【完全ガイド】結婚相談所の開業を徹底解説!開業方法から成功ポイント、資格や補助金まで

【完全ガイド】結婚相談所の開業を徹底解説!開業方法から成功ポイント、資格や補助金まで

近年、結婚相談所をフランチャイズで開業するケースが多くなっています。結婚相談所自体の需要も高まっているため、新規開業するメリットも大きいと言えるでしょう。しかし、個人で開業するのか、法人で開業するのかなどの悩みを抱えるケースも少なくありません。

そこで今回は、結婚相談所の市場がどうなっているのか、フランチャイズで開業する流れはどのようになっているのか、開業を成功させるためにはどうすれば良いのか、必要な資格はあるのかなどについてご紹介します。

結婚相談所をフランチャイズで開業したいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

結婚相談所の市場解説

結婚相談所の市場は、広がりを見せています。20歳~50歳までの独身者の数は、およそ2,000万人にも上ると言います。独身者の数は、年々増えているのです。単純に晩婚化が進んでいるだけではなく、未婚化もかなり深刻な状況になっているのです。

2007年には、婚活という言葉が生まれました。この言葉が生まれたことによって、結婚をするために活動をすることが当たり前だと認識されるようになっていったのです。

そして今では、かなり大きな需要があるビジネスへと成長しています。国や自治体も婚活を支援するための取り組みを行っていて、少子化に歯止めをかけようと努力しています。

このようなことを踏まえて考えてみると、結婚相談所をフランチャイズで開業するのは今がチャンスだと言えるのではないでしょうか?

個人で開業するか?法人で開業するか?

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結婚相談所の開業は、個人で行う場合と法人で行う場合があります。それぞれのケースにあるメリットとデメリットについて見ていきましょう。

個人で開業する場合

個人で開業する場合のメリットは、地域に密着した婚活サポートができるという点です。法人として開業した場合であっても、地域に密着した結婚相談所の実現は可能です。

しかし、法人化するということは規模を大きくすることが想定されるため、当初のビジョンからかけ離れてしまう可能性も考えられます。

そのため、地域に密着した婚活をサポートしたいのであれば、個人事業主として規模が小さめの結婚相談所を設立した方が良いと言えるでしょう。規模が大きくなってしまうと会員数も増えます。

それは運営していく上では大きなメリットになりますが、会員が望むサポートができるかどうかというのは違う話になるケースも少なくありません。

つまり、地域や会員にしっかりと寄り添った婚活サポートをしたい場合は、会員数を増やさない個人事業主の方が向いているケースが多いということになります。その他にも、事業内容を変更しやすい、青色申告控除を受けられるといったメリットもあります。

それに対してデメリットは、銀行の借入や新規取引をする場合に不利になる可能性がある、事業主自身が社会保険に加入できない、所得に応じて税率が変わるといったものがあるのです。

新しく開業するためには資金が必要になりますが、銀行の借入や新規取引で不利になってしまうと開業資金の調達が難しくなってしまう可能性もあるでしょう。

法人で開業する場合

法人で開業する場合のメリットは、何よりも社会的信用が高くなることが挙げられます。さらに、金融機関からの融資もしてもらいやすくなるため、安定した経営をしやすくなります。安定した経営ができている結婚相談所であれば、相談したいと思っている人も安心できるでしょう。そのため、会員数を増やしてより大きな収入を得られる可能性が高まる方法だと言えます。

それに対してデメリットは、資本金を用意しなければいけない、法人向けのネットバンクは手数料が割高になってしまう、税理士を雇わなければいけない、赤字でも法人住民税がかかってしまう、社会保険へ加入しなければいけないといったものが挙げられます。

さらに、個人事業主とは違って青色申告による控除も受けられません。あなた自身にとってより魅力的な方法なのかを見極める必要があるでしょう。

本業で開業するか?副業で開業するか?

