始まりがあれば終わりもあるものです。どうしても忘れられない人がいる、なかなか前に進めていないという悩みを持っている方はいませんか。
この記事では、忘れられない人の特徴13選、忘れられない人への未練を断つ方法8つについてなど紹介していきます。
1. 忘れられない人とは
忘れられない人とは、言葉の通り記憶に残って過去の出来事なのに今も影響するような思い出がある人のことを言います。
本記事では、忘れられない人の特徴13選、忘れられない人への未練を断つ方法について紹介していきます。忘れられない人がいて、今も引きずっているという方は、参考にしてみてください。
あの人を忘れられない理由とは
あの人を忘れられない理由とは、酷い別れ方になり、心のどこかで今も恨んでいる場合と、納得のいかない理由で未練が残る別れになったことでしょう。
「本当はもう前を向いていきたい」しかし、忘れられない人がいるとどうしても何かの節に思い出したり、突然夢に出てきたりして、気分を暗くしてしまう、こんな悪循環に陥っていることもあります。
2. 忘れられない人の特徴13選
はじめに、忘れられない人の特徴13選について紹介します。忘れるきっかけを掴むために、どのような人が忘れられない傾向にあるか見ていきましょう。
1:相性が良いと感じていた人
「こんな相性ぴったりな人って他にいるのかな」と思うほど、趣味や食べ物の好み、笑いのツボ、価値観などが合っていた相手は、無理して合わせる必要もないため居心地が良く、忘れられない人になりやすいでしょう。
その後に付き合った人とは、相性がしっくりこなくて別れてしまうと、「実は私の運命の人はあの人だったかも」「あんなに相性がいい人もう現れないかも」など思ってしまいます。
2:一緒に居る時間が長かった人
一緒に居る時間が長かった人も忘れられない人の特徴です。学生時代に何年も一緒に過ごした人や、同棲をして、家族同然な付き合いをしていた場合は忘れられない存在になりやすいでしょう。
一緒に居る時間が長ければ長いほど、恋愛感情だけではなく、情が移ってしまい、別れた後も「今どうしているかな」「元気でやっているのかな」など自然に思ってしまいます。
一緒に過ごした場所の思い出も多く、通りかかった時に当時の記憶がフラッシュバックすることも多々あるでしょう。
3:遠距離恋愛だった人
遠距離恋愛だった人は、距離のせいですれ違いが生じて別れに至ってしまったケースも多く、「傍にいられれば今頃あの人とまだ一緒にいたかも」と忘れられなくなってしまうことがあります。
遠距離で会えない時間が多いとどうしても寂しくなり、「今住んでいる近場の人とお付き合いしたほうがお互いのためかもしれない」という思いに駆られてしまうことがあります。好きな気持ちがなくなったわけではないので、未練として残りやすいでしょう。
4:お付き合いした期間が長かった人
お付き合いした期間が長かった人も、忘れられない人の特徴です。交際期間が長ければ長いほど、当然二人の思い出は多くなります。二人がお気に入りの街でデートしたり、旅行へ行ったり、その時の出来事を鮮明に覚えています。
また、お付き合いした期間が長かったことで、結婚を視野に入れていたこともあり、家族ぐるみの付き合いをしていた人もいるでしょう。
そのため、婚期を心配している家族から、ふと「○○くんと結婚してくれてたらよかったのに」などと言われてしまうこともあるでしょう。自分で思い出に蓋をしていたとしても、何かと思い出す機会が発生してしまうこともあります。
5:個性的だった人
個性的だった人も、印象に強く残ってしまい忘れられない人になりやすいでしょう。その人の言動やエピソードはいつまでも記憶に残ります。
「こんなときあの人なら、あんなこと言うかな」など、ふとした瞬間に思い出すでしょう。同じように、ワクワクする気持ちになれる個性の人に簡単に出会えないか、今でも似たような人を探してしまいます。
結局特定の人が年頭にある場合、同じような人というのは出会いにくいものです。それが個性的であれば尚更でしょう。いつまでも「あの人以外そういう人はいない」と個性的だった過去の人に縛られています。
6:最初にお付き合いした人
最初にお付き合いした人は、初めての経験なので何かと記憶も鮮明に残っているでしょう。何しろ体験したことすべてが初めてになるので、特別感はこれ以上にないものになります。
最初の出会いや告白した(された)場所、最初にデートした場所など、何をするにも恋愛漫画の主人公になったような気持ちになるはずです。
