「好きかどうかわからない」人というのは多くいます。それは彼氏の有無にかかわらず、様々な理由で自分の気持ちが判断できない状況にあります。
この記事では、彼氏あり、なしそれぞれの好きかどうかわからない理由と、自分の気持ちを確かめる具体的な方法についてご紹介します。
好きという気持ちがよく分からない、彼氏がいるのに本当に好きかどうかわからない、そのように自分の気持ちが分からなくて悩むこともあるでしょう。
はたまた、異性に告白され、好きかどうかわからないと悩んだ経験のある人もいます。自分の気持ちというものは、案外わからないものです。
そんなときには、自分の本当の気持ちは何かをはっきりとさせてみましょう。
好きかどうかわからない場合の診断や、好きなときに感じる気持ちなどをご紹介します。”好き”という感情がどういうものなのかハッキリしない場合は参考にしてみてください。
彼氏がいなくて好きかどうかわからないという場合は、”好き”という感情自体を忘れてしまっている場合があります。
特に、恋愛経験が少なかったり、男性とすぐに打ち解けてしまい友達のような関係になってしまう男友達が多いタイプの場合、気になる人に対して抱いているのがはたして特別な感情なのか判断がつかないことがあります。
そのため告白する勇気が出ないという方も多いのではないでしょうか。
彼氏がいても、相手のことを好きかどうかわからないということは多くあります。
付き合う前は大好きで付き合いたての頃はラブラブだったけれど、だんだん彼氏にときめくことが少なくなったということも良くあることです。
好きな人の彼女になれて嬉しかったはずなのに今は好きかどうかわからない、告白されたから付き合ったけれど自分の気持ちがよくわからないなど、付き合っていても自分の気持ちがわからなくなることはあります。
しかしすぐに別れられるかというと難しい、別れたくないとは思うけれど、好きかどうか分からない以上、このまま付き合っていて良いのかと悩むこともあるでしょう。
また、夫婦の場合も同じです。他にも遠距離恋愛や結婚を考えている、喧嘩をした、倦怠期など、色々な理由で好きかどうかわからない状況に陥っていることでしょう。
ではここからは、彼氏がいないときに気になる男性が現れたけど、その人のことを好きかどうかわからないという場合について、考えられる理由をご紹介します。
片思い中の方や、恋愛が久々という方は参考にしてみましょう。
まずひとつは、そもそも恋愛をするつもりがないというのが挙げられます。学校や職場などで男性と出会う機会はあっても、恋愛をするつもりがなければ特別な感情は湧きづらいものです。
また気になる男性がいても、受験や責任重大な仕事などを控えていて恋愛をしている余裕がないなど、理由があって無意識に感情に蓋をしてしまっているという場合もあります。
好きという感情が分からない人のなかには、恋愛経験が少ないという人も多いのではないでしょうか。
中学生や高校生であれば、好きかどうかわからないという気持ちになるのも当然です。
大人でも、一度も人のことを好きになったことがない場合には、そもそも”好き”という感情の意味がどのようなものなのかわからない人も多いでしょう。
好みのタイプと違う男性のことが気になる場合もまた、好きかどうかわからない状態になってしまいます。
特に好みのタイプや理想の男性像がはっきりと決まっている場合には、この理由で自分の感情が分からなくなってしまうことがあります。
「好みのタイプではないから、好きになるはずがない」と思い込んでしまい、好きかどうかわからない状況に陥っている可能性があります。
気になった男性がいても、今まで付き合った人とまるで違うタイプの男性だった場合、無意識のうちに「好きになるわけがない」と思ってしまうことがあります。
今まで付き合ってきた人が同じようなタイプの男性だった場合、「自分はこういうタイプの男性が好みだ」などと自らを言い聞かせてしまっている場合もあります。
過去に恋愛で失敗した経験がある人は、それが足枷となって人のことを好きと思えなくなっていることがあります。
告白したけど振られた、当時付き合っていた彼氏に「好きじゃない」と言われた、など過去の恋愛の失敗は心に大きな傷を負ってしまいます。つまり、”好き”の延長線上にある恋愛に対してトラウマを抱いてしまっている場合です。
