「いい女」ってどんな女だろう……なんて疑問を持ったことはありませんか？

その答えが、人気ドラマ「東京タラレバ娘」で導き出された!?
しかもキーワードは『一人焼肉』!?　と、なんだか女の子達の間で波紋が広がっているようです。

というわけで今回は「いい女」について、徹底的に考えてみました！
 

タラレバ娘で波紋！いい女の条件は「一人焼肉」？

ご存知「東京タラレバ娘」、みなさん毎週見ていますか？

アラサー女子の心にグサグサと突き刺さる内容で原作漫画が大ヒットし、現在は吉高由里子さんの主演でドラマが放映されていますね。
ドラマの方も毎度高視聴率をたたき出しているようで、まるでアラサー女子達の心の声が聞こえてくるようです……。

さてさてそんな人気沸騰中のタラレバ娘ですが、ドラマ第4話で吉高さん演じる主人公鎌田倫子が語った「いい女の定義」が、どうやら女の子達の間で物議を醸しているようですよ。
どんな内容だったのかと言うと、「一人焼肉できる女こそがいい女なのかも」というもの！

女の子が一人で焼肉。またずいぶんとハードルが高いことをおっしゃる倫子様。

そもそもどうして一人で焼肉を食べることと「いい女」とが結びつくの？　と気になるところですが、倫子は頭の中でこんなことを考えます。

「昔はセクシーな女とか仕事のできるクールビューティーがいい女だと思っていた。でも、一周回って今は一人焼肉できる女がいい女だったりするのかも」

ということなのだそうです。なるほどなるほど……。

たしかに、一般的な「いい女」像から想像できるのはルックスの良さ、どことなく色気を感じさせるセクシーさ、スマートな振る舞いができる頭の良さ、バリバリと仕事をこなすデキる感……などが多いですよね。

「いつもオシャレでキレイにしている人って素敵！」
「恋も遊びも仕事も、どれも器用にこなせる人には憧れる！」

などなど、きっと誰だって一度は自分なりの「いい女」を考えたことがあるはずです。

ですがそんなフェーズで満足しているのは真の「いい女」ではない！というのが倫子の考え。

真の「いい女」とは、家族連れやカップル、仲間同士でワイワイと盛り上がる焼き肉店にも臆することなく足を踏み入れ
一人で焼きたいように肉を焼き、食べたいだけの肉を食べる！そんな姿だというわけですね。

この倫子節に対して、ネットでの意見は賛否両論のようです。
それでは、はたして本当に「一人焼肉＝いい女」だという図式が成り立つのか、検証してみたいと思います。

 

ぶっちゃけ、女の子はお一人様でどこまでできる？

まずはこちらのデータをご覧ください。
これは大人の女性の恋活・婚活を応援する恋愛情報サイト「恋学」が、女性限定に実施した「お一人様」に関わるアンケート結果（2017年3月14日現在）です。

Q:【女性限定】お一人様でどこまでできる？

・一人カラオケをしたことがある・・・159人　(22％)
・一人でラーメン屋には入れる・・・136人　(19％)
・一人で牛丼屋に入れる・・・92人　(13％)
・一人で焼き肉を食べれる・・・84人　(11％)
・一人で映画を見れる・・・145人 　(20％)
・一人では上記のどれも参加できない・・・90人　(12％)

お一人様の代表格とも呼ばれる行動がずらりと並んでいますね。

この中で「焼肉」に関わる結果を見てみると、「一人焼肉まったく問題ありません！」と答えた女の子は84人。
これは全体の11％程度となっており、全項目のうちでもっとも低い数値です。

やはり焼肉は女の子がお一人様をしようとする中でも、特にハードルが高いということがわかりますね。

ちなみに筆者の場合、カラオケ・ラーメン屋・牛丼屋までがお一人様経験あり。

映画はもともと自宅でDVD派なこともあって未経験ですが、特に抵抗はありません。
カラオケや映画館は、入ってしまえば他人の目も気にならないので挑戦しやすい方に入ると思います。

そしてやはり、問題は焼肉です。これはかなり難易度が高く、難関だと言わざるを得ないでしょう。

友人に、ディズニリゾートも旅行もなんだって一人で満喫できる女の子がいますが、さすがの彼女も一人焼肉は未挑戦だと言っていました。
「いつかやってやる」と野望を語ってくれましたので、一人焼肉はお一人様の中でもラスボス的な位置付けなのかもしれません。