「この恋愛がいつまでも続いてこの人と結婚するのかな」などと思っていた経験もあるのではないでしょうか。初めての付き合いになるので、恋人同士の終わりを知りません。「この恋の終わりなんてない」と思っていた時期を懐かしく思うでしょう。
今の恋愛がうまくいっていないときほど、最初にお付き合いした人との初々しいキラキラした記憶が思い出されてきます。
7:自分が振ってしまった人
自分が振ってしまった人も、「あの時の選択はミスだったかもしれない」と未練が残ってしまい、忘れられない人になるケースがあります。
女は想われる方が幸せ、といわれるところがありますが、今の恋愛で自分が好きな思いが強すぎる場合や、恋人がいない時期に「あの人がいてくれたらこんなに寂しくないのかな」と思ってしまいます。
自分から振った人が、新しい彼女と幸せそうな知らせを聞けば、「あの時はあんなに私が好きだったのに」と後悔の気持ちが生まれるでしょう。
8:すれ違いばかりだった人
好きなのに、どういうわけかすれ違いばかりだった人も忘れられない人になりがちです。精神的に子供な部分がある時期は、お互い感情的になって、相手を思いやる気持ちに欠けてしまいます。すれ違いを作り、別れの原因に至ることがあるでしょう。
すれ違って終わった場合、未練が強く残っているため、「大人になった今だったら、もっと相手のことを理解して行動できたかも」「あの時もっと話を聞いてあげればよかった」「思いやりのある言葉をかけていたらよかった」このような想いが当時の記憶と共によぎるでしょう。
9:好きだったまま別れてしまった人
好きだったまま別れてしまった人は、今もどこかでその人を求めてしまい、その恋を終わりにできていないでしょう。たとえ他の人と交際しても、どこかで前の人を想っています。
好きだったまま別れた場合は、相手の気持ちが冷めてしまったか、気持ちの面ではなく別れなければならない理由があったか、のどちらかです。
どちらにしろ、自分の気持ちは置いてきぼりにされて別れを受け入れなければいけないので、なかなか忘れられない人になっているでしょう。
10:初めて本気で好きになった人
初めて本気で好きになった人も忘れがたい相手です。なんとなく付き合ってみた、相手から猛烈にアタックされた、という相手の場合は、自分からの本気の恋ではありません。
しかし、自分から「この人でないとダメ」と思うほど好きになった相手は、猛烈に記憶に残り、当時恋が成就し交際していたら、その感動は今も忘れられないでしょう。
11:二人だけの秘密があった人
特別に二人だけの秘密があった人というのも、信頼関係を築いているため心に留まりやすい相手になります。二人だけの特別なあだ名や、特別なデートコースなど、周りには教えていないドキドキ感がたまらなく記憶に残るでしょう。
別れた後、関係が終わることで二人のルールももう消えてしまい、「あの時のように二人のルールを使うことはないんだ」と思うと悲しくなり、虚しい気持ちが残ります。
12:理想的にピッタリだった人
見た目や性格、居心地など、理想的にピッタリだった人というのも、そう現れることはないため、忘れられない人になりがちです。
たとえ恋愛に発展しなかったとしても、理想的な相手というのは、余計に美化されてしまうため、付き合えなかったからこそ記憶に残るでしょう。
13:長い期間片思いだった人
全ての恋が成就するとは限らないため、片思いのまま終わってしまったケースもあるでしょう。長い期間片思いだった人というのは、ほろ苦い思い出として残ります。
「あの時告白していれば付き合えたのかな」「今再会したら進展するかもしれない」など、淡い期待を抱いてしまうこともあるでしょう。それは実らなかった恋だからこそです。
実際に付き合っていないため、相手の本当に悪い部分など目に見えていません。だからこそ自分の都合の良いように捉えられ、綺麗な思い出になっているのです。
3. 忘れられない人への未練を断つ方法8つ
最後に、忘れられない人への未練を断つ方法8つについて紹介します。忘れられない人を忘れられないままにしておくのは、気分もすっきりしない部分があり、前向きな毎日を過ごしにくいでしょう。できれば未練を断って前に進むべきです。
1:自分を見つめ直してみる
未練が残っていることを認識しているのならば、ここで自分を見つめ直してみましょう。忘れられない人がいる人は、どこかで「もしかしたらまた縁があるのでは」という期待を抱いています。
