彼氏がわがままで困っている――。そんな女性はいないでしょうか。
彼が元々わがままな性格なのか。それとも付き合っていくうちにわがままになってしまったのか。そのどちらもな場合は、付き合っていてなかなか手を焼いてしまいそうですね。
特にしっかり者の女性にとって、わがままな彼氏は子どもっぽく映ってしまったり、男性としての物足りなさを感じてしまうかもしれません。こういった彼氏と付き合っていくには、どうしたらいいでしょうか。
今回は、わがまま彼氏の手なずけ方について考えてみました。
彼が兄弟のなかで唯一男の子だったり、末っ子だったりすると、少々甘えん坊で、わがままな性格の傾向にあるかもしれません。
さらに顔が甘いマスクで……ともなれば、付き合っている身としては、つい手を貸してあげたくなる女性も多いでしょう。
特に自分が長女であるとか、しっかりとした性格の印象が強い女性の場合なら、なおさらでしょう。
でも、彼らのようなタイプの場合、あまり手をかけ過ぎると、甘えることに慣れてしまい、現状のままでも……と落ち着いてしまう恐れも。
彼が「〇〇に甘えてばっかりだな」と、「もっとこうしなきゃ!」と意識高く考えられる男性ならいいのですが……。なかなか改善が見られない、あなたに甘えてばかりの状態であるならば、あまり世話を焼き過ぎないように注意しましょう。
「もっとこうしたほうがいいんじゃない?」と思っても、自分から手を出すことはやめておいて、あえて黙って静観するのも大事です。彼が困っていても手を出さず、彼に判断能力と行動力を養わせましょう。
彼がどうしても困ったときだけ助け舟を出してあげて。子どもが親を育てるように、「好きだから」といってなんでも許さず、時には厳しく接してあげることも必要ですよ。
あなたがしっかりしているため、彼がつい甘えてしまっている状況を作り出している可能性もあるかもしれません。
「あなたがいるから大丈夫」という、彼がすっかり安心しきっている状態のため、彼がついあなたに甘えてはいないでしょうか。
そんな場合は、あえてダメな女を演じてみては。「私もう疲れちゃったから、〇〇やっておいて~」「〇〇やってくれると助かるなあ」と、わざとダメな自分を出して、あなたが彼に甘えてみるのです。
ポイントは彼に甘える形で、彼をそれとなく動かすこと。「もう、〇〇しなきゃ!」「なんで〇〇っていつもそうなの!」と、叱りつけるような言い方をしても、男性は「うるさいなあ」と反感を抱いてしまうだけ。
彼が聞く耳を貸しやすいように、「最近腰が痛くてさ……」「〇〇、こういうの得意じゃない?」と、自分の弱みを見せつつも彼を持ち上げて、彼のプライドを上手に満たしてあげましょう。
どうしたら自分の思い通りに動いてくれるのか、ちょっとずる賢く考えながら、彼を手のひらで転がしてみてください。
彼が自分の思ってくれた通りに動いてくれたり、自分から率先して動いてくれたら、それが当たり前と思わず、ちょっと大袈裟に喜んでみましょう。
「え、うそ、やってくれたの!? ありがとう~!」「〇〇がやってくれたから、すごく助かっちゃった!」と、言葉だけではなく、気持ちを顔とリアクションで表してみて。
あなたの喜んでくれた様子を見て、彼は「こんな風に喜んでくれるのなら」と、次からも同じように前向きに動いてくれるはず。
好きな人が喜んで、「嬉しい」と感じない恋人はいないでしょう。また、その場だけの喜びではなく、何度も彼の前や人前でその話ができるといいかもしれません。
「この間、〇〇が〇〇してくれてさ!」「あの時の〇〇は良かったなあ」と、何度も繰り返すことで、あなたが本当に嬉しかった気持ちが彼に伝わるはず。
彼もあなたのそうした様子に、「〇〇のためにもそうしていこう」と、自分の行動を前向きに改めるのでは。
いかがでしたか。わがままな彼氏をどう扱うかは、付き合っているあなた次第です。上手に扱うことができれば、彼があなたの理想通りの彼氏になれる日も近いかもしれません。
Written by 柚木深つばさ