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結婚相談所の開業を考えた時に、最初から本業にしても良いのか、それとも副業から始めた方が良いのか迷ってしまう人もいるでしょう。

続いては、その悩みに応えるために、脱サラして最初から本業にするメリット・デメリット、副業から始めるメリット・デメリットについてご紹介します。どのように始めようか悩んでいる人必見の内容です。

脱サラして最初から本業にするメリット・デメリット

脱サラして最初から本業にするために開業するメリットは、自分たちで給料を決めることができるという点です。仕事で成果をたくさん出せば、それがそのまま収入になります。

もちろん、家賃や備品の購入費用も分けておく必要がありますが、経営に関するノウハウを身に付けられるという点も大きなメリットだと言えるでしょう。

また、時間を自由に使うこともできます。会社に勤務する場合は、働かなければいけない時間が決められています。しかし、個人事業主として結婚相談所の運営を本業にすれば、時間に縛られにくくなり、自由な時間が増えるのです。

スケジュールも自分自身の予定とすり合わせながら立てられるため、最初から本業にするメリットは大きいと言えます。特に、自分の時間を大切にしたいと思っている人の場合は、よりそのメリットが大きなものだと感じるでしょう。

それに対してデメリットは、収入がなくなってしまう可能性があるということです。状況によっては、マイナスになるケースも考えられます。

これは、企業を検討している人であれば誰もが考える不安要素だと言えるでしょう。会社に勤務していれば、毎月安定した給料が支払われるため、収入の心配をする必要がありません。

しかし、結婚相談所を開業した場合は会員数が増えないなどの理由で収入が途絶えてしまう可能性があることをしっかりと理解しておく必要があるのです。

最初から本業にすることのメリットもありますが、本当にやりたいのであればデメリットについても知っておく必要があります。できるだけデメリットを感じないようにするためには、準備がとても大切になります。

結婚相談所を開業して成功した人の多くは、開業前に時間とお金をかけてしっかりと準備をしているためです。ビジネスの基盤をしっかりと構築できていれば、最初から本業にしても大きな問題は起こる可能性は格段に低くなります。

また、最悪の事態を想定した対処方法も考えておくと、万が一の時に焦らずに済むでしょう。

副業から始めるメリット・デメリット

結婚相談所の開業を副業から始めるというケースもあります。では、副業から始める場合のメリット・デメリットについても見ていきましょう。

メリットは、初期投資やリスクを軽減できるという点です。副業なので、本業が休みになる週末などを活用するケースが多いですが、人脈を広げたり、勉強する時間を増やせたりします。

最初のうちは、お小遣い稼ぎ程度からスタートし、少しずつ軌道に乗せていけば無理なくスキルアップもできるでしょう。パソコンを持っているのが一番理想的ですが、タブレットやスマートフォンしかないという人でも問題ありません。なぜかというと、副業は本業や家事の隙間時間を活かして収入を得るものだからです。

デメリットには、会員数が増えたときに副業の範囲内では業務が難しくなってしまうという点です。会員数が数十名になると、相談を受けたり、紹介したりする時間が多く必要になります。そのため、本業の片手間で業務を行うことが難しくなってしまうのです。

多くの会員を結婚まで結び付けられる喜びも大きくなりますが、より親身に対応するためには副業から本業へとステップアップすることが望ましいと言えます。

副業ではなく週末起業という方法もある

結婚相談所を開業している人の中には、週末起業をしている人もいます。週末起業というのは、自分自身で新しいビジネスを立ち上げて収入を得ることを指します。

結婚相談所を利用する人には、週末メインで活動している人も少なくありません。そのような人をターゲットにした新しいビジネスを生み出すことができれば、週末起業を始めるきっかけとなります。週末起業は、リスクを少なく始めることができます。

コワーキングスペースやレンタルオフィスも増えているため、そのような場所を活用する週末起業家は非常に多いです。結婚相談所は、需要があるため週末起業でも会員を獲得しやすいというメリットもあります。

