「あの合コンはドン引きだった……」そんなエピソードの一つや二つ、女性なら誰しも持っているのでは?
今回は、中でも特に多く見られるエピソードに注目し、その内容を詳しくご紹介します。同じ経験をしたときのための予備知識として、また、お金や時間をムダにすることなく合コンを楽しむためのヒントとして、ぜひ読み進めてみてくださいね。
気軽な出会いの場として人気の合コン。参加のハードルが低いからこそ、思いがけないドン引きエピソードが生まれがちでもあります。
ここでは、女性が遭遇した合コンのドン引きエピソードを紹介します。共感できるエピソードがあるかもしれません。
『地元の有名企業に勤める男性グループとの合コン。高スペックの男性が多いと聞いてワクワクしながら参加したのですが、いざ会がスタートしたら女性はなぜかコンパニオン扱い。「○○ちゃん、向こうのお酒なくなりそうなんだけど」「こっちお酌してよ。気が利かないって思われるよ?」「もっとニコニコしててくれないと楽しめないな」当然、連絡先を聞かれても断固拒否して帰ってきました。ありえない。(20代後半/営業事務)』
出会いの場のつもりで足を運んだ合コンで、コンパニオンのような役割を当然のように求められたとしたら、ドン引きするのも無理はありません。
「女性は男性をもてなして当然」という価値観の男性たちだと分かった=早めに見切りをつけられた点についてはラッキーだったかもしれませんね。
『ドン引きの合コンといえば、思い出すのは内輪ネタの男性たちのこと。高校の同級生っていう男性グループだったんだけど、合コン中、女子そっちのけで昔の内輪ネタで大盛り上がり。完全に男女で分かれちゃって、ただの相席だった。何しに来てたんだろう(30代前半/介護)』
昔の友達に再会し、当時の話題で盛り上がるのは自然なことで、それ事態は悪いことではありません。
しかしそれが合コンの場となると話しは別。合コンでコミュニケーションをとるべきは、やはり異性です。
というと、「たとえ内輪ネタでも、女性が参加できるように気を付けていれば問題ない」と考える男性もいますが、それが男性であれ女性であれ、内輪ネタを異性が楽しめるトークにまで昇華するのは並大抵のことではありません。
男性との出会いを楽しみに参加した合コンで、男性の内輪ネタをひたすら聞かされたとしたら、思わず「よそでやってくれ」と感じてしまう女性が大半ではないでしょうか。
『今思い出しても腹立たしいのが、上から目線で参加者の女性を一人ひとり品定めしてきた男性たち。わたしは「顔は合格点。だけど性格がキツくて癒されなさそう」だって。合コンであれほどドン引きしたことはない。こっちから願い下げです。(30代前半/自営業)』
異性との出会いの場である合コンは、すなわちお互いを品定めする場でもあります。
とはいえ、それはあくまでもそれぞれの心の中で行われるべきこと。本人を前にして、同性同士であれこれ採点するようなマネは、侮辱以外の何物でもありません。
「この人たちはない」と、そうそうに見限って席を立つのが正解といえるでしょう。
『コース料理・飲み放題と聞いて参加した合コン。会話が盛り上がる中、いつの間にか男性陣が飲み放題に入っていないお酒をガンガン飲んでいたようで。驚くことに、その分の料金も含めて全員で割り勘した金額を請求されたんです。事前に聞いていた会費を大幅にオーバーしていて本当にドン引きでした。あのときは面倒で払っちゃったけど、キッパリ「払いません」て言えばよかったな(40代前半/販売)』
人によって受け止め方に大きな違いが出るのが、お金の問題です。
この女性のように「まったく飲んでいないもののお金を払わされるのはおかしい」と感じる人がいる一方で、「合コンの会費として考えれば、トータルの金額を全員で割り勘するのが当然」と感じる人もいるからです。
しかし、挙げられたエピソードのケースでは、コース料理と飲み放題と事前に聞かされていたとのこと。会費もあらかじめ分かっていたと考えられるので、勝手にオーダーされたドリンク代(自分は飲んでいない)をあたりまえのように支払わされれば不快になるのも無理はないといえるでしょう。
せっかく参加した合コンがドン引きで終わってしまったときの疲労感は決して小さいものではありません。
相手の男性への不満や怒りはもちろんのこと、そんな合コンに参加してしまったことへの自己嫌悪や、お金や時間をムダにしてしまった感覚に苛まれてしまうこともあるでしょう。
そんな事態を防ぐために大切なのが、事前のリサーチと対策です。
相手の男性グループと過去に合コンをしたことがある女性が身近にいれば、事前に感想を聞いておきましょう。価値観が合わないと感じたら、その時点で参加を取りやめるのも一つの方法です。
このステップは、自分に合う男性と効率的に出会うための方法でもあります。
ぜひ心から「楽しい」と感じられる合コンですてきな出会いをつかみ取ってくださいね。
Written by やまだうめ