「デート」とは？「異性の友人と遊ぶ」はデートに含まれる？そんな迷える女の子のため、デートについていろいろと検証してみました！
気になるお財布事情についても触れているので、デート初心者さんは参考にしてみてね♡
どこからどこまでがデートなの？
「デートする♡」なんてよく聞きますが、そもそもデートの定義ってなんでしょうか。恋人同士でどこかへ行くことはまぁデートでしょう。
でも、女の子同士でスイーツを食べつつおしゃべりするのだって、デートって言ったりしますよね？
そう考えると、デートってじつはものすごく広い！女の子同士で会うのもデートになるのなら、異性の友人と遊びに行くのはどうなんでしょう。これって「どこからが浮気？」と同じくらい深くて難しい問題かもしれないですね……。
ということで、判断に迷うシチュエーションごとに検証してみましょう！
シチュエーション別に「これはデート？」を検証してみる
【仕事上のおつき合いで二人きり】
仕事帰りや出張先で、たまたま異性の同僚・上司と二人っきりでお食事へ行くことに～なんてこと、ありますよね。一応異性と二人……という、デートっぽいシチュエーションではありますが、どうなのでしょうか？
この場合、ほとんどの人が「それはデートじゃない！」と言うでしょうね。むしろお相手の異性から「デートみたいだね♡」なんて言われたらセクハラで訴える勢いかも……。
でも、これって相手次第みたいなところがありますよね？できればお近づきになりたくないおじさんだったらイヤだけど、前々から気になっていたイケメン男性だったらむしろ嬉しくないですか？
そう考えると、デートかどうかの線引きってすごく曖昧なものなのかもしれません。
【悩み相談で真夜中まで語り合う】
男女間の友情は成立するか――なんて、人類の永遠のテーマのようにしばしば語られますが、実際に性別を越えた友人って存在しますよね。
女の子はお話好きの女の子同士で悩み相談をすることが多いですが、男性の意見を聞きたいことや、女の子には話しにくい内容の悩みを抱えていることもあります。
そういうときは、相手が男性でも遅い時間まで二人きりで語り合う……なんてことも。
そのとき二人の間にあるのは、あくまで「悩みを解消したい」「解決のために手助けしたい」という純粋気持ち。
悩みの深刻度にもよりますが、色っぽい雰囲気に発展するとも思えないので、デートとは呼べないでしょう。
女の子が興奮して泣き出してしまい、普段見せない顔に男性がドキッとする！なんてマンガのような展開もないとは言い切れませんが、現実にはそうそうないでしょうね。
個人的には男女の友情は存在してほしいと思っているので、純粋に悩み相談のまま終わってほしいという希望があります。
【共通の趣味で盛り上がる】
共通の趣味友達のつながりって強いですよね。読書ならこの作家さんが好き！とか、音楽なら同じバンドのファン！とか、アニメなら推しキャラが一緒！とか。
とにかく自分の好きなものを、同じくらい熱量で好きでいてくれる人の存在ってすごく貴重だし、出会えたら嬉しいものです。一緒に出かける機会も多いですね。だって、一緒にいると楽しいですから。
とはいえ単純に「共通の趣味を持っている＝仲が良い＝恋愛に発展する」という図式が成立するとも限りません。
たしかに共通点が多いことは、恋が生まれる要因の一つになることはあります。でも趣味友達は趣味友達のまま、いわば同志のままでいたいと願う人も多いんです。
友人関係と比べると、恋愛関係はもろく壊れやすい関係です。せっかく共通の趣味を持っている人に出会えたのだから、ずっと趣味仲間として仲良くしていたい……という気持ちもわかりますよね。
趣味仲間の場合は、相手を異性として意識するのではなく、単純に趣味を通じたつながりという認識が強いみたい。というわけで、趣味つながりでのお出かけはデートとは呼べないパターンが多いようですね。
デートの定義とは？
ではデートの定義というのは一体どういう状態を言うのでしょうか？いくつか挙げてみました！
【お互いもしくは片方に好意がある】
完全な友達ではなく、「好きだな」「この人いいな」「仲良くなりたいな」という、ちょっとした下心が存在する場合はデートと呼んで差し支えないようですね。
お互いが好意を持っている場合は良いのですが、片思いの場合は片方にとってはデートでも相手にとってはその気なし！という悲しいパターンになります。
まだまだ発展途上にあるデートということで、「そのデートを通じて相手にも異性として意識してもらえるかどうか？」が今後を左右するカギになります。がんばりましょう！
【二人の未来に恋が生まれる可能性がある】
好意とまではいかなくても、「もしかしたら……？」という期待が入り混じった状態です。相手のことを友人もしくは同僚・上司以上に「異性」として意識している状態で会うなら、それはデートと呼びます。
イベントやSNSで知り合った人と、はじめて二人で会う時なんかはこれに当たるかも！まだよく知らない相手なので好意とまでは言えませんが、今後恋愛に発展していく可能性は十分ありますよね。
【異性に会うこと自体が目的】
