普段の何気ない行動から、上品に見られる人もいれば、育ちが悪そうだと捉えられてしまう人もいます。一体どんな言動に違いが表れているのでしょうか?
今回は、育ちの悪さが出やすいポイントを紹介します。気品を感じさせたい人のために、育ちが良い人に見せるコツも解説してみました。
最も育ちの悪さが出やすいと言われているのが食事のマナーです。気楽に食事を楽しみたいところですが、マナーや常識を理解できていないと、同席している人を不快な気持ちにさせてしまう危険性があります。
たとえば、口の中に食べ物が入ったまま大口で話していたり、音をたてながら咀嚼していたりすると、見ている方は食欲さえ失せてしまう可能性も……。
また、肘をついている、正しい箸の持ち方ができていないなどの細かい動作も意外と見られているので注意しましょう。
学生時代に使っていた若者言葉を大人になってからも使い続けていませんか?
「やばい」「だるい」など、乱暴なスラングを多用しすぎていると、周囲からガサツで育ちが悪いと思われやすくなります。
年齢を重ねれば重ねるほど、丁寧な言葉遣いや正しい敬語を使えるかどうかが重要に。
また、初対面の人になれなれしくタメ口で話すような図々しい言動も品のない印象を与えてしまいますよ。
育ちの悪さが出やすいポイントとして、日頃の何気ない動作も挙げられます。
足音が大きい、物の扱いが雑など、無意識にやってしまっている行動から品のなさが漂ってしまうのです。
他にも、整理整頓ができずバッグやデスクの上がいつも汚い、食べ物をよくこぼすなどもガサツな行動として見られやすいです。
平気でポイ捨てをしたり、道端でつばを吐いたりなど、最低限のルールさえ守れない人も育ちが悪いと思われやすいです。
一般的に当たり前と言われる常識や、誰しもがダメだとわかっているルールを守れない人は、子どもの頃に教えてもらえなかったのではないかと周囲に見られてしまいます。
冠婚葬祭やお呼ばれシーンなどTPOを重視する必要があるシーンでの服装選びは、誰しも失敗しやすいので要注意です。
空気を読めるかどうかも育ちの悪さが出てしまう大きなポイントになります。
静かなお店で大きな声で話し始める、場所をわきまえず怒鳴ったり、泣きわめいたりするなど、自制心の働いていない姿は、大人になればなるほど周りに哀れな目を向けられます。
品のある人は、どんなときでも周りに気を配り、自分がどんな行動を取るべきなのか考えているものです。
育ちが悪いと思われやすい人は、せっかちな性格であることが多いです。常に何かに追われているかのように焦っているため、物の扱いが雑になったり、ドカドカと足音が大きくなったりするのです。
育ちの良い人に見られたいなら、まずは落ち着いて行動することを心がけましょう。トラブルがあっても一呼吸おいて対応するだけでも心に余裕が生まれます。
一つ一つの所作を丁寧にすることを心がけるだけで、自然に品の良さが出てきます。
背筋がピンと伸びた美しい姿勢は、どんなファッションやメイクよりも容姿を美しく魅せる効果があります。
正しい姿勢を心がけていれば、それだけで育ちが良く見えますし、自信のある凛とした印象を持たれやすくなります。
姿勢を心がけていれば、体型管理や健康にもいい影響を及ぼしてくれるため一石二鳥です!
知識や教養のない人は、年齢とともにマイナスなイメージを持たれやすくなります。マナーや常識も若い頃とは異なり、「知らなかった」では済まないシーンも増えてくるでしょう。
そのため、日頃からさまざまなことに興味を持ち、学んでいく必要があります。
一般常識はもちろんのこと、今何が起きているのか時事情報もしっかりと押さえておくと、知的で育ちが良い人に見られやすくなります。
元々声量がある人だと、無意識に声が大きくなって注意されてしまった経験があるのではないでしょうか?
盛り上がるとつい声は大きくなってしまうため、育ちが良い人に見られたいなら、常に頭の片隅でボリューム感を気にしておくことが大切です。
特に笑い声は響きやすいので、口元を手で抑えるなど予防策も考えておきましょう。
育ちの悪さが出やすいポイントを紹介しましたが、何か自分に思い当たるものは見つかりましたか? 該当する点が多かったという方は、日頃の行動で意識するだけですぐに改善できます。
育ちが良く見えると、ビジネスシーンだけでなくママ友の交流や義両親との関係にもいい影響を及ぼします。
ぜひ、マナーを身に付けて育ちが良い人の仲間入りをしましょう♡
Written by sumire