付き合っている彼がなかなか心を開いてくれないとしたら、淋しい気持ちになりますよね。何か抱えているものがありそうなのに、心を開くのを拒んでいるように見えるなら、その彼は回避依存症なのかもしれません。
今回は回避依存症とは何なのか、回避依存症の彼が心を開くにはどうしたらいいのか解説します。
回避依存症とは、深い人間関係を築くのを避ける人のことをいいます。
いわゆる人見知りの場合は、初対面の人に対して苦手意識を持ち、コミュニケーションを取るのを難しく感じるものですが、一度知り合いになると、相手に対して心を開くことができます。
しかし、回避依存症の場合は、友人や恋人に対してもいわば心を閉ざした状態で、親しい関係になることを避けるという特徴があります。
その為、親しくなってきたと思ったら、急に素っ気ない態度になったり、距離を置かれたりするので、相手としては「何か嫌がられることをやったかな?」と悩んでしまうこともしばしば。
彼氏が回避依存症だと、急に冷たい反応になることもある為、「わたし、もう飽きられてしまったのかな?」「他に気になる人ができたのかも……」と彼女としては気を揉むことになります。
そのような態度から、回避依存症の人は他の人を傷つけることもありますが、実際には自分が傷つくことを極端に恐れています。
人との深い関係を築くのを避けることで、他者との関係で傷つくことから、いわば自分を守っているのです。
彼が回避依存症なのかどうか疑わしいという人は、次に挙げる点に当てはまる点があるかチェックしてみましょう。
もしも当てはまる点が多いようなら、回避依存症と考えられます。
・距離が縮まったと思ったら、急に素っ気なくなる
・彼の気持ちを知ろうとしても、心を開くのを嫌がる
・これといった理由もなく、しばらく連絡が取れないことがある
・付き合ってしばらくなるのに、自宅には入れようとしてくれない
・しょっちゅう浮気する
・付き合い始めてから、二人で会う回数が減った
回避依存症だと、恋人とも深い関係を築くのを恐れる為、付き合い始めてからデートの回数が減ってしまったり、ある日急に素っ気なくなったり、ということがあります。
また、頻繁に連絡したり、自宅に招いたりして、彼女との距離がどんどん縮まってくるのも嫌がります。
彼女ができたことへの嬉しさはあるのですが、その一方で彼女を失うことへの怖さもあるので、自分を守る為に浮気を重ねる男性も。
自分が振られるよりも、相手を振る方が良いと考えて、彼女と少しでもギクシャクし出したら、別れを切り出す男性も少なくありません。
回避依存症の男性は、深い関係を築くことによって傷つけられることを恐れて、相手との距離を保ちたいと考えます。
なのでそんな彼が心を開くには、彼が恐れるようなことは起きないという安心感を与えることが大切です。
例えば、他の男性と親しくしたり、他の男性のことを話題にしたりすると、彼は不安になってあなたに心を開くことはないでしょう。
彼に安心感を与えるには、彼のことを好きという素直な気持ちを言動で示すようにしなければなりません。
彼から連絡が急に途絶えることがあるかもしれませんが、彼からの電話・メールを無視してやり返すということはしないようにしてください。
とはいえ、甘やかし過ぎるのも禁物。彼が何をやっても許すような女性になってしまうと、彼のワガママがエスカレートして、やりたい放題になってしまいます。嫌なことは嫌とハッキリと言うことも大切です。
彼との対等な関係は保ちつつも、彼があなたに不信感を持つことに繋がるような言動を避けること、これが彼が心を開くには欠かせません。
Written by Marie