”自分勝手な人”とはマイペースとは違って、何に関しても自分のことを優先して考えたり、行動する人のことを言いますが、他人と関わっていく中で誰でも一度は出会ったことがあると思います。

自分のことしか見えていない自分勝手な人には、どのような特徴があるのでしょうか？

また、もしかしたら気がつかないうちに自分も”自分勝手な人”というレッテルを貼られていないかチェックしてみましょう。

1. 自分勝手な人の特徴とは？

どこにでもいる”自分勝手な人”は、会社の上司であったり、友達や彼氏など、周りを見渡すと必ず一人はいると思います。

むしろ、周りにこのようなタイプがいなければ「ラッキー！」なんて思ってしまうくらい、世の中には様々なタイプの自分勝手な人が大勢いるのです。

他人のことは考えないで全て自分の都合で世界が回っていて、また、その考えが常に正しいと思っているなんて厄介者もいます。

自分勝手な人と付き合っていると、勝手な行動や言動に常に振り回されてしまい、気持ちはイライラ、モヤモヤ……。できれば付き合いたくないけど、どうしても付き合わなくてはいけない場合もあります。

そんな自分勝手な人には、共通する特徴がいくつかあります。自分自身も当てはまらないかチェックして、もし当てはまるようなら、今すぐに改善していきましょう。

1．自分の意見や考えが常に正しい

自分勝手な人は、自分の考えや価値観を他人に押し付け、またそれが他人にとっても良いことだと思っています。

そのため自分の意見や考えが常に正しく、それを否定したりするとプライドが傷つけられ、怒りにまかせたり、逆上してくることがあります。

2．自由な行動力

自分勝手な人は自分を中心に世界が回っているため、発言だけでなく行動に関しても常に自由です。

「これって今やること？」と周りが思っても、自分が世界の中心なので、自分がやりたいことが今やることなのです。

3．突然怒りが湧き上がる

自分勝手な人は、周りが「えっ？」と驚くようなことで突然怒り出したり、不機嫌になることがあります。

「何かしてはいけないことでもした？」と思うくらい、突然怒りが湧きあがってくるため、その怒りについていけないだけでなく、何が地雷だったのかもわからないこともあります。

その怒りの理由を聞いても「自分で考えて」というのも、よくあるパターンです。

4．やっぱり自分が一番大好き

自分が好きなのは悪いことではないのですが、自分勝手な人は自分を溺愛するくらいやっぱり自分が大好きで大好きでたまらないのです。

何をするにも「大好きな自分から！」、何を考えても「大好きな自分から！」と脳内の思考回路が自分優先になっているため、話題も自分の話を聞いてほしいことが多く、また他人の話題や会話には全く興味がありません。

常に、自分が注目されてチヤホヤされていたいと考えているのです。

5．嘘や言い訳で固められている

誰でも小さな嘘をついてしまうことはあると思いますが、自分勝手な人はその嘘のレベルが最上級です。

自分を大きく見せるために、誰でもわかってしまうような嘘を堂々とついたり、何かしてしまった時の責任逃れに関する嘘は真似できない程です。

むしろ、嘘をついていることの方が日常になっている可能性もあるでしょう。

6．嫌なことは押しつける

嫌なことはできれば避けたいと思いますが、自分勝手な人は嫌なことは誰かに押し付けます。

誰かにお願いするのではなく、相手の都合も考えないで押しつけてしまい、それに逆らうと感情的になるのが自分勝手な人の特徴です。

7．交友関係が薄っぺら

自分勝手な人は、意外と初対面の人に対しては親切でフレンドリーに接することも多く、それゆえに交友関係が広いのですが、長く付き合っていくとだんだんと本性を表わしていくので、知り合いは多く、友人や親友はいないということが多いです。

8．空気は読めない、読まない

その場の空気ってありますよね？ でも自分勝手な人は、空気は読めないし読まないのです。

相手のことを考える気持ちそのものがなく、常に自分が中心になっているので、空気は関係なく、自分のしたいことや気分で空気をぶち壊すこともよくあるでしょう。

2. 自分勝手な人と付き合っていくには？

自分勝手な人を避けることができればよいのですが、中には避けることができず、長いお付き合いになってしまう場合もあります。

自分勝手な人は幼少時代に甘やかされて育ったり、その反対に愛情不足であったり、自分の劣等感や辛い経験、また精神の不安定さや病によってこのような言動や行動を取る場合があります。

性格からなのか、精神的なものなのかを簡単に判断することはできませんが、長く付き合っていくからには上手な付き合いが必要となります。

自分勝手な人の頼みであっても、何でも引き受けたり言いなりになるのではなく、なぜ出来ないのか自分の意見を伝えたり、「本当は○○かもしれないけど、自分は△△だと思います」と相手の気持ちに寄り添った意見を付けることで、もしかしたら自分勝手な人もこちらの気持ちに気がつくこともあるでしょう。

全てがこの方法に当てはまるわけではなく、特に自分よりも立場が上の場合、直接的な対応にも限界があります。この場合、相手をよく見てその自分勝手さを発揮する部分を見極めることで、最善の対処ができるかもしれません。

少しでも自分勝手な人に振り回されないようにするためには、相手を観察することも必要です。

3. おわりに

いかがでしたか？ 自分勝手な人によくある特徴やその対処法についてご紹介しました。

自分自身が自分勝手な人になっていないか確認すると共に、長く付き合っていくために相手を監察して、うまくかわせる対処法を見つけてみましょう。