また、過去に離婚した経験があると、相手が結婚相手としてふさわしいかどうかなども気になってしまいます。
では今度は、彼氏がいるのに好きかどうかわからないという場合に考えられる理由についてご紹介します。
好きで付き合ったはずなのに、好きかどうかわからないというのは不思議な事ですが、実はよくあることなのです。彼氏がいる場合の、好きかどうかわからない理由を参考にしてみましょう。
付き合ったばかりの頃や新婚の頃は彼氏の言動にドキドキしていたのに、しばらく付き合っていると彼氏や夫にときめくことも少なくなってしまいます。
そのため、なぜ付き合っているのか分からなくなってしまうということがあります。
男性に対して、落ち着きや安心感よりも、ドキドキハラハラする体験を求めている場合にはこの理由が多いです。
以前は彼氏とすることは何でも楽しかったのに、今は何をしてもあまり楽しくないと感じることがあるでしょうか。
彼氏に慣れてしまうというのは、長い時間一緒にいて落ち着く関係が築けている証拠でもありますが、マンネリ化してしまうのは避けられないことです。
彼氏や彼氏とのデートなどに新鮮味を感じなくなってしまった場合、本当に彼氏のことを好きかどうかわからないと思うのも無理はありません。
彼氏とは別に、気になる男性が現れた場合、彼氏のこのまま付き合っていて良いのか悩むことがあるでしょう。
彼氏と新たな男性を天秤にかけてしまって、自分の感情を見失ってしまっているといえます。
また、はっきりとは意識していなくても、彼氏のことを好きかどうかわからないときは一度自身の交友関係を思い浮かべてみると良いでしょう。
今まで何とも思っていないと思っていたのに、実は少し気になる異性だったということも少なくありません。
自分のことを好きな彼氏に魅力を感じていた場合、彼氏が別の女性に惹かれていると感じた途端に彼氏のことを好きなのか、愛されている状況が好きなのか、よくわからなくなってしまいます。
彼氏が他の女性に興味を持っているのを察知すると、その途端に冷めてしまうという方も多いのではないでしょうか。男性から告白されて付き合った場合などに多いケースです。
長く一緒にいると、段々相手の嫌な部分ばかり目についてしまうことがあります。食べ方や歩き方、夫婦であればちょっとした生活の違いなどから、どんどん相手の嫌な部分ばかり目につくことがあります。
彼氏の好きな部分よりも嫌な部分ばかり気になってしまうと、本当に彼氏のことを好きなのかわからないと思っても仕方ありません。
どんなに好きで付き合った彼氏でも、色々な理由で会いたくないと感じることは当然あります。
学校や仕事が忙しかったり、何となくひとりで居たいと感じることは誰にでもありますが、その気持ちが原因で相手のことを好きかどうかわからなくなってしまっていることもあります。
ただ単に他のことで手一杯なだけなのか、彼氏に飽きてしまっているのかわからないからこそ感情が行方不明になってしまいます。
ここからは、好きかどうかわからない相手への気持ちを見極めるポイントについてご紹介します。彼氏がいる、いないに関わらず、自分の気持ちが分からなくなってしまったら、参考にしてみましょう。
好きな男性には、やはり可愛い自分を見てもらいたいと思うものです。
好きな人に会うときに、お気に入りの服を選んだり、いつもより気合の入ったコーディネートをしたなら、その相手のことを好きだと言えるでしょう。
また、相手の好みを事前に把握して、その通りの髪型やファッションにしようと努力してしまうようなら、好きな男性に尽くしたい、期待に応えたいと思っているに違いありません。
好きな男性と二人きりになりたいと思うのは、自然な感情でしょう。大勢での飲み会などでも、好きな男性の傍にほかの女性が座っていると気が気じゃないということもあります。
逆に友達も含めてグループで遊ぶだけでいい、と考える場合は、恋愛感情ではないといえます。誰かと一緒よりも「二人きりになりたいな」と思うなら、好きだといえるでしょう。
相手の近くにいるとき、触れたいなと思うようであれば、その相手のことを好きだと言って良いでしょう。
