女性が大して重要視していなくても、男性からすれば、つい凝視してしまうところがあります。またそれは、恋愛対象と見るかどうか?を決める重要なポイントでもあるでしょう。
「無意識のうちに確認する」「女性に対しては、必ずといって良いほど見ている」という部分は、いったいどこなんでしょうか?
駅や街中などで、男性は女性よりも異性を気にしています。たとえば、女性は通りすがりの男性の足の長さをいちいち確認しませんが、男性は見知らぬ他人であっても、女性の胸の大きさやお尻の形をチェックしているものです。
つまり、男性は基本的に女性をジロジロ見てみたいのです。
ただ、心の中でどんなに「きれいな人だ」と褒めても、真正面から不躾にジロジロ見ることはできませんし、だからこそ男性は“後ろ姿”に目を向けます。
皆さんは、街中に追い越されながらチラ見された経験はないでしょうか? それは、「後ろ姿はきれいだけど、顔はどうだろう?」とチェックしている証拠だといえますよ。
洋服やメイクが完璧でも、髪がパサパサで艶がなく広がっていると、男性はがっかりするようです。実際に、私は過去に、職場でこんな男性同僚たちの会話を聞いたことがあります。
「その件は、○○さんが担当だよ」
「○○さんって、誰?」
「ほら、最近入った女の子で、髪がボサボサの」
「ああ、あの子か。顔はかわいいんだけどね」
……彼らが、「髪ボサボサ」を呆れ気味に話していたのが結構ショックで、自分もそんな見方をされているのかと、慌ててトリートメント剤を購入したのでした。
また、テレビであるオネエタレントの方が、口達者なアラサーの元アイドルに対して、「つべこべ言ってないで、そのパッサパサの髪をどうにかしなさいよ!」と指摘していたのも、かなり印象的でした。
昔から「髪は女の命」と言われますが、まさにその通りのようです。また、アラサーともなると白髪が出る人も少なくないので、普通に鏡を見るだけでは見えないつむじや、ハーフアップにした時の後頭部などをマメにチェックすると良いでしょう。
やたらと大きなバッグを持ち歩いている女性に対して、男性は疑問を抱きます。「何が入っているんだろう?」と。男性は財布だけをポケットに入れて手ぶらで歩くことも少なくないですから、ペットボトルや制汗スプレーを持ち歩くことすら、理解に苦しむのかもしれません。
また、そんなデカバッグに予想もしないものや、見苦しいものが入っていると、かなりガッカリされます。たとえば、むき出しの生理用品。下着や靴下の換え、噛んだガムなどのゴミ、タバコの葉のカス……。あるいはバッグの角がこすれて白くなっていたり、結んでリボンにする飾り紐が解けたままだったりするのも、幻滅ポイント。
靴については、ヒールの底が削れている、傷だらけ、ホコリまみれ、つま先の靴底が少し剥がれている、といった部分を密かに見るほか、オシャレな男性は洋服と靴が合っているかどうかも確認するそうです。
いわゆる「産毛」ですが、実は女性よりも男性の方がシビアに見ています。男性はそもそも、女性にヒゲなんて生えているわけがないと考えますから、至近距離で話していて口元にうっすら毛が生えているとショックを受けるようです。
また、手足やワキのムダ毛処理についても、男性の方が女性より厳しく見ているところがあります。「このくらい剃っておけばいいか」と適当にしていると、「だらしない女性」というレッテルを貼られてしまうでしょう。