

飲食店のおしぼりで顔を拭いたり、ビール腹でおなかがポコッと出ていたり、体臭がきつかったり……。

加齢とともに体型が崩れたり、体臭が気になりやすくなったりするのは仕方のないこと。でも、心身を若々しく保つことを諦めてしまうと、その意識がおしぼりで顔を拭いたり、豪快にくしゃみをしたり、鼻毛を抜いたりなど無意識の所作に表れるものです。

加齢を悪い意味で諦めて受け入れてしまうと、人は心だけでなく体や行動も「おじさん化」してしまいます。

心身を若々しく保つために運動をしたり、筋トレしたり、あるいは食事や睡眠の質を上げるなどして生活習慣の改善を心掛けたり、無理のない範囲で工夫することが大切です。

筆者は毎日の習慣として、朝はプールで40分ほど泳ぎ、夕方に仕事を終えるとジムで40分ほど筋トレをします。

実際に体型の維持や身体機能の向上といった効果はありますが、もっと大切なのは「そういう努力をしている自分が好き」であることだと感じます。

好きな自分でいられれば、髪型や洋服にもこだわりたくなりますし、所作など行動にも気を付けるようになります。

脱・おじさんを目指すなら、まずは行動を変え、習慣を変えるのが効果的です。

ジェンダー観が古い

いわゆる亭主関白に代表されるような、「男性が主役の社会」に生まれ育った世代はまだまだ多いと思います。

現代はジェンダー観が刷新され、男女の社会的評価や立場がようやく公平に近づいてきました。

しかし、世代を問わずに古いジェンダー観を持つ男性はいまだにかなり多い印象です。

いくらイケメンでも女性をぞんざいに扱ったり、男性というだけで偉そうに振る舞ったりする人が、「古い感覚の人なんだな」と周りから思われるのは当然ですよね。

男女平等を言葉だけでなく行動で示せば、女性はもちろん若者からも信頼が得られるはず。そんなあなたをおじさん呼ばわりする人はきっといなくなるでしょう。

人権意識が古い

人権意識が古い

一昔前はあらゆる職場において「パワハラ」「セクハラ」が当たり前でした。上司は部下をいびり、時には暴力を振るうことも珍しくなかったのです。

そうした時代に生きてくると「それが当たり前」と思い込んでしまいがちに。

コンプライアンスが厳しい現代におけるハラスメント行為は、まさに時代についていけていないおじさんの典型例。周りからは「時代錯誤な古い人」と思われてしまいます。

自分が生きてきた過去の時代の常識を捨て、現代に沿う形に人権意識をアップデートしましょう。

固定観念を捨ててイケおじを目指そう!

ここまでお読みになり、おじさんの特徴は「総合的に感覚が古い人」であることに聡明な方は既にお気づきではないでしょうか。

おじさんが過去の「古きよき時代」に執着するのには、実は人間の心理が深く関連しています。

人間はそもそも「新しいことを学びたがらない生き物」なのです。

専門的な言葉ではこれを「メンタルブロック」といいます。成功体験がない未知なる経験に対する心理的な拒否感を表します。

新しいものを吸収するのを面倒くさがり、自分が体感してきたものに固執するのは、より安全性の高い選択肢を求めがちな人間の性質なのです。

裏を返せば、固定観念に囚われず常に新しいことに挑戦し続け、貪欲に学び続ければ、自然と脱・おじさんできるということでもあります。

おじさんと呼ばれがちな年齢になると、イケメンかどうかで評価される機会が激減し、人間性や経験値で評価されることが多くなるものです。

つまり、イケメンでなくてもイケおじを目指せる可能性はいくらでもあるということ。

何歳になっても教養を深め、心身ともに若々しくいたいですね。

Written by はるお

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