真面目で人を気遣うことができる「いい子ちゃん」。一見褒め言葉のようにも聞こえますが、なぜか人に嫌われてしまうというタイプも多いです。
今回は、嫌われてしまういい子ちゃんの特徴を紹介。「もういい子ちゃんは卒業したい!」という方に向けて、卒業する方法もまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
友達や職場の上司に良く見られようと努力するいい子ちゃん。空気を読みすぎるあまり、周りの意見や行動に流されてどっちつかずな行動を取ることがよくあります。
自分の意志を持たない行動に、周りは本心を読み取ることができず不信感を抱くように。気付くとみんなに嫌われ距離を取られてしまいます。
同性の友達には、共感してほしくて相談することもあるでしょう。しかし、いい子ちゃんは真面目過ぎるあまり、正論でアドバイスして嫌われることがあります。
正論はいつも正しいとは限りません。“正義”を振りかざすことは、ときに人を傷つけるもの。むやみに正論で相手を否定するのは禁物です。
同性に嫌われる一番の特徴が「八方美人」。全ての人に親切でいようとするいい子ちゃんは、無意識に人によって態度を変えています。同性はしっかり見抜いているので陰口を叩かれてしまうのです。
特に女性の場合、異性の前で態度が変わる人に敵意を持ちやすいです。ぶりっ子認定されると、一気に距離を取られるようになります。
いい子ちゃんタイプは、自分に厳しくどんなことにも“完璧”を追い求める人が多いです。そのため、関係性が深くなると「一緒にいると窮屈」「自分はだらしないと思われているかもしれない」と敬遠されがちに。
自分だけでなく他人にも完璧を求める人は、間違いなく嫌われるので要注意! 恋愛でも仕事でも厄介な人扱いされてしまいます。
恋愛でも相手に嫌われたくない気持ちが人一倍強いいい子ちゃん。「これを言ったら機嫌を損ねるのでは?」と気を遣いすぎてしまう傾向があります。
機嫌ばかり窺われると、パートナー側だって「もっと素を出してほしい」「いい子だけど疲れる」と思うはず。なかには都合のいい相手として扱ってくることもあるでしょう。
相手が思い描く理想の人でありたいいい子ちゃんは、求められたことに応えるのは得意。一方で、自分の意見を上手く伝えられずいつも受け身姿勢であることが多いです。
デートに行きたい場所や食べたいものを聞いても、「何でもいいよ!」と毎回言われればパートナーは疲れます。「たまには自分で考えて行動してよ」と嫌われることもあるでしょう。
いい子ちゃんは、ネガティブな気持ちを受け入れることから始めましょう。悪口や不満は、たまには吐き出すことだって大切。まずは、大切だと思っている友達や恋人に本音をぶつけてみるのはいかがでしょうか?
友達なら、抱えている悩みや不満を思いのままに相談すると「〇〇ちゃんもそんな風に思ってたんだ!」なんて本音に共感してくれるかもしれません。
また、恋人なら「女友達と二人で遊びに行くのはやきもち妬いちゃう」「あそこにデートへ行きたい」など、可愛くわがままや素直な気持ちを伝えてみましょう。自分を大事にしてくれる相手なら、きっと喜んでくれるはずです。
完璧主義ないい子ちゃんタイプは、「こうあるべき」という固定概念を捨てましょう。清廉潔白な人間なんていませんし、ときには弱くてずるい姿を見せても、友達や恋人は受け入れてくれるものです。
「相手がどう思うか」と気遣う気持ちはもちろん大切ですが、自分の意志を貫くことだって重要。「自分がどうしたいか」を優先的に考えることを癖付けてみましょう。
自己肯定感が低く、相手に合わせなければ嫌われてしまうと思っていませんか? いい子ちゃんを卒業したいなら、自分を好きになって大切にすることがマストです。
「どうせ私なんか」という思いが強い人ほど、嫌われたくない気持ちが先走り、相手に合わせ過ぎて疲れさせてしまうのです。
仕事や趣味、自分磨きでもなんでもいいので、一つ人には負けないものを作ってみましょう。何か特技ができると、一気に自己肯定感が上がり、譲れない自分軸を身に付けることができます。
今回は、いい子ちゃんなのに嫌われる人の特徴を紹介しましたが、自分に当てはまるものはいくつ見つかりましたか?
嫌われるいい子ちゃんは、自分を良く見せたい思いが強すぎて、相手に伝わってしまうことが多いよう。出会った全ての人に好かれることはまずできないと割り切り、自分の素直な気持ちを愛せるようになりましょう。
自分を大切にしている人は、周囲からも大切にされ愛されるようになりますよ!
Written by sumire