食事系で並ぶラーメンと牛丼の場合、大人数で来店して談笑しつつ食事を楽しむというよりは、サッと来てパパっと食べて出るという印象が濃いですよね。
男性なら一人で食べに来る人も珍しくありませんし、そういう意味では女の子が一人でいてもあまりいたたまれない感がないでしょう。

でも、焼肉の場合は明らかにカテゴリが違います。「お肉が食べたい」はもちろんですが、同じくらい「みんなでワイワイ楽しみたい」という目的で来店する人も多いはずです。

だから男性であっても一人で食べに来る人は少数派ですし、それが女の子ならなおさら目立ってしまうことは避けられないでしょう。

他のお一人様と比べて一人焼肉のハードルがひと際高いのは、そんな周囲の目が耐えられない……と思う人が多いからではないでしょうか。
実際に女の子だけでなく、男性であっても「一人で焼肉なんて行けない」と言う人は多いものです。

大人の女性の恋活・婚活を応援する恋愛情報サイト｜恋学　【女性限定】お一人様でどこまでできる？

 

なぜお一人様が「いい女」につながるのか？

では倫子が「一人焼肉できる女こそいい女ではないか」と考えたのはなぜでしょう。
これはインターネット上に上がった賛成意見から読み解くと……

・周囲からどう見られても「肉が食べたい」という信念を曲げない強さがある
・たった一人で焼き肉店に入っていける勇ましさがまぶしい

つまりこういうことのようです。

焼肉に限らず、本来「お一人様」って何もおかしなことではないんですよね。
誰だって、行きたいときに行きたい所へ行けばいいのだし、食べたいときに食べたいものを食べればいい。
それは男も女も関係がないはずなのですが、なぜか恥ずかしいことのように感じてしまう。これはどうしてなのでしょう？

これは日本人特有の「◯◯らしさ」という考え方が関係しているのだと思います。

ラーメン、牛丼、焼肉は、どちらかと言えば「男性らしい食べ物」だというイメージが強いですよね。
実際には女の子だってこれらの食べ物を好んで食べる子はたくさんいるのですから、本当であればおかしな話なのですが。

逆にスイーツの食べ放題が売りのお店には「女の子らしい」イメージがあるので、男性同士ではちょっと入りにくい……ということがあるでしょう。

また性別は関係なくても、「大勢で利用するのがあたりまえ」だというイメージが強い場所は、一人で行くと物珍しそうに見られます。カラオケや映画はこのケースです。

もっとも、最近ではかなり「一人でも楽しめる場所」というイメージに変わってきたように思えます。
一人カラオケの専門店なんかも増えましたよね。だからこそ、前述のデータでもカラオケや映画には抵抗がないと答えた女の子が多かったのでしょう。

さて、「一人焼肉＝いい女」の図式に戻りましょう。

これは古い固定観念に縛られることなく、また周囲から浴びせられる好奇の目に屈することなく、自分の意志を貫き通すことこそが「いい女」の条件なのだと、つまりそういうことなのではないでしょうか。

他人に流されず、男性に依存せず、自分のことはすべて一人で解決できる……たしかに「人」としても「女」としても、申し分のない立派な姿だと思います。

 

一人で何でもできる＝「いい女」＝モテる？

「いい女」という言葉には、立派とかカッコいいとか素敵とか、それ以外に「男性にモテそう」というニュアンスが含まれていると感じませんか？
「いい女」であるからには多くの男性に愛される、「モテる女」でなくてはなりません。

これまでの話をまとめると「一人焼肉ができる女は自立心が強くて一人でなんでもできるいい女だから、モテる」という結論に達してしまいます。

実際、タラレバ娘の倫子はそう信じたからこそ、迷いを断ち切って一人焼き肉店に足を踏み入れたわけですよね。

でも、本当にそうなのでしょうか？　正直なところ一人焼肉といい女像が直結するというのは、ちょっとぶっ飛んだ考えのように思えてなりません。

「いい女」の本質が外見の良さだけでなく成熟した内面にあることは間違いないでしょう。
しかしだからといって「一人で焼肉を食べればいい女だ！」という短絡的な考え方は、それこそがいい女からかけ離れています。

「いい女」はなろうとしてなるものではなく、自分自身を磨き、高めるうえでいつの間にかなっているもの。だからこそその魅力が内面からにじみ出て、男性から愛され、モテるようになるのです。

 

良い恋をするには自立心が大事!