そのため、本業にする前に週末起業から始めてみるというケースも増え始めています。週末起業で軌道に乗れば、本業へと移行することも可能です。

結婚相談所の場合は、在庫を抱えることもなく、フランチャイズでの企業もしやすいです。既存の結婚相談所でもフランチャイズで開業できる人を募集しているケースも多いため、情報収集をしてみると良いでしょう。

結婚相談所の開業を考えている人の中には、本業で始めるべきか、副業で始めるべきか悩んでいる人もいるはずです。どちらにもメリットとデメリットがあります。そのため、自分がどのような結婚相談所を作りあげていきたいのかを明確にし、目標を実現できる方法を選ぶべきだと言えます。

最初から本業にするのは不安だけど、いずれ本業にしたいと考えているのであれば、副業ではなく週末起業を検討してみても良いでしょう。

結婚相談所の開業方法(開業ステップ)は?

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結婚相談所を開業するためには、その流れを知っておく必要があります。では、順を追って説明していきましょう。

①開業前の相談に行く

結婚相談所の開業しようと思った場合、まずはフランチャイズでの開業を行っている場所に相談に行きます。

どのような流れで運営されているのか、経営のビジョンはどのようになっているのかなどを明確にイメージできるようにスタッフが説明してくれます。

相談に行くことで、結婚相談所を開業するメリットや必要な資金、集客方法、成婚まで導くためのカウンセリングに関するノウハウなどについて学べるのです。この時に、事業計画に関する相談にも乗ってもらえます。

その他にも、開業にあたって生まれる不安や疑問にも応えてくれるため、相談は必須だと言えるでしょう。他の結婚相談所にはない強みを見出したり、効率的な集客方法につてアドバイスを貰ったりもできるため、最初の相談は非常に重要なポイントになることを覚えておいてください。

フランチャイズの開業をサポートする結婚相談所連盟には、結婚相談所の集客に強みを持つ連盟もあります。一度お気軽に無料の資料請求や問い合わせをしてみるのがおすすめです。

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②フランチャイズ契約をする

フランチャイズ契約をする際には、経営理念や経営方針、システムなどをしっかりと理解する必要があります。フランチャイズ契約をする会社や連盟によって異なりますが、いくつか必要なものがあります。

必要になるケースが多いものとしては、加盟金や初期基礎研修にかかる費用、契約書、月会費の引き落とし口座、本人確認書類(個人契約の場合は免許証などの身分証明書、法人契約の場合は登記簿謄本など)といったものです。

事務所を新たに構えなければいけない場合は初期投資がそれなりにかかってしまいますが、自宅の一角を事務所にできる場合は初期投資を抑えることができます。

事務所を構える場合は、同じ系列で運営している先輩オーナーの事務所を訪問し、どのような事務所が理想的なのか事前に確認しておくと良いでしょう。

③加盟者向けの研修を受ける

開業の準備が整ったら、フランチャイズとして加盟している人向けの研修に参加します。研修では、開業の心構えや結婚相談所が担う役割、運営のノウハウ、脳鵜飼の手続きなど基本的な知識を学ぶことができます。

初期の研修だけではなく、定期的な研修が行われているケースもあるので、スキルアップを目指していきたいのであれば研修を多く開催している場所を選んだ方が良いと言えるでしょう。

開業後のフォロー体制が整っていれば、業界未経験の人でも安心して開業できます。結婚相談所の開業を検討している人は、この流れを参考にしてみてください。フランチャイズを募集している結婚相談所では、きちんとしたフォロー体制が整っているケースが多いです。

しかし、経営理念や基本方針などは場所によって異なるため、最初に相談した段階で自分に合っているかどうかを見極める必要があります。そうすることで、効率良く理想的な結婚相談所運営へとつなげられます。

結婚相談所の開業を成功させるポイント

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ここからは、結婚相談所を開業させる上で大切な成功させるポイントを見ていきましょう。開業するならば誰もが成功させたいと思うはずです。

