今回は、恋愛における男性心理の代表的なものについて、ご紹介したいと思います。
さっそく見ていきましょう!
「女子からLINEやメールが来て、僕が返信をしないと、『メールやLINEが来て、ウザい?』と、すごく弱気なかんじで彼女は言います。ウザくないんです、うれしいんです。でも、どう返事をしていいかわからないから、返信をしないのです」(25歳・IT)
これは飲み屋さんの女性たちも口をそろえて言うことですが、「男性は、女性からの連絡をウザいとは、ホンネでは思っていない」ということです。連絡が来たというのは、女性に意識してもらえている証拠、もっと言えば「その女性に、おれは選ばれたんだ」と、内心は喜んでいるわけです。
つまり、多くの男性にとって、女性から連絡が来るというのは「非日常」なわけです。
もっと言えば、絶えず女性からの連絡を待っているのが男心……こういうことです。
「片思いしても、ちっともなびいてこない女子のことは、僕は3か月くらいであきらめます。やっぱり、付き合ってくれそうな女性を狙うのです」(26歳・通信)
ネット上にはたくさんの「片思いの相談」がありますが、そのほとんどは女性の相談です。
男性は、この証言にもあるとおり「付き合ってくれそうな女性」を狙います。
だから、いつまでも「友だち以上恋人未満」の関係でいると、男性は、ほかの女性と付き合ってしまうのです。
友だち以上恋人未満の関係が、3年越しに実った……というケースは、彼はその3年の間に、ほかの女性と関係を持っている……こう見るのが「ふつう」では?
「会社でも飲み屋さんでもそうですが、僕はやさしくされたら、すぐにその女性に恋に落ちます」(27歳・建築)
「恋に落ちる」というのが、どの程度の恋なのか? にもよりますが、これも「男性心理あるある」でしょう。
だから、行きつけのコンビニの店員さんに恋しちゃっている男性がいたり、極端なことになれば、毎晩、行きつけの飲み屋さんに通い詰める男性がいたり……こういうことになるわけです。
「女性って、わりとキスに関心が高いと思うのですが、僕は恥ずかしいので、自分からキスをすることは、まずありません」(28歳・飲食)
一般的に言って、男性が女性にキスをするときというのは「最終」の時期です。
つまり、「この女性は、絶対におれのキスを拒まない」という確信を持てたときにキスをします。
酔っぱらった勢いでキスをしてくる男性は……「一線越えたい」という気持ちが先走っているわけで、当然「恋」とか「愛」とは、ほど遠いところにいる男性なわけです。
ざっくり言えば、男性は「好き」という気持ちに素直になれないし、素直にそういう気持ちを出してこない傾向にあると言えます。
だから、男性から告白されるのを待っていたのでは、いつまで経っても付き合えない……こういうことになったりもします。
そういう男性を「男らしくない」と思う女性もおいでかと思いますが、そういう男性心理こそを、本当は「男らしい」と評するのです。本当は男らしくないのですが、日本には、昔から、そういう男性のことを「男らしい男性」と評するという……ちょっとおかしな風習がある、ということです。
Written by ひとみしょう
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