一緒にいるときにふと手を繋ぎたい、キスしたいなどの感情がよぎった場合、少なからず相手に好意を抱いているといえます。
キスやハグは相手からの愛情を確かめたいという気持ちの表れでもあり、相手のことを異性として捉えているということです。
好きな男性と話していて、趣味や好きな番組、幼少期の習い事など、なにか共通点を見つけると嬉しくなることがありませんか。
共通点を見つけて嬉しくなるということは、それをきっかけに話すことができる、仲良くなれるといった可能性を感じてウキウキしている状態です。
共通点を見つけると嬉しくなるという場合は、相手のことを好きだといえるでしょう。
好きな男性とやり取りをしているとき、少しでも連絡が途切れると不安になってしまうという場合は、相手のことを好きだといえるでしょう。
返信が来ないと電波が良く届く場所に移動してみたり、あえて考えないように遠くに置いてみたり、神頼みしてみたり、無意識に気を紛らわせる行動を取っていることもある場合があります。
好きな男性から連絡がきていないか気になってしまい、何度もスマートフォンを見てしまう場合、相手に対して好意があると言えます。
相手から連絡がきたときにあなたがすぐに返事をしてしまうようであれば、相手のことが気になっている証拠です。
また、SNSで好きな男性の投稿にすぐ反応してしまう場合も同様に、相手のことを好きだと言えるでしょう。直接会っているとき以外でも、相手のことを気にかけているという事です。
学校や職場でふと通りすがったときなどに、無意識に相手のことを見つけてしまったり目で追ってしまったりするようなら、それはまさしく”好き”だと言えます。
人間は興味があるものや好意を抱いているものを自然に目で追ってしまう習性があります。ショッピングをしている時でも、自分の好みのものを無意識に見てしまうことがあるでしょう。
男性に対しても同じように無意識に目で追ってしまうようなら、その男性を好きだと言えるでしょう。
好きな男性と会っているとき以外も相手のことを考えてしまうようなら、相手のことが気になっている証拠です。
何かを食べているときに、「そういえばあの人は何が好きなのだろう」「料理とかするのかな」などと考えてしまうことがあるでしょうか。
休日やふとした瞬間に相手の顔が浮かんでしまうようであれば、相手のことを好きだと言えるでしょう。
相手に嫌われてないだろうかと不安になってしまったり、どう思われているのか常に気になってしまう場合も、相手が好きだと言えるでしょう。
少しの会話や些細なことだけでも、変な印象を与えてしまっていないか不安になってしまうことがあるでしょう。
そのようにあまり深く関わっていなくても自分の評価が気になるというのは、相手のことが好きな証拠です。
好きな男性と話した内容を詳細に思いだせるという場合は、相手のことが好きと言えるでしょう。
話した内容だけでなく、相手の表情や服装なども、あえて覚えようと思っていないのに思いだせるという場合は無意識にその相手との会話を大切に想っているという証拠です。
また、好きな男性と話している時間があっという間だと感じる場合も、相手のことが好きだといえます。
映画の登場人物や曲の歌詞などに好きな男性を重ね合わせて、気がつくと好きな男性のことを考えていたなどというのは、好きでなければしないことです。
さらに英語や中国語のラブソングにまで反応してしまう場合もあります。
また、今までは何とも思わなかった曲の歌詞やドラマのシーンで、共感や感動するようになったのなら、好きな男性が出来た影響で物事の捉え方が変わったということです。
好きだからこそ意識していなくてもつい重ね合わせてしまうのではないでしょうか。
一般的に、人が失敗した姿というのは見ていられないものです。
しかし相手が失敗した姿を見て、可愛い、助けてあげたい、などと好意的な印象を持ったのなら、相手に特別な感情があるといえます。
相手から髪を切ってイメージチェンジしたことや体調を心配されることを嬉しく感じるようであれば、その人に対して好意があると言えるでしょう。
イメチェンをしたときに周りの人に気付いてもらえるのは当然嬉しいことではありますが、好きな男性に気付いてもらえたときはひときわ嬉しいものです。