そのポイントをあらかじめ知っておくことで、成功への道へと進むことができます。まずは、開業するにあたって大切な会員数を見ていきましょう。結婚相談所では、会員の中で好みの人や気の合う人を探し、恋人そして結婚へと進んでいきます。そのため、会員数が多い方が多くの中から運命の人を探せます。

最低でも1000人会員数を増やせるよう行動していきますが、個人で結婚相談所の開業を目指すのであれば、いきなり大人数の会員を抱えてしまうと対応しきれない可能性もあるため、20人や30人から初めていきましょう。では、開業を成功させるために欠かせない会員数を増やすコツをご紹介していきます。

ブログを活用する

集客のための基盤としてブログの活用はおすすめです。無料でスタートできるブログもあり、費用の節約を兼ねて始めることも検討してみましょう。

ただし、ブログの内容や更新頻度についてはポイントがあります。まず、ブログの内容に関しては結婚相談所に関することが基本です。入会したいと思わせることが重要なので、サポート内容や独自のメリット、お得なサービスなどの情報を掲載していきましょう。

また、婚活している人々に向けてアドバイスすることも効果的です。年齢をデメリットに感じている人や消極的な人、運命の相手を見つけることができずに焦っている人などに向けて、様々なアドバイスをしていくことで、幅広い年代の人にブログを見てもらうことができます。

ブログにのせる記事の文字数は、2000文字以上がおすすめです。更新頻度も毎日であるほうが検索順位に影響を与えるため、定期的に更新していきましょう。

ただし、ブログを書くことが苦手であれば少ない文字数から始めていき、少しずつ文字数や更新頻度を増やしましょう。

広告を活用する

結婚相談所を様々な人に知ってもらうためには広告を活用するのもおすすめです。新聞やチラシは、年代が上の人も見ることが多いほか、エリアを絞ってアプローチすることも可能です。自分で直接ポスティングをして集客を募ることも可能なので、集客方法で悩んだら活用してみましょう。

また、近年はネットを活用して婚活をする人も増えています。WEB広告は、検索キーワードによって婚活をしている人にアプローチできるため、より情報を求めている人に結婚相談所について知ってもらえるでしょう。

紹介を活用する

紹介によって結婚相談所を広く知ってもらうことも可能です。自分の親族や知り合いに声をかけ、結婚相談所を開業したことを伝え、その友人や知人に声をかけてもらう方法は、手軽にできます。その際、名刺やSNSを活用できると便利です。

結婚相談所に関する情報を掲載したブログやツイッターといったSNSを名刺に記載しておけば、気になった人がアクセスしてくれるでしょう。

また、結婚相談所に既に入会している会員が婚活をしている知り合いを紹介してくれることもあります。結婚相談所の中には、紹介制度を設けて「紹介するとプレゼントがもらえる」といったキャンペーンを実施している場所もあるでしょう。

しかし、プレゼントだけが欲しいと考える会員も中にはいるため、真剣に婚活について考えていない人が入会する可能性もあります。

できるのであれば、自身が運営する結婚相談所のサービスに満足し、「知り合いにも紹介したい」と自らが思ってもらうことが大切となるでしょう。

結婚相談所の開業で失敗する原因

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次に、結婚相談所の開業で失敗してしまう原因を解説していきます。

共同経営を行う

結婚相談所を開業するためには資金が必要です。資金が少ない場合は、知人や親族などと一緒に経営をすることで資金を分割して開業することが可能です。

費用の負担が少なくなるだけではなく、仕事も2人で分け合ってできるため、メリットが多いと考える人もいるでしょう。
しかし、結婚相談所を運営していくにつれて方向性の違いや意見の食い違いが生まれてくるはずです。最初は仲良く経営していても、年月が経つにつれて不満も多くなり、揉め事が多くなる可能性があります。最悪の場合は経営していくことが難しくなる可能性もあるため注意が必要です。

