ラッキーカラーという言葉はよく聞くけれど、自分のラッキーカラーは知らないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、生年月日から簡単にラッキーカラーを調べる方法をご紹介します。日常に色を取り入れてハッピーに過ごしたいという方はぜひ読んでみてください。
雑誌やTVの占いや風水コーナーなどで、ラッキーカラーという言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。色が心理状態に与える影響については、科学的実験などでも解明されてきていますが、ラッキーカラーとは、どんな意味や働きを持つものなのでしょうか。
一般的に言われるラッキーカラーというのは、その人の生年月日から相性のよいカラーを選んだものです。言い換えると、その色を身につけたり身の回りに置くことで、自分の心理状態に良い影響を与え、また他人にも好印象を与えてくれる色とも言えるでしょう。
その人の生年月日がわかれば、数秘術といわれる計算方法を用いてラッキーカラーを調べることが可能です。まず、数秘術で運命の数字を割り出し、その数字からラッキーカラーを判定する方法です。
次に、数秘術の計算方法を具体的に説明しますので、ご自分の生年月日からナンバーを割り出してみましょう。
数秘術では、生年月日を西暦で表しそれぞれ全ての数字をバラバラにした後に、1桁になるまで足し算を繰り返して数字を出します。
例えば、1985年6月20日生まれの場合、1、9、8、5、6、2、0をそれぞれ順に足すと31になり、更にその3と1を足します。つまり、1985年6月20日生まれの人の運命を表すナンバーは「4」ということになります。
計算方法がわかったところで、あなたの生年月日からナンバーを出してみましょう。
生年月日を数秘術で計算すると、1から9までのナンバーが割り出されます。その数字によって、そのナンバーと相性のよい色、つまりラッキーカラーが異なってきます。
それでは早速、数秘術で計算したあなたのナンバーをもとに、1から9の数字に当てはまるラッキーカラーを見ていきましょう。
リーダー気質を兼ね備えている「1」のナンバーを持つ人は、赤色がラッキーカラーです。赤い色を身につけることで、内に秘めた情熱を解き放ち、周囲の人を引っ張っていくパワーや決断力をより発揮できます。
このナンバーの人は強い生命力を持ち、常にやる気がみなぎっている印象を周囲に与えるでしょう。また、赤は勝負事にも力を発揮し、開運効果が高い色とも言われています。
「2」のナンバーを持つ人は、自己主張することにあまり捉われず、周囲の人たちの状況を常に冷静に観察しているタイプです。
もともと判断力に長けていますが、青色のパワーで感覚がますます鋭くなります。ラッキーカラーを活用すれば、さらに達観した視点で物事を見られるようになるでしょう。
「3」のナンバーの人は協調性が高く、周りの人たちと円満な関係を築く能力に長けています。そして、そのコミュニケーション能力をさらに伸ばす手助けをしてくれるカラーが黄緑色です。
あなたが人と人の間に入ってくれることで、回避できているトラブルも多いのです。そのことを周囲の人たちも感謝しているでしょう。
「4」のナンバーを持つ人は、正義感や責任感が強く、いつも自分が模範的であろうとするタイプです。
このナンバーの人は、何にも染まっていない清廉潔白な正しさを持つ白色のパワーを自分に取り込み、その素晴らしいポリシーの力を高めるとよいでしょう。
「5」のナンバーの人は、協調性のあるタイプです。この点に関しては、他のナンバーの人とも共通した特徴ですが、「5」のナンバーの人に限って言えるのは、人間関係のバランスを取るのが上手だということです。
あなたは、片方のグループに傾き過ぎてしまうこともなく、いつも中立的な立場を保つことができます。このナンバーを持つ人には、バランス感覚を鋭くする深緑色が最適です。
