結婚相談所の成婚率はどれくらい？ 成婚料などもあわせて紹介します！

結婚相談所は、未婚の男女が結婚を目的とした出会いを見つける会員制のサービスです。

入会金、月会費、成婚料などお金がかかるというデメリットはあるものの、効率的に出会いを探せるので「半年以内に結婚したい」「独身で真剣な出会いを求める男性と出会いたい」と考える人にとって、とても便利なツールです。

では、実のところ結婚相談所の成婚率はどれくらいなのでしょうか？ また、成婚料や会費にはどれくらいが相場なのでしょうか？

今回の記事では、結婚相談所の成婚率、かかる費用についてご紹介します。

1. 結婚相談所の平均成婚率は？

経済産業省の資料によると、結婚相談所における平均成婚率は男性7.9%、女性8.6％と出ています。つまり、結婚相談所に登録すれば必ずしも成婚できるとはいえないのです。

相談所では「成婚率50％以上」と公式HPで書かれているものがありますが、相談所によって成婚率の計算方法が異なる為、一概に成婚率の高い相談所とはいえないのが現状です。

例えば、A社であれば全会員のうちの成婚者の割合、B社は退会者の中での成婚者の割合などなど。その為、あまり公式サイトの情報を鵜呑みにしない方が良さそうです。

2. なぜ相談所の成婚率は低いのか？

相談所の成婚率が低い理由の1つに、会員が「高いお金を投資した分だけの出会いを求めている」という点が挙げられます。

誰だって、投資した分の見返りは欲しいものです。特に結婚相談所は、会費も高額ですよね。思っているような出会いがなければ、納得して成婚料が払えないと考えてしまうことも……。

ただ、筆者の周囲で実際に相談所で成婚した人は、みな合理的でサバサバしています。

いい人かどうかよりも、時間を大事にしているから相談所に投資したという感じなので、相手選びには勤め先、家柄あたりをチェックすれば問題なしと判断する人が多かったです。

合理的な人ほど、相談所は向いているといえるでしょう。

3. 成婚が決まる人は2～3ヶ月、決まらない人は2年かかって退会することも

筆者の周囲で相談所に入り成婚した人は、みな2～3ヶ月の間に相手を見つけて半年以内に成婚しています。相談所で結婚が決まる人は、みな大変合理的な考えでした。

例えば、少しでも違うと思ったら即断り、いいなと思ったら即決するタイプが多かったです。

また、「子供は○歳までに」と具体的にライフプランを決めており、成婚後はすぐに不妊治療に入る女性も少なくありませんでした。

幸せになるには、とにかくどんな時もお金を惜しまない人に多いですね。

結婚できなかったタイプには、相談所の出会いに少し夢を見ているタイプが多かったように思います。

つまりどんな出会い方でも、見つからない方は本当に見つからないのではと思ったほどです……。

また、結婚できなかった人の中には2年後に総額200万円払って退会したという男性も。

なお、後者の方は「親の介護をしてくれる人を探している」という目的だったので、なかなか出会えなかったのかもしれません。

4. 結婚相談所のお金の相場はいくら？

結婚相談所のお金の相場は、まず入会金が3～10万（ないところもある）、月会費が1～2万、お見合い料金が1回につき1万円程度、成婚料は０～30万円です。

入会金が高いと成婚料が安い、入会金が安いと成婚料を高めに設定しているところも多いです。

相談所が頑張って動いてくれるのは、入会金が安くて成婚料が高いシステム。相談所もサービスとは言えぶっちゃけお金儲けなので、会員に結婚してもらう為に精一杯尽くすはずです。

なお、相談所に入会しても満足なサービスを受けられない、紹介してくれないと文句を言っている人も数人いましたが、いずれも入会金が高いタイプでした。

相談所を検討するなら、入会金が高額すぎないこと、どちらかといえば成婚料が高めのものを選ぶと安心ですね。

5. ＜まとめ＞結婚相談所の成婚率、成婚料など

結婚相談所ともなると、入れば確実に結婚できるイメージを持っている人は多いもの。しかし、実のところ成婚せずに退会している人は少なくありません。

成婚する人は、逆に半年以内に相手を見つけてさっさと成婚料を払って退会しています。

傾向としては、「いい人がいれば」というタイプは結婚できず、「職業は大手、年齢は30代限定」と理想を明確にしている人の方が、他の面を妥協できるので成婚が早いです。

また、20代のうちに子供が欲しいならライフプランをしっかり立てている人も成婚しやすい特徴があります。

入会金、成婚料、会費、お見合い料など、長くいればいるほどお金がかかる為、入会したら早めに相手を見つけて幸せな結婚ライフを送りましょう。