水瓶座の男性は、「平凡」「みんなと同じ」が苦手です。自分はつねに特別でありたいと考えていて、常識よりも個性を重視します。
そのため、良くも悪くも浮いた存在になりやすく、取っ付きにくい雰囲気を醸し出すでしょう。ひと味違う魅力を持った水瓶座の男性は、どうやって理解し、攻略していけばいいのかを見ていきます。
水瓶座の男性は、好みやセンスがつねにしっかりと確立しています。それは、世間の流行りに左右されるものではなく、芸能人を真似しているわけでもありません。ちょっと風変わりであっても、自分が良いと思ったものを、純粋に信じているのです。
したがって水瓶座男性は、ファッションや髪型、持ち物が個性的だったり、目立つ格好をしがち。身に付けるものにはこだわりがあって、量販店で売られている洋服を着るなんて、「自分らしくない」と考えるでしょう。
集団や組織の中では、本人が望んでいなくても目立ちますし、「宇宙人」のように理解しがたい存在と思われることも多いのですが、何にも属さない状態に水瓶座の男性は不安を抱いたりはしません。むしろ、すすんでマイノリティーを受け入れるようなところがあります。
独創性や変化、革命を象徴する天王星を守護星に持つ水瓶座は、自分の感覚を何より重視しますし、周りに流されることもめったにありません。常識に従わなければいけないという感覚がそもそも希薄なので、恋愛における「当たり前」が水瓶座男性には通用しないこともあるでしょう。
たとえば、1日に〇回はLINEでメッセージを送るとか、夜寝る前には電話で話すなどのルール決めを提案しても、「面倒くさい」のひとことで却下されるはず。束縛を嫌うので、恋人同士であってもお互いに干渉しない関係を望むのです。
また、ワガママというわけではないのですが、自分が好きなことや一生懸命に取り組みたい仕事があると、恋愛の優先順位は下がり、彼女に連絡をする回数もぐんと減る可能性があります。一人時間も上手に過ごせる女性が、彼女としては無理なく付き合えるのかもしれません。
いわゆる「甘い二人だけの世界」にどっぷり浸ることが、それほど魅力的には感じないのです。そのあたりも、水瓶座ならではの感覚だといえます。
水瓶座の男性には、あまり曖昧なところがありません。自分の考えや好み、センスはしっかりと確立されているので、好き嫌いはハッキリしていますし、自己主張も意外に強め。周りとは違う意見を持っていて孤立しても、本人はまったく気にしないでしょう。同意してもらいたいとも思わないはず。
そのため、普段はあまり多くを語らないとしても、意思表示は明確で、自分の考えを曲げることはほとんどしません。
彼女であっても、「キミはキミ。俺は俺」と考えて、ちょっと素っ気ない態度を見せますが、それが水瓶座なのだと受け入れることが大事でしょう。もし、彼氏が共感できない発言をしたとしても、「彼は宇宙人だから」と割り切って、ムリに理解する必要もありません。
また、自分が独特のセンスを持つがゆえに、彼女もオシャレであってほしいとか、個性を大事にする人であってほしいという願望を持つようです。ファッションが似ているとか、趣味が同じ、といった共通点があると、水瓶座の男性とは仲良くなりやすいでしょう。
Written by 沙木貴咲