交際数年、自分の気持ちは決まっているのに彼が結婚を切り出してくれないという状況……
あなたはさぞもどかしく、イライラしているでしょう。
はっきりしない彼に、日々さり気なくアピールしてる、って?
でもそれ、本当にさり気ないでしょうか……?
実は、男性は些細なことでプレッシャーを感じ、引いてしまうキケンがあるのです。
や、やべっ。
ということで、今回は “男性が引いてしまう彼女からの結婚プレッシャー”と “上手なプレッシャーのかけ方”について体験談を参考にお話したいと思います!
「週末に一緒に実家に行ってくれない? と言われて焦りました。「親が会いたがってるだけ。別にいきない結婚とかそういうんじゃないから〜」とかって軽い感じのニュアンスで言ってきたんですけど、こっちはどうしたって構えるじゃないですか。」(27才/会社員)
「自分の家族に会わせるならまだしも、俺の方の家族に会いたがるのがどうも……。挨拶しておきたいっていわれて、なんか引きましたね。紹介したいときはこっちから言うし。」(25才/公務員)
相手の親にせよ自分の親にせよ、両親に会う時は結婚を決意してから、という思いが男性にはあるのでしょう。
女性の方から提案されるとプレッシャーに感じるようです。
「子供は何人欲しいとか、最初は女の子がいい、なんていう子供の話はやめて欲しい。早く結婚しろといわれているように感じます。」(26才/会社員)
「25才までに一人目産んで若い母親になりたい、と言われ、俺は無理〜みたいに思ってしまった。」(23才/派遣)
女性にとって子供の話は夢を語るみたいで楽しくても、男性からすれば結婚も決まっていないのになんで? という困惑の方が大きいようです。
また具体的な年齢の話も近い将来だとかなりプレッシャーに感じます。
「友達の誰々が結婚したとかの話は遠回しのプレッシャーに思える。プロポーズがどうだったとか目を輝かせて話すので、比較されるようでかえって切り出しにくくなった。」(28才/営業系)
「知人の結婚写真を何度も見せたり、新婚旅行がどうだったらしいなどの話題をやたら引っ張る。私たちはどうするの? と言われているみたいで何か腹立たしい。」(30才/金融関係)
他人の結婚話は、そのつもりがなくてもアピールととられがちなので、避けた方がいいのかもしれません。
本来比較されることが嫌いな男性としてはプレッシャーになるようです。
「彼女の部屋に行ったら俺でも分かる結婚雑誌がテーブルに置いてあって会話に困った。」(27才/販売系)
「半同棲生活の共通の棚に結婚情報誌が……。ま、意図的としか思えないですよね。そういうやり方するなら、結婚どうする? と聞かれた方がいい。意地でも言い出さないという気になりました。」(25才/音楽関係)
見えるところに結婚関連の雑誌を置いておくと、それについて黙っているわけにはいかないという気になります。女性にすれば「さり気ない」つもりでも、男性にとってはかなりなプレッシャーです。
自分の意志や感情を伝えながら、相手に決定権を渡す言葉を“決定権譲渡型”といいます。
たとえば「やだって言ったら困るよね?」
と、相手に決定権を渡すと人は不思議に
「そんなことないよ」と答えてしまうもの。
単に「私はやだ!」と訴えるより効果的なんです。
これを応用してたとえば
「○○のお嫁さんになりたいって言ったら困るよね?」
……のように決定権を委ねられると、つい
「困らないよ」
「そんなことはない」
と答えたくなります。追い詰めるのではなく「お嫁さん」という可愛い言葉を交え、決定権を委ねられたことで男性自身も能動的になれます。
同世代の男性が多く集まるサークルなどでは1人が結婚すると次々と結婚が決まる、などという現象が……!
『あいつも結婚かあ』『家庭があるって幸せそうだな〜』と感じれば自然と一歩が踏み出しやすくなるものです。
前項で、人の結婚話はプレッシャーになると書きましたが、彼自身が友達の結婚生活を垣間見る機会はあった方がいいのです。
共通の友達や知人で結婚している幸せカップルがいるなら、子供が生まれた家に遊びに行ったり、一緒に食事に出かけたりして、彼に結婚のポジティブな面を見せてあげるといいでしょう。
何かを言ったり、説明するよりも、直接見ることで彼の気持ちは動き出します。
いかがでしょうか。
結婚は自分1人だけの問題ではなく、2人の問題です。
自分のことだけを考えて先走ってしまうと、相手にはプレッシャーばかり感じさせることになります。
相手の立場にたって気持ちや状況を考えつつ、上手なプレッシャーで彼から永遠の愛を引き出してくださいね〜!
Written by mami