こうした失敗を防ぐためには最初から共同経営をしないことが大切ですが、資金の問題があれば共同経営をすることでしか開業できない場合もあります。

その際には、どちらが代表者になるかをあらかじめ決め、出資比率は半分にせず、代表者の方が多く資金を用意し、主従関係をはっきりさせておきましょう。

価格設定が高すぎる

結婚相談所の費用には、入会金や成婚報酬のほかに月額利用料やお見合い費用などがあります。それぞれの相場を見ていくと、

入会金…3万円~10万円
成婚報酬…5万円~30万円
月額費用…5,000円~2万円
お見合い費用…5,000円~1万円

となります。
この他に、会員情報を登録する際に発生する登録料が1~3万円ほどかかる場合もあります。

開業するのであれば、儲けは多い方が良いと考えるでしょうが、相場からかけ離れた費用であれば、例え入会したいと思っても実際に入会することは難しいでしょう。

結婚相談所を開業する地域の平均収入や支出目的といった所にも着目し、適正価格で開業準備をしていきましょう。

安易に開業する

近年、街コンやマッチングサイト、婚活パーティーといった様々な婚活サービスが普及しており、「結婚」を意識している人が増えていることが予想されます。

そのため、「結婚相談所を開業したら成功しそう」と考えて実際に開業を検討している人が増えています。しかし、需要があったとしても自身が開業する結婚相談所に入会してくれるかは分かりません。

婚活パーティーやマッチングサイトと比較すると、敷居が高いイメージがあるため、集客のための準備が重要となります。集客のための準備を疎かにしてしまえば、入会してくれる顧客は増えないため、安易な気持ちで開業を決意しないようにしましょう。

「多くの人を幸せにしたい」という強い気持ちがあるのであれば、集客を徹底して行い結婚相談所を長く続けていけるよう、真剣に経営について学んでいきましょう。

結婚相談所の開業には資格は必要?

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結婚相談所を開設するにあたり、得意別な資格が必要なのか考える人もいます。資格を持っていることで有利に経営が進められれば、経営を失敗せずに成功へと導くことができます。そこで、必要となる資格について見ていきましょう。

【特別な資格は必要ない】

結婚相談所を開業する際に、国家資格や免許などが必要になるのか心配する人もいますが、実際には特に資格は必要なく誰もが結婚相談所を開業することが可能です。

しかし、結婚相談所の経営を続けていくには向き不向きがあるので、結婚相談所に向いている人がどういった人であるのかご紹介していきます。

結婚に大きな魅力を抱いている人

結婚は人生の中でもビッグイベントの一つです。結婚した男女が互いを支え合って暮らしていく姿に大きな魅力を感じている、結婚に対して良いイメージを持っている人であれば、結婚する魅力を多くの人に伝えられるでしょう。

反対に結婚に対してマイナスなイメージを持つ人は、結婚相談所を経営しても、結婚の魅力を伝えられないため、会員を不安な気持ちにさせてしまいます。

誰かの役に立ちたい人

結婚相談所の経営において、会員同士の結婚が決まることはとても喜ばしいことです。多くの人たちを幸せにしたい、という気持ちがあることで、サポートにも力が入るでしょう。

誰かの役に立ちたいという気持ちは、経営する上で重要な思いなので、人の役に立つことに魅力を感じている人ほど、結婚相談所の経営に向いていると言えます。

悩みに寄り添える人

結婚相談所を利用する人は、結婚に対して様々な悩みを持っています。容姿や年齢を気にしている人、自分に自信のない人、消極的過ぎる性格に悩んでいる人など、様々な人が利用するでしょうが、その悩みを払拭させつつ理想の相手を見つけていくことになります。

時には失敗してしまうこともあるでしょうが、諦めない心が大切だと会員に伝えていくことで、結婚を成功させることにつながります。会員に寄り添ったサービスの提供ができる人が向いているでしょう。

