手相には運命線や生命線、頭脳線など、いろいろな線があります。その線の中に結婚線もあります。結婚線からはその手相の持ち主の結婚運を見ることができます。
自分がいつ、どのような結婚ができるのか、その運勢を確認