好きな男性の近くにいるとき、何となく相手を意識した言動を取ってしまう場合も、相手のことが気になっているといえます。
事務的な話を伝えるときでも、伝え方を工夫してみたり、身なりを整えてみたりするようなら、それは自分を見てほしいという気持ちの表われといえます。
何もしなくても、一緒にいるだけでホッとするようなら、まさしくそれは”好き”といえます。
もちろん、好きな男性の傍にいるとドキドキして落ち着かないということもありますが、一緒にいるだけで安心してホッとするというのは、本能的にこの人といると安全だと感じている証拠です。居心地の良さというのも判断基準のひとつです。
ではここからは、相手のことを好きかどうかわからないという時に自分の気持ちをチェックする具体的な方法をご紹介します。
自分の気持ちにけりをつける対処法、自分の気持ちを確かめる知恵袋を6つご紹介します。
好きな男性が自分以外の女の子や元カノと仲良くしている姿を想像してみましょう。
嫌だと感じるボーダーラインは人によって違いますが、例えばほかの女性と手を繋いでいたりキスしていたりするのを想像して、少しでもモヤモヤするようであれば、相手のことを恋愛対象として見ている可能性があります。
ほかの女性と親密にしている姿を想像して、自身が嫉妬してしまうかどうか試してみるのもひとつの手です。
まず客観的に見ることで自分の気持ちを再確認することができます。
紙でもスマホのメモ機能でも良いので、箇条書きで相手のどこが好きなのか書き出してみましょう。
書き出したら、第三者として客観的にそれを見てみて、相手のことをどのように捉えているか判断しましょう。
客観的な目線で、自分でどのような感情が多いのか確認してみましょう。
相手に対しての気持ちがわからなくなったら、相手と過ごす時間をなくしてみましょう。
今まで彼氏に使っていた時間を、夢を追いかける時間に使うなど、ポジティブに考えましょう。冷却期間も必要です。
また、片思いの場合はアピールしまくっていた相手に対してちょっとそっけない態度を取ってみると、相手は自分のことが嫌いなのかなと不安になり、こちらが気になってしまう心理が働きます。
もし相手がいなくても楽しい時間が過ごせたり、相手のことを考えることがなくなったりする場合は、他の可能性を考える必要が出てくるでしょう。
長く付き合っていると、本当に相手のことが好きかどうかわからないという状況に陥りがちです。それならば一度距離を置いてみるというのもひとつの手です。
距離を置いたことが自分にとってメリットしかないと思うのなら、気持ちはすでに冷めきってしまっていると言えるでしょう。
向こうが会いたいと言ってきても、忙しそうな対応を取っていれば相手を傷つけずに距離を置くことができます。お互いに依存しすぎてしまっている場合も考えられます。
1ヶ月ほど距離を置いてみて、やはり好きだと確信する場合もあります。別れたのに復縁するカップルがいるのも距離を置いたことの効果です。
長く一緒にいる人のことで好きかどうかわからなくなってしまった場合におすすめの方法です。
好きかどうかわからないときは、ほかの男性と比べてみるという方法もあります。
思い切ってマッチングアプリや婚活サービスを利用してみたり、お見合いをしてみるのもひとつの手です。
好きな男性以外の男性と比べても魅力的に感じるようであれば、間違いなく特別な感情を抱いていると言えるでしょう。
好きかどうかわからない時には、第三者から客観的に判断してもらうのも良いでしょう。
特に自分と仲がいい友達なら、自分にふさわしいかどうか客観的な意見をくれるでしょう。
自分ひとりで考えても答えが出ない場合は、友人に相談して話し合いをする事で納得できる場合があります。
”好き”という感情に悩まされている場合、それはいくら考えても結論を出すことはできません。“好き”とは考えてでてくるものではなく、感情としてでてくるため、心が動くかどうかなのです。
本当に大切なのはその心で感じる気持ちです。今わからなくても結論を急ぐことはありません。感じることができるときまで、自然な気持ちに身を任せておくようにしましょう。
自身の気持ちに正直になることで恋に発展する可能性があります。本記事を読んで気持ちの整理をつけましょう。
Written by 早紀