「いい女」と一口に言っても、その感じ方はそれぞれです。綺麗だからいい女というわけではありませんし、やさしいだけとか、仕事がテキパキできるとか、それだけでいい女とは限りません。
今回は、男に振られた時にどんな態度をとるかで、あなたの「いい女度」を診断してみたいと思います。参考にしてみてくださいね。
大好きな人に振られた状況を想像してみてください。または、過去にそういう経験がある人は、その時のことを思い出してみてください。そして、次の8個の項目のうち、あなたが「YES」と思えるものがいくつあるか、選んでみてください。
◆ 別れるくらいなら、最初から出逢わなければよかった。
◆ 彼はちっとも私の良さをわかっていなかったと思う。
◆ 私より他の女を選んだことでひどくプライドが傷ついた。
◆ 振られたことで落ち込んでしまい、仕事が手につかない。
◆ 彼との思い出の品は全部捨ててしまった。
◆ 彼と顔を合わせたら、つい動揺が態度に出てしまう。
◆ 友だちに彼の悪口を言ってうさばらし。
◆ ストーカーになってしまいそう。
あなたは、振られた時に彼への想いがすぐには吹っ切れず、ひきずってしまうタイプのようです。相手のことを心の底から愛していたら、当然、すぐにすべてを忘れて生きていくことは難しいでしょう。
ただ、1つの恋が終わっても相手を想い続けるということと、自分から離れていった相手に対し、マイナスの感情を抱き続けるのとは別です。人生における出逢いや縁には、無意味なことは1つもありません。
あなたにとってどんな恋愛でも、女として、人として、成長させる要素がたくさん散りばめられています。つまり、「いい女」は、たとえ振られてもその恋から何かを学び、心の傷でさえも経験値としてしっかり自分の血肉にしていくものなのです。
相手を憎んだり恨んだりせず、聡明な振る舞いができるよう意識してみましょう。
あなたは自分を振った人への「恨み」と「感謝」、「忘れたい」と「忘れたくない」といった2つの感情の間で葛藤するタイプのようですね。半分は憎らしいけれど、半分は許しているという感じでしょうか。
1度でも好きになった相手ですから、憎んだり恨んだりせず、自分に一時(いっとき)でも愛する喜びを感じさせてくれたことに感謝したい……そんな想いもあるでしょう。それこそが、「いい女レベル」をアップさせてくれるモチベーションになります。
人はつらい時やきつい時こそ真の姿が見えると言います。「いい女」は常に客観的・俯瞰(ふかん)的に物事をとらえ、たとえ悲しみの中にあっても、自分軸でものを考えることができるものです。相手にネガティブな感情を抱かないだけでなく、自分のことを卑下したり否定したりもしません。
恋というものは様々な形があり、また、人を愛するということは常に対等であるととらえています。つらい経験を、その後の恋や人生の糧にできる人なのです。ぜひ、そういう感覚を育ててみてください。
あなたは「いい女レベル」がとても高めです。「いいヤツ!」と言い換えることもできるでしょう。「低」「中」の診断結果でも触れているとおり、たとえ振られてもその悲しみを人生の学びや恋愛観の成長へとつなげることができる人。
心からの愛や感謝や思い出を心にとどめつつ、しっかり前を向いて生きていける人です。「いい女」は、外見やセクシャルな魅力だけでは測れないもの。あくまでも「内面」が重要なのです。
Written by 吉井ベロニカ