お金の支払いの場面や普段のちょっとした会話の中で、「この人、ケチだな」と感じることはありませんか? 特に、忘年会シーズンや歓送迎会などの時期には、ケチな人の言動が際立つ場面が多くなりがちです。
また、「この人はケチだな」と分かったとしても、どのようにトラブルを回避したらいいのか、ふさわしい対処法はあるのかも気になるところ。
この記事では、ケチだなと思う人の特徴やケチな人との上手な付き合い方について解説します。
それでは早速、この人ケチだなと思われる言動をピックアップしてみましょう。
どのような場面でも、すぐに「もったいない」という言葉が出る人は、ケチだと思われてしまいがち。このようなタイプの人は、“無料”や“サービス”というものに敏感で、「タダだから」という発言も目立ちます。
また、どんなに喉が渇いても自動販売機ではなく、薬局などに設置してあるウォーターサーバーしか利用しないという人もいます。
損得勘定で物事を考える人は、お金を使わなければいけない場面がやってきた時に、そのお金を使うことで自分にどのようなメリット・デメリットがあるかを瞬時にイメージします。つまり、得になればやるし、損になればやらないという判断をしがちなのです。
損得勘定で判断しているということが周りに知られたならば、ケチな人だと認定されてしまうでしょう。
複数人で食事や飲みに行った際に、1円単位で割り勘にしようとする人がいますよね。このような人がいると、その場がしらけてしまいますし、性別問わずケチだなと思われる代表的な行動と言えます。
会社員として勤めていると、年末に忘年会があったり、春には歓送迎会などの飲み会が開かれたりします。このような時に、参加費がもったいないからといつも参加しない人を見ると、あの人ケチだなと感じる人が多いようです。
誰かにプレゼントしたものなどは、どんなに正当な理由があったとしても「返してくれ」とは恥ずかしくて言えないものですよね。
しかし、ケチな人は物をあげた相手との関係が悪くなったり、自分の懐具合が厳しくなったりすると、平気で返せと伝えてくる場合があります。
また、なかには人にあげたものを細かくリスト化して保存し、請求書として渡してくるケースも。ここまで来たら、ケチというより常識がない人と捉えられるでしょう。
職場や生活圏内にケチな人は意外といるものですが、このような人はお金に対して非常に敏感なので、付き合い方を間違えるとトラブルの原因になってしまいます。
ここではトラブルに巻き込まれないように、ケチな人との上手な付き合い方をお伝えします。
たとえば、「一緒に外食をした時には必ず割り勘にする」「予算は○○円」というように、最初にお金についてルールを決めておきましょう。
お互いが気持ちよく過ごすためにも、ルールに従ってお金を払うようにすればトラブルを回避することができます。
ケチな人は、普段から極力お金を使わないように細心の注意を払って生活しています。そのため、必ずお金がかかるような場所に誘うとトラブルの原因になりやすいので、ケチな人を誘う場合は無料で楽しめるものにしましょう。
たとえば、無料開放している施設に行く、無料の試食会に行くなど、お金をかけないで楽しめる場所ならばお互いにストレスなく過ごせるでしょう。
職場の付き合いなどでは、どうしてもケチな人と一緒にお金を支払う場面に遭遇するケースもありますよね。
このようなときは、自分が少し多く負担しても仕方ないくらいの気持ちでいたほうが、後々面倒なトラブルを避けることが出来ます。
ケチな人は、自分でお金を出すのは嫌いですが、人にお金を出させることに対しては遠慮しません。相手がお金を持っていることが分かると、奢ってもらおうとしてきたり、割り勘の際にあなたが多く払うようにし向けたりするので要注意です。
もし、ケチな人にいくら持っているかを聞かれても、最低限の金額しか言わないようにしましょう。また、場合によっては「今は持ち合わせがない」とはっきり伝えることも重要です。
今回は、ケチな人の言動やケチな人との上手な付き合い方をいくつか紹介しました。
きっとあなたの周りにも一人や二人ケチな人がいることでしょう。このような人とは適度な距離感を保って付き合わないと、お金に関するトラブルに巻き込まれる可能性があるので注意が必要です。
身近にケチな人がいる場合は、ぜひ今回の記事を活用してみてくださいね。
Written by 久木田(くきた)みすづ