恋人が甘えてくる。こういう状況って嬉しいものですよね。甘えられると、ついつい応じてしまうのは人の性だったりするのですが、男性の場合も彼女に甘えることも、甘えられることも嬉しいものです。
できることならいっぱい甘えたいし、甘えられたいと思っているんです! ただ、たまに甘え方に違和感を見せる男性というのもいるんですよね。具体的には彼女への愛情表現から来る甘え方なのか、単純に依存している甘え方なのか。どちらなのかが不明瞭な男性がいるというか。
今回はちょっと、この甘え方についての違いを書き示してみようと思います。あなたの彼はどっちのタイプなのか見極める為の判断材料の一つにしてみてくださいね。
まずは多くの男性が当てはまる、彼女へ甘える時の行動原理、愛情表現。
これが由来している場合の甘え方について紹介していきたいのですが、これってもう普段彼女に甘えている男性の大半のアクションが、そっくりそのまま当てはまるんですよね。
「イチャイチャしたい」とか「一緒に○○しよう」とか、「膝枕してほしいな」みたいな要求。これらは大抵が愛情表現の一環としての甘え方となっています。
彼女に甘えるということは、大抵は安心してお付き合いをしている男性の見せる行動ですので、こういった甘え方をしょっちゅう見せる男性というのは、甘え上手か、それだけあなたを彼女として信頼しているということになるでしょう。
特にアラサーぐらいになってしまうと、男性ってなかなか彼女以外に甘える相手を見つけることがありません。でも、甘えたいという欲求はまだ残っているので、その捌け口(という言い方はちょっとアレですが)として彼女を必要としているということは言えるでしょう。
一方で、彼女に依存してしまっている男性が見せる、ちょっと特有の甘え方。
これも何やら不穏なんですが、甘えられている彼女本人は意外と気付かないものですので、ちょっと紹介しておきたいと思いますが、一番のポイントは愛情表現としての甘え方と比べると、経済的な甘えが露呈しているところでしょうか。
例えば、軽度なものですと、外出してる彼女に「帰りに○○買ってきて~」ぐらいの可愛い甘え方で済むのですが、これが中度になっていくと、デートで立ち寄った飲食店でのお会計を彼女にお願いするようになったりします。
で、重度になると「お金貸して」が始まるわけですね。まあ、これって別に男性だけが見せる依存的な甘え方というわけではなく、女性も彼氏に対して同じことをする場合もあるんですが、何故か男性の方がその頻度というか、割合が高くなっているのは不思議なところです。
このような甘え方をされた場合は、あんまり流されずにNOをしっかり突きつけることで、彼氏の目を覚ますことができるでしょう。例えば、「それは甘えてるんじゃなくて、私に依存しすぎてるんじゃないの?」とでも言えば、きっと分かってくれるはずです。
……ところで、恋は盲目とは言いますが、彼氏にがっつり経済的に依存される形で甘えられまくっている女性ほど、その状況認識が上手くできていないものです。
もしも皆さんの周囲に、該当するようなお友達がいたら、是非「普通の男性は、そんな甘え方しないよ」とアドバイスするのもいいかもしれません……。でもそれで正気に戻るような女性には、こんな依存をしてくる男性はそもそも接近しないんですけどね(汗)。
とにかく、男性が彼女に見せる甘え方には、良い理由から来るものと、ダメな理由から来るものの2通りあるということだけでも覚えて帰ってください!
Written by 松本 ミゾレ