「6」のナンバーの人は、周囲と円滑な人間関係を築けます。ただ周りの人たちと仲良くできるということではなく、周囲より一つ高い意識を持って、細かい人間関係のトラブルの元を断つことができる人です。
このナンバーの人が紫色を取り入れると、生まれ持った気品やセンスのパワーが高まり、カリスマ的な魅力で周りの人に一目置かれる存在になるでしょう。
「7」のナンバーの持ち主は、自分の信念をしっかり持っていて、周囲の状況に流されないタイプです。何ものにも染まらないその色のイメージ通り、こだわりを曲げることが苦手です。
このナンバーを持つあなたには、自分の考えを貫く手助けをしてくれる黒色が力になってくれるでしょう。
また、黒には良いものを取り込み、悪いものを寄せ付けない力があるとも言われています。
「8」のナンバーの人は温かみがあり、周りの人に元気を与えるタイプです。辛い時にもへこたれない、ポジティブな面を持っています。また、本人にもその自覚があり、楽しく過ごすために力を尽くそうとします。
オレンジのビタミン色は、気持ちを明るくしてくれるので、あなたの持前の明るさをよりパワーアップさせてくれるでしょう。
「9」のナンバーの持ち主は、慎み深く感情を荒立たせないタイプです。周りの人たちの自己主張の激しさに嫌な顔もせず、常に気配りできる人です。あなたはある意味、周囲の目には異色の人として映っているのかもしれません。
主張しすぎないけれども確かな美しさを携える水色が、このナンバーの人の魅力をさらに発揮させてくれるでしょう。
数秘術を使って計算し、生年月日ごとのナンバーを調べる方法と、ナンバーごとに異なるラッキーカラーについてご紹介しました。
あなたのラッキーカラーがわかったら、早速その色を日常生活に取り入れて、運気や心理状態を上げていきましょう。
これから、ラッキーカラーを手軽に取り入れる方法を3つご紹介しますので、ぜひ、無理のない範囲で自由に実行してみてください。
ラッキーカラーを身近に置いておきたいなら、まずは服装に取り入れてみてはいかがでしょうか。自分のラッキーカラーが派手な色で抵抗があるという方は、メインの服ではなく、バッグやアクセサリー、スカーフなどの小物に取り入れてみるのもよい方法です。
また、そのカラーを単色で使わなければいけないこともないので、柄物の一部に取り入れてみるなど、受け入れやすい方法で挑戦してみるとよいでしょう。
もっと気軽に試してみたい方は、ラッキーカラーを食べ物に取り入れる方法もあります。食べ物も色によってその働きや性質が異なるので、自分と相性の良いエネルギーを体に取り込むというやり方です。
ラッキーフードを食べて、健康状態や運気を上げていくのもおすすめです。そして、さらに効果を高めるため、食べ物に感謝して美味しくいただきましょう。
身につけるのには抵抗があるという場合は、普段生活している空間に、ラッキーカラーを取り入れる方法もあります。自宅のリビングや寝室など、たくさんの時間を過ごす部屋の家具やインテリアに、ラッキーカラーを使ってみるのもおすすめです。
テーブルや椅子、カーテンやソファなどの大きなアイテムに使ってもよいですし、フォトスタンドや飾り物など、小さなアイテムに使っても大丈夫です。使い方に決まりはないので、自由に取り入れてみましょう。
これまではその人の生年月日からナンバーを割り出し、ラッキーカラーを判定する方法をご紹介しましたが、四柱推命では違う判定方法がとられています。
四柱推命は、陰陽五行説を基に作られていますが、木は青、火は赤、金は白、水は黒、土は黄というように、五行を象徴するラッキーカラーが決まっています。
調侯用神や貴神が表す五行をラッキーカラーとして取り入れるのも、一つの方法です。運気アップの効果が期待できるかもしれません。
ここまで説明したように、生年月日から簡単に自分のラッキーカラーを調べることが可能です。
あなたのラッキーカラーと意中の男性のラッキーカラーを合わせて調べれば、相性占いにも応用できるでしょう。
ラッキーカラーは簡単取り入れられるものです。気軽に日常生活で活用し、毎日をよりハッピーに過ごしましょう。
Written by 司