「年の差20歳以上のカップル」が結婚をするなら考えておきたい3つのこと

年の差が20歳以上あるカップルの結婚も珍しくはない時代になってきました。ただ、年の差が20歳以上の結婚になると、どうしても考えておかなければならないことがあります。

今回は、年の差が20歳以上の結婚で避けては通れないことについてお話しします。

年の差20歳以上の結婚だからこそお金はオープンにしたい

年の差が20歳以上の結婚で一番心配になることは「お金」です。
例えば、年齢が近いカップルが結婚するならば、二人で何十年も働いて稼ぐことができます。一方、歳の差が20歳以上のカップルは、結婚当初は年上の方の収入が多い傾向があります。

しかし、定年退職も他のカップルと違って早く迎えることになるのです。年齢が若い方が一人で働き続ける方法もありますが、働き続けられない状態になったときに備えておく必要があります。

年の差が20歳以上のカップルは、結婚前に持っている貯金に差があるものです。年上の人の方は貯金が多く、若い人は貯金がないかもしれません。

最近は、結婚しても夫婦で生活費を折半したり、お財布を別々にしたりするカップルが多くなっています。同世代の結婚ならば、いざというときにお金を出し合えるならば、その方法でもいいのかもしれません。

しかし、年の差が20歳以上の場合は経済的な差が大きすぎるのです。例え、結婚当初は年上の人の方がたくさん貯金を持っていたとしても、数年後には年上の人の方が介護や老後の生活にお金を使う可能性が高くなります。

歳の差があるカップルほど、お財布や貯金は二人の間でオープンにして、共有しておくことが後々困らないコツなのかもしれません。
年の差20歳以上の結婚だからこそお金はオープンにしたい

年の差20歳以上だからこそ相手の好きなところを明確にしておく

20代や30代の若いうちは、意外と年の差が20歳以上あっても外見や話題に悩むことは少ないものです。20代と40代のカップルや30代と50代のカップルは、見た目も体力の差もさほど気にならないでしょう。
しかし、50代と70代になってくると状況は変わってきます。50代はまだまだ行動的です。

しかし70代になれば体力的な衰えもあらわれ始める頃になります。歳の差結婚は、実は年齢が高くなればなるほど悩みが出てくるものなのです。

年の差が20歳以上の結婚は、年上の人に包容力があるためケンカが少なかったり、経済的な余裕があったりとメリットもたくさんあります。

一方で、片方が先に高齢者になる悩みも抱えることになるのです。お互いの差をあまり感じないときから「相手の好きなところ」を明確にしておき、歳をとっても変わりなく好きでいられることが年の差20歳以上の結婚を幸せにする秘訣なのかもしれません。年の差20歳以上だからこそ相手の好きなところを明確にしておく

年の差20歳以上の結婚なら「親」もセットで考える

年の差が20歳以上ある場合、男女のどちらが年上なのかは意外と問題になりません
。女性が年上の場合には出産について考えることがあるかもしれませんが、子どもについてはカップル同士での話し合いができていれば解決です。

しかし、年の差結婚で切っても切り離せない問題が「親の年齢」です。歳の差が20歳以上あれば、おのずと親の年齢も高齢になっているはずです。

歳の差がない結婚ならば、親の年齢や介護を考えるころには、本人たちもお互いの親に情が湧いてきているかもしれません。情が湧いていれば、面倒や介護のハードルも多少は下がっているでしょう。
年の差20歳以上の結婚なら「親」もセットで考える
しかし、年の差20歳以上の結婚は、結婚直後に親のことも考えなければなりません。歳の差が20歳あれば、年上の人の親は「やっと自分の子が結婚した」と安心しているでしょう。

「やっとみつけたパートナーに親である自分が迷惑をかけてはいけない」と思う親も多いものです。そうはいっても「結婚」は二人だけの問題ではなく、お互いの家族もつながるため、親もセットで考える必要があります。

とくに年の差20歳以上の結婚では、親が二人に影響を与える時期が結婚のタイミングと近いため、結婚と同時に親もセットで考えておいた方がいいでしょう。

「親もセットで考える」とは、けして「親も丸ごと受け入れられなければ結婚はできない」

という意味ではありません。親にとって、子どもの負担になることは辛いことです。親を背負うのではなく、「どこまで手助けができるのか」そして「たりない部分はどうやって補うのか」を考えておくことが大切です。

Written by 幸寿

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