前述の「悩み相談」や「共通の趣味」の例では、メイン目的はあくまでも「相談」や「趣味」です。その相手と会うこと自体が目的ではありません。
でもデートの場合は中身なんて、ぶっちゃけなんだっていいんですよ。映画を観に行ってもいいし、ご飯を食べに行っても、ショッピングに行っても。
もっと言えば、家で並んで座ってぼーっとテレビを見ているだけだっていいわけです。
だって相手に会うこと自体が目的だから。ただ会いたいから会うのであって、「何をするか」はさほど重要じゃないんですね。
ただしこの「一緒にいればそれだけでいいの♡」が通じるのは、恋愛が始まったばかりのドキドキ最盛期限定です。
関係が長く続くとデートもマンネリしがちなので、「せっかく会っても毎回同じようなデート……」という不満につながりやすくなります。
ラブラブの頃は二人の世界に浸っていれば万事OK！ですが、つき合いが長くなればなるほど「何をするか」をよく考えてデートプランを練ることをおすすめします。
【恋人に対して罪悪感を感じる】
恋人がいても、異性と二人きりで会うのは許されるでしょうか？これもなかなか難しい問題ですね。
一般的には、「異性でも、以前からの信頼できる友達であればOK」とする人が多いかと思います。恋人ができたからと言って、友達と会うのを禁止されるのは納得できませんよね。
異性の友達と会う場合、もし「恋人に悪いな……」と感じるのであれば、ちょっとアブナイかも。
自分の中での位置付けが「完全な友達」であれば、恋人に対して罪悪感を感じることはありませんよね。堂々としていればいいんです。
少しでも「悪いな」と感じるのは、自分の中に相手を異性として意識している部分があるから。きちんとおつき合いしている恋人がいるにもかかわらず、他の異性とデートしてしまうのはちょっと問題かもしれません。
デートでのお支払は「男性が多く出す」or「割り勘」？
デートといえば、気になるのがお支払。昔は男性が全部出すものなんていう考えもありましたが、現代のデート事情はどうなっているんでしょうか？
マイナビウーマンのアンケートによると、「自分：彼女＝7：3」くらいで、男性である自分が少し多く出すと答えた人が４割。「割り勘」と答えたのが３割強でした。
※その他の結果はこちら▽
第1位 自分：彼女＝7：3くらい 40.2％
第2位 割り勘 34.6％
第3位 ほとんど自分がおごる 22.6％
第4位 ほとんど彼女におごってもらう 1.9％
第5位 自分：彼女＝3：7くらい 0.7％
※参考元：男性に聞く！理想のデート代の支払い方｜マイナビウーマン
【「男性がちょっと多く出す」が多数派】
女の子の払う金額に対して、男性が少し多めに出すというのが現代のスタンダードのようです。「本当は全部払ってあげたいけど、そこまで余裕がない」という声も聞かれました。
今は昔ほど男女間での収入の差がないので、「お支払はすべて男性持ちで」というのは一般的ではないみたいですね。二人のつき合いが長くなってデートの回数を重ねていくと、男性からおごられたり、逆に女の子からおごり返したりという機会も増えるでしょう。
個人的にスマートだなと感じたのは、飲み会でのお支払時にサラッと「女の子は1000円でいいよ」と言ってもらえたことです。あえて少額を出させることでこちらの負担も軽くなるし、男性陣がかなり多く出していたことで嬉しい気持ちもありました。
【割り勘は気兼ねしないで済むのが◎】
初デートの場合はお試し的な感覚もあることから、全額おごられてしまうとかえって「借りを返さなければならない」と女の子の方が負担に感じてしまうパターンも多いよう。「割り勘推奨」とする女の子も少なくありません。
また男性側の意見だと「彼女も働いているし、対等な関係でありたいから」というものがありました。特に最近は「男だから、女だから」といった考え方は古いとされることが多いので、割り勘も全然アリ！といった様子が見られました。
とはいえ「１円単位でキッチリ分ける男性はガッカリ」という声が多数。女子会での費用は電卓を出して、細かく計算して、おつりまで出す！という流れがめずらしくありませんが、さすがにデートでそれをやられちゃうのは……と考える女の子が多いようです。
【女の子も要注意！】
アンケート結果を見てもわかるように、今どきは女の子も普通にデート代を払うのがスタンダードです。中には全額払ってくれる男性もいますが、忘れてはいけないのが感謝の気持ち。
「デート代は男性に出してもらって当たり前」という考えが見え見えの女の子を見て、男性が良い気持ちになるでしょうか？ほとんどの場合、「もうこの子にご飯をおごってあげたくないな」と考えるはず。
デートはお互いが気持ちよく、楽しく過ごすものです。お金を出してもらったらそれで終わりではなく、感謝の気持ちをきちんと伝えましょう。
おわりに
デートにまつわるいろいろな疑問について検証してみました。友達以上恋人未満の関係のデートって、これからどんな進展があるんだろう？と、とにかくドキドキするもの。ぜひその甘酸っぱい関係性を楽しんでもらいたいですね。
「これってデートなのかな？」「初デートのお金ってどうするの？」と迷ってしまった女の子の手助けになれば幸いです。良いデートを、良い恋愛を♡
