職場内や飲み会の雰囲気を一気に凍り付かせてしまう、空気の読めない人。いつも悪気はなさそうなのに、なぜか場にそぐわない言動で周囲に気を遣わせてしまいます。
今回は、そんな空気が読めない人が引き起こしたあるある事件をご紹介。なぜ空気が読めないのか原因についても迫ってみました。
「昔、指導していた後輩が定時を過ぎて帰ろうとした瞬間に仕事の質問をしてくるタイプでした」(女性/30代/会社員)
「この間お昼に行こうとデスクを立った瞬間、急ぎの仕事を営業さんに渡されて腹が立ちました」(女性/20代/会社員)
空気が読めない人は、自分のペースで行動するので相手のタイミングなんてお構いなし。それに振り回される周囲の残業の原因になってしまうあるあるです。
「合コンにダメージジーンズにTシャツというラフな服装で来た女友達。みんなきれいめのファッションをしていたので浮いてました」(女性/20代/会社員)
「ドレスコードがあることを知らず、普段着で行ったらみんな着飾っていた。その日はどうしても気後れして一次会で帰りました」(女性/20代/医療関係)
TPOに合わない服装で失敗した経験は誰しも一度はあるはず。ただし空気が読めない人はそれでも平気でその場にいられるかも……。
「フラれて落ち込んでいる友達を慰めていると、『でも○○の元カレ、昨日別の女の子と歩いてたよ』と半笑いでもう一人の友達が言い出した時は、本当に焦りました」(女性/30代/フリーター)
「仕事でミスをして怒られたあと、他の同僚から『よくミスするよな。どんまい。』と一言。気にしているので言わないでほしかったです」(女性/20代/会社員)
空気の読めない人は、絶対に言ってはいけない追い打ちを平気で繰り出します。見ているこちらがひやひやしますね。
「悩みを相談しているとき、夫がスマホ片手に適当な相づちをしてきてよく喧嘩になります。聞いているふりくらいはしてほしい!」(女性/20代/フリーランス)
「久々に会った友達が、興味のない話になった途端相づちが『うん』だけに。わかりやすすぎて空気を読んで欲しいと思いました」(女性/20代/会社員)
興味がないことが全面に出てしまう空気の読めない人あるある。スマホ片手に話を聞かれれば、話す気も失せてしまいます。
「会社の三次会でカラオケに行ったとき、直属の先輩がたくさん上司がいる中で歌い上げる系のバラードを熱唱していました。勇者過ぎて逆に尊敬します」(男性/20代/会社員)
「推し活の友達3人でカラオケに行ったとき、推しの歌縛りをしようと大盛り上がりに。その空気の中、『私はコレが歌いたい』と全然関係ない歌を入れていた友達に若干引きました」(女性/30代/会社員)
実はカラオケは空気が読めるかどうかが明白になってしまう瞬間が多いです。みんなが知っていて盛り上がる曲をいくつか用意しておくのが◎
空気が読めない人の大きな原因は、視野が狭いことです。全ての物事を自分中心で考えているため、周りが見えておらず平気で場にそぐわない言動をします。
また、自分の考えが正論だと思い込んでいるところも特徴の一つ。多様な価値観を受け入れられないので、相手の気持ちを察することができず傷つけてしまうこともあります。
プライドが高い人も空気が読めないことが多いです。優位に立ちたい気持ちが強いあまり、相手を傷つけたり、その場の空気とは全く異なる発言で困らせたりします。
注目されたいがために、自分語りもかなり大好きです。気が付けば他人の話題をかっさらってしまうので、周りは常にうんざりする羽目に……。
「自分が良ければそれでいい」という考えから、空気が読めない行動をしてしまう人もいます。相手の立場に立って物事を捉えられず、つい周囲を振り回したり、突拍子もない言動で困らせたりするのです。
自分の思い通りにいかなければ、文句や愚痴が増えてしまうのも空気が読めない人あるある。機嫌の悪さで周囲に気を遣わせます。
空気が読めない人は、他人から受ける評価や印象にあまり興味がありません。
多くの人が気にする「こうしたら相手にどう思われるだろう」「どうすれば好印象を持ってもらえるのか?」という思考を持ち合わせていないため、“人のために自分を抑える”ということをしません。
マイペースで、相手が誰であっても態度を変えないので、ある意味素直な一面も。誰彼構わず周りがヒヤッとするような発言をしてしまうのが玉に瑕です。
空気が読めない人は、基本的に周囲をあまり見ておらず、自分中心の考えを持っています。
相手によって自分をブレさせることのないゴーイングマイウェイな姿勢は、ときに周囲を振り回してしまうことも。
もし自分に当てはまる特徴が多いと感じた方は、ぜひ相手の立場に立って物事を捉える習慣を身に付けましょう。周囲に配慮できるようになれば、その場の空気を凍り付かせることもきっとグッと減るはずです!
Written by sumire