恋愛には良い恋と良くない恋がある、というのが筆者の考えです。

恋愛のスタートは「相手が好き！」という気持ちから始まりますが、その後に二人がどのような関係性を築いていけるか、それが恋の良しあしを決めるポイントになります。

良い恋は「一緒にいると嬉しい、楽しい」というポジティブな気持ちが土台になり、そこから関係が育まれていきます。
もちろん時には喧嘩をして、怒ったり泣いたりするでしょう。でもそれもすべて二人の恋愛や人間性を育てるための養分となります。

逆に良くない恋は、「この人を独占したい、別れて一人になりたくない」というネガティブな気持ちが根っこにある状態です。
純粋な「好き」という気持ちより独占欲や嫉妬心、依存心が強くなりすぎると、相手への思いやりや尊敬が失われて良い関係を築いていくことができません。

片方の気持ちが重すぎて別れることに……なんてパターンならまだ平和。
もっとひどい場合は共依存の状態に陥ってしまいます。
お互いがお互いに依存しあい、一緒にいても不幸になるばかりなのに離れられなくなるのです。

不幸になる恋といえば、タラレバ娘達。未来のない、報われない恋愛に身を投じていくら苦しい思いをしても、タラレバばかり言って一向に離れようとしませんよね。あれこそがまさに共依存。

男性は「都合のいい女」を離したくないし、女の子はそれを愛だと信じたい、この人がいなくなったらもう自分には何も残らない……と思い込んでしまって、ドロドロと泥沼に落ちていきます。

渦中にいる本人達だけが傷付け合っている分にはまだしも、良くない恋愛はそのまわりにいる人すら傷付けてしまうことが多々あるもの。
そんな関係は良い恋愛とは呼べませんし、何も生み出してはくれません。

このような事態を避けるために必要なのが心の強さ。
つまり自立心や、自分の意志を貫く強さです。この強ささえ持ち合わせていれば、何も一人で焼肉が食べられなくても良いのですよ。

 

一人でも楽しい、二人ならもっと楽しい！

なんて偉そうなことを言っておきながらなんですが、筆者自身は良くない方の恋愛ばかり繰り返してきました。
精神的にもろく、まわりに流され、男性に依存してばかり。もちろん一人で焼肉へ行く勇気もありません。

だからこそ恋愛中の女の子に言いたいのは、「まずは一人でしっかり立ってから、恋をしよう」ということなんです。
恋愛ってものすごいパワーを秘めています。女の子は感受性が豊かだから、そのパワーをもろに受けてしまうんですね。

それが良い方向へ向かえばものすごいパワフルになれますが、一旦良くない方向へ向かってしまうとボロボロになります。
心が弱い女の子ほど、そこから立ち直るのは簡単ではありません。

ひどい男性とズルズルつき合ってしまったり、別れた彼のことが忘れられず泣いてばかりの日々を過ごしたり……それでは、幸せがどんどん逃げていってしまいます。

良い恋愛をするためには、一人で楽しめることをたくさん見つけることが大切。
そのうえで、一緒にいればもっと楽しい、もっと幸せになれる相手を見つけましょう。

一人でいることがスタートラインになれば、恋はその上に積み重ねていくだけです。
もし失っても、あなたは決してマイナスにはなりません。

でも、一人で立っていられない状態で始まった恋は、二人で寄りかかってやっとプラマイゼロのスタートライン。恋をなくしたらマイナスだから、常に失うのが怖いんです。

そういう意味で、一人でも焼肉を楽しめるほどのバイタリティに富んだ女の子は、良い恋のできる「いい女」なのかもしれませんね。

 

良い恋を探して、イベントへ行こう！

タラレバ娘倫子さんの「一人焼肉できる女はいい女」だという発言を徹底分析してみました。
何にせよ、お肉が食べたいと思ったときに一人でも食べに行ければ便利ですよね。そういうフラットな考えで行動できる人も、とても素敵な「いい女」でしょう。

あなたは誰と焼肉を食べにいきますか？　一人でもいい、でもやっぱり二人ならもっと楽しいしおいしい！　と思うなら、良い恋を探しにいきましょう！

素敵な恋人を探すなら街コンジャパンをのぞいてみてくださいね♪