昔から言い伝えられてきたことわざは、短い句の中に知識や教訓、風刺を含んでいます。恋愛にまつわることわざも多く、心に染み入るようなことわざもたくさんあります。
今回は、恋に疲れたあなたを前向きにしてくれるような素敵なことわざをいくつかご紹介します。
恋人同士とはいえ、元々は考え方や価値観の違う者同士が何かのきっかけで相手を好きになり合わさったのです。異なるもの同士を合わせて作ったものはいつかまた離れる、というのがこのことわざの意味。
恋愛を長続きさせる為には、「好き」という感情だけではなく、相手を許すことや忍耐が必要なのかもしれませんね。
これはポルトガルのことわざですが、月は満ち欠けを繰り返し毎日その姿を変えています。恋愛も同じで、恋が始まった瞬間が満月だとすれば、年月と共にその形を変えていきます。
新月を迎え愛の形が見えなくなってしまった時、別れが訪れることになるのかもしれません。しかし、別れは次の出会いへの第一歩でもありますから、辛い時期を乗り越えれば必ず光は見えてくるものです。
一度別れたカップルが復縁するという話は珍しくありません。このことわざはそんな男女の関係を表わしたものです。つまり一度結ばれたカップルは、たとえ別れたとしても、些細なきっかけでまた恋愛関係に戻りやすいということです。
「どうしても元カレと復縁したい」と考えている人にとっては、救いのようなことわざですね。ただ、復縁してもよくない結果になることもありますから、復縁の望みがあるとしてもまずは自分の気持ちを整理する必要がありそうです。
今現在、恋愛が思う通りにいかず悩んでいる人もいるかもしれませんね。しかし、悪いことが続いているように見えても、人生にはいい時期も必ずあるものです。
恋愛に関しても同様に、上手くいくこともあれば失敗することもあるものです。たとえつまづいたとしてもあまりクヨクヨせず、いずれ前向きに生きていればツキが回ってくるでしょう。
「恋愛が長続きしない」という人は、このことわざから学ぶことがあるかもしれません。燃え上がるような激しい愛は長続きせず、逆に少し気持ちを抑えて控えめに愛する方が長く恋愛が続くという意味のことわざです。
恋愛が長続きしない人や「恋愛すると疲れてしまう」という人は、愛を出しすぎているのかもしれませんね。少し足りないと感じるくらいが、恋愛に疲れることなく長続きさせるコツなのかもしれません。
これは結婚に関することわざで、自分が好きな相手とは結ばれず、思ってもいない意外な人と結ばれるという意味です。誰でも「好きな人と結婚したい」と思うものですが、その人と結婚できたとしても上手くいくとは限りません。
結婚は「好き」という感情だけでは長続きしません。思ってもいなかった人と結ばれて結婚した結果、幸せな結婚生活を送っている人はたくさんいますから、好きな人と結婚できないからと言って嘆く必要はないということですね。
「一生一緒にいよう」「ずっと愛するよ」と男性に言われて喜ばない女性はいないはず。しかし、この言葉を鵜呑みにしない方がいい場合もあります。
これらの言葉は男性が女性を口説き落とす為の常套句のようなもので、必ずしも心からの言葉ではないかもしれないからです。男性を見極めるには、言葉よりも態度で判断した方がよさそうですね。
ことわざは、いつ誰が言い出したのか分からないほど昔から伝わってきたものですが、今読んでも「なるほど」と納得できるものばかりですよね。
恋愛で悩んだり落ち込んだ時、ことわざから学んだり前向きになるヒントをもらえることもあります。読む人や状況によって解釈が微妙に変わるところも、ことわざの面白いところです。ぜひ、お気に入りのことわざを探してみてください。
Written by EMILY