「私なんて、全然!」と謙遜しても、色気のある女性は美しく、しっとりとした艶のある雰囲気を漂わせます。
また、セクシーな女性になりたいと、どんなに頑張ってもなれない人がいます。
身体全体にまとう空気感が違うというか、もはやコレはもう、『天からの授かりもの』ではないかと思うときがあるのです。
筆者は占い師としても活動していますが、先日、ある方のホロスコープを眺めていて気付いたことがありました。
その人は匂い立つようなセクシーさを備える、才能ある俳優さんです。
斎藤工さんといえば、セクシーです。数年前、不倫をテーマにしたドラマで女性たちを虜にし、以後もしなやかで美しい魅力を武器に、ドラマや映画で活躍されています。
しかし、斎藤さんご自身は、インタビューなどで「セクシーな自覚がない」「本当はそういうキャラじゃない」と、色気を否定されているのです。
これはつまり、本人が意識して色っぽさを作り出しているわけではない、ということ。
天然の状態でセクシーさがにじみ出ているんですね。
斎藤工さんは、1981年8月22日、午後3時40分に東京で産まれたそうです。
このバースデータを元にホロスコープを作ると……産まれた時に天頂(MCといいます)はさそり座に位置しており、金星はてんびん座に位置していました。また、東の地平線(アセンダントといいます)はやぎ座にあったのです。
詳しい説明は割愛しますが、アセンダントを「自分がアピールしたい自分自身」、MCが「周りから見た自分」と解釈すると、情熱や神秘性、色気を表すさそり座にMCがある斎藤さんは、本人の意志に関係なくセクシーな人と周りから見られることがわかります。
そして、ご自身は真面目で律儀なやぎ座の性質を自覚していて、そうした面をアピールしたがっていることもわかるのです。
また、てんびん座の支配星は金星ですが、生まれた時のホロスコープ上に星座と支配星がピタリと重なると、星の性質がより強く出る傾向にあります。とはいっても、星座と支配星が合致する例は、誰にでも起こるわけではありません。
斎藤さんの場合、美と愛の象徴である金星がてんびん座にあることで、異性と惹きつける魅力が大いに発揮されると見て良いでしょう。また、金星のすぐそばには、木星と土星があり、魅力は洗練された状態で多くの人を魅了するとわかります。
最近では、インターネットを検索すれば、無料でホロスコープを作れるサイトがたくさんあります。
そのため、出生時間さえわかれば、誰でも簡単に産まれた時のホロスコープが作れるでしょう。
金星が何の星座に位置するかを見れば、その人の美意識がどうなっているか、恋愛観はどうか? がわかったりします。
また、火星を見ることで、セックスに対する価値観や性癖が見えてきたりもします。
メジャーな例ではないでしょうが、生まれつき天からセクシーさや、しっとりした艶のある魅力を授かっている人はいるようです。
「自分はそのつもりがないのに、色っぽいとよく言われる」という女性は、もしかしたらセクシーの星を持っているのかもしれませんね。
Written by 岡崎咲