【民間資格が存在する】

入会希望者を募る際に武器となるのが民間資格です。特別な資格は必要ありませんが、名刺やホームページに掲載すれば、安心感を与えるだけではなく、相談所の広告になるでしょう。

准恋愛診断士資格

一般社団法人マッチメーカーコンサルティング協会が発行している資格で、恋愛傾向から運命の相手選びやコーチングなどができるようになります。

結婚カウンセラー認定資格

結婚相談所の業界団体をしている一般社団法人結婚相談業サポート協会が発行する資格で認定試験に合格すると認定カードをもらえます。

定期的に認定試験が行われているため、取得を検討してみましょう。

フィッティング・ソムリエ

一般社団法人服のコンサルタント協会が発行している資格で、男性に向けてベストな服を提案できる資格です。男性の中には、どういった服装が女の子に好まれるのか分からない人も多いです。

フィッティング・ソムリエの資格を持っていることで、男性会員の悩みを解決しながらサポートできるでしょう。他の結婚相談所と差別化を図るためにも、資格取得を考えてみましょう。

結婚相談所の開業資金には補助金を活用しよう

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開業するためには多くの資金が必要です。飲食店などと比較すると、開業に向けての資金は少ないですが、順調に経営を続けていくためにも初期費用は抑えたいでしょう。そこで利用したい制度が「補助金」です。

結婚相談所を開設する際には「小規模事業者持続化補助金」が利用可能です。小規模事業者持続化補助金は、商工会議所の管轄地域内で事業を行う事業者が対象の補助金で、持続的に経営するための経営計画などに必要となる取り組みに対して支援してくれます。

原則として50万円を上限に補助金を受け取ることができ、商工会議所による指導や助言も受けられます。開業に向けて分からないことが多くても安心でしょう。

この他にも、業務の効率化を図れるITツールの導入を検討している場合には、「IT導入補助金」も活用できるでしょう。最大で450万円を補助してくれ、申請や手続きもIT導入支援事業者がサポートしてくれるため安心です。

結婚相談所を開設する地域でも、補助金を設けている可能性があるため、自治体に相談してみると良いでしょう。

魅力高い補助金ですが、デメリットがあるのか気になる人もいるでしょう。そこで、補助金を利用するメリットやデメリットについてご紹介していきます。

メリット

補助金を活用する最大のメリットは、コストを削減できる点です。開業資金は、思ったよりも必要になるケースもあります。準備していた頭金がすぐに無くなり、焦ってしまう人もいるはずです。

費用を集めることができないからと、夢となる開業を諦める前に補助金の活用を考えてみてください。融資ではないので、返済する必要がないこともポイントです。

デメリット

デメリットは、補助金を申請する際に手続きが必要となる点です。スムーズな申請をするためには、入念な準備が大切ですが公募期間が定められていることもあるため、期間にだけは注意しておきましょう。

申請には書類を用意する必要がありますが、数が膨大なため、自分一人では難しい場合もあります。そんな時には、司法書士や行政書士に相談し、手続きの代行を依頼しましょう。別途費用がかかりますが、確実に申請できるため安心です。

まとめ

幸せな家庭を築くため、結婚を夢見る男女が利用する結婚相談所は、年々需要が高まっています。多くの人たちを幸せにするため、結婚相談所を開業しようと考えても、開業する方法が分からなければ進むことはできません。

上記の開業ステップや成功させるポイントを参考にしながら、会員数を伸ばしていきましょう。

そして、資金に不安があっても補助金を活用することで支援が受けられるため、申請方法についても確認することが大切です。入念な準備を行い、結婚相談所の開業を成功させましょう。

結婚相談所の開業を考えられた方は、開業と運営のプロである結婚相談所連盟のサイトをまずは見てみましょう。そして、興味があれば、一度お気軽に無料の資料請求や問い合わせをしてみるのがおすすめです。

結婚相談所連盟 マリッジデザイングループの詳細はこちら

Written by 綾崎リコ

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