パッと見た印象はどちらかというと控えめで、目立つタイプでもないのに、彼氏が切れず、街コンや合コンに行くとしっかり男性をつかまえている女性っていますよね。
一見するとおとなしいのに、実は肉食系の顔を持つ男性を、「ロールキャベツ男子」なんて呼びますが、その女版ともいえる女性がいるのです。しかも、ロールキャベツ女子は、誰もが認める「モテ女子」より、モテている場合があります。
おとなしいタイプだから気づかないだけで、明らかに外見が良く、目立つ女性を上回る男性ウケの良さを獲得していたりするでしょう。ロールキャベツ女子は、いかにして男性から好かれているのかを、詳しく見ていきたいと思います。
ロールキャベツ女子は、「みんなからチヤホヤされたい」とは、あまり考えていません。街コンなどでは、複数の男性から注目を集めるより、狙いを定めた一人を確実に自分のものにしようとします。
つまり、恋の照準を定めるのが早いのです。それだけ自分の好みを明確に把握できていて、判断も早いのでしょう。合コンであれば、ほかの女性たちが「あの男性カッコいい! でも、あっちの人も捨てがたい」なんて迷っている間に、しれっと彼氏候補と決めた男性の隣に座っていたりします。
ロールキャベツ女子は、いわゆる「モテ」の状態に浮かれるつもりがありません。だからこそ、効率良く彼氏が作れるのだといえます。
ロールキャベツ女子は、自分の恋を職場の同僚や女子会などで、あまり大っぴらに話しません。また、好きになった男性に対して、大胆で直球のアプローチもしません。
得意とするのは、一対一の閉鎖的なシチュエーションで距離を縮めていくこと。それとなくお互いの連絡先を交換して、適当な用事を作ってメールやLINEをしたり、「ちょっと相談したいことがあるんだけど……」と、二人きりで話す状況を作ったりします。
男性側も、あからさまに恋のアピールをされないぶん、無防備にロールキャベツ女子に近づき、気づけば彼女の虜になっている……というパターンが多いでしょう。
そのため、周囲からは恋をしていること自体を気づかれず、「えっ! あの子、いつ彼氏作ったの?」と驚かれることが少なくありません。いつの間にか彼氏ができているのです。
ロールキャベツ女子には、見習うべき点が多いといえます。特に、彼氏候補を決めるのが早く、行動を起こすのも早い点が、もっともお手本にしたいところ。
ただ、それができるのは、「彼氏候補としてどんなタイプに狙いを定めるか」が、明確に自覚できているからこそ。男性が複数いると、あちこちへ目移りしてしまう人は、冷静に自分のタイプを見極めることが大事です。
また、好きなタイプがハッキリしていても、いつもモジモジしていて動き出せない、男性から声を掛けてくれるのを待ってしまう、という人は「自分から行動を起こすこと」を心掛けましょう。
目立ったアピールをする必要はありません。わかりやすいアプローチや告白をする必要もありません。少しずつ距離を縮めるためのきっかけを、地味でも堅実に積み上げていくことが大切! そうすれば、それまで以上に早く彼氏を作れるようになるはずです。
おひとり様として過ごす時間が、ぐんと短くなるに違いありません。
Written by 沙木貴咲