しかしわかっていることは、過去には戻れないということです。いつまでも過去の人を思い出しても、仕方がないのです。このことを冷静に理解する必要があります。
一度自分を見つめ直す時間を設けて、自分の想いを整理しましょう。「これから自分はどうしたいのか」を考えれば、過去の人への想いに蓋をする以外ありません。現実を受け入れて強い意志を持つために、自分を見つめ直しましょう。
2:同性の友達とばかり遊んでみる
同性の友達とばかり遊んでみるのも、忘れられない人への未練を断ち切る手段です。異性相手ではどうしても忘れられない人と比べてしまって、心から楽しめないことがあります。
同性の友達は、気持ちに寄り添ってくれることも多いものです。無理に自分を繕わず、同棲の友達の前で感情を吐き出して、すっきりしましょう。
3:仕事で気を紛らわせてみる
これからの恋でもそうですが、恋愛一辺倒でいすぎるのは良くありません。恋愛が上手くいくかいかないかで、幸せか不幸か気持ちを左右されてしまいます。過去を忘れるためにも一度、思い切って仕事に精を出すのも良いでしょう。
「仕事が恋人」というくらい仕事にのめり込めば、忘れられない人のことも記憶の彼方に消し去ることも可能です。恋の魔法が解けたように、気づけば未練など消え失せているでしょう。
4:次の恋愛を探してみる
次の恋をしようと、努力していないことはありませんか。別れたことがショックで、特定の誰かと深い信頼関係を築くことを心の中で拒否しているケースです。
しかし、今後過去の人を忘れるような素敵な恋をしたいならば、過去の人よりももっと好きになれる相手と出会うべきでしょう。合コンやマッチングアプリを使うなどして、積極的に次の恋愛を探してみましょう。
5:趣味に没頭してみる
趣味に没頭してみるのも、苦い恋愛を忘れるにはもってこいです。何か集中できる趣味があれば、不要な思い出を思い起こしてしまうことは少なくなります。
趣味は自分が飽きない限り去ってはいきません。これがきっかけで生涯に渡る趣味になったり、人から称讃されるような特技になったりする可能性もあります。
また、趣味をきっかけに新たな人とのつながりが生まれて、共通の趣味から次の恋へ発展することもあるでしょう。
6:忘れられない人の嫌な面を思い起こしてみる
付き合っていた当時は喧嘩ばかりで、嫌なことも多かったのに、別れてみると楽しかったことばかり思い出してしまうことはありませんか。思い出というものは美化されてしまうことが多いため、厄介です。
そこで、忘れられない人の嫌な面を思い出しましょう。「こういうところは今でも許せない」と思う部分はあるはずです。「あの時別れておいて良かった」と思うくらい、忘れられない人の嫌なところをあげてみるのも一つの方法です。
7:時間が解決してくれるのも待ってみる
嫌なところを思い出しても、「それでもやっぱり好き」と思い返してしまうことはありませんか。無理に忘れようとすると、逆に忘れられない人を強く意識していることにもなります。
「悲しい気持ちは時間が解決してくれる」と思って、しばらく辛いかもしれませんが、焦らずありのままの自分を受け入れて、徐々に気持ちが薄れていくのを待ってみましょう。
8:もう一度だけ連絡してみる
どうしても忘れられない強い思いがあるならば、もう一度だけ連絡してみるのも手です。連絡したときに、相手がそっけなかったり、全く未練が無かったりするのが分かれば、「この恋はもう終わっているんだ」と諦めもつくでしょう。
逆に、相手も同じように忘れられない思いに駆られている可能性もあります。時が経って復縁すれば、お互いの絆はさらに深まり、お互いに「次は絶対に別れてはいけない」と心に誓うこともあります。それでも別れがくれば、縁がなかったと今度こそ諦めもつくでしょう。
4. 忘れられない人への未練を断ち切って新しい恋をしよう
忘れられない人の特徴13選、忘れられない人への未練を断つ方法8つについてなど紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
どうしても忘れられない思い出になってしまい、新しい恋愛をしても心の中で未練が残ったままになっていることもあるでしょう。時間が経てば経つほど、良い思い出ばかり思い出してしまいます。
時間は元には戻りません。忘れられない人をそのままいつまでも胸の中に置いて置くのも辛い部分があります。
自分を見つめ直したり、同性の友達と遊んだり、仕事で気を紛らわしたりするなど何か他に気の向くことを始めて、忘れられない人への未練を断ち切って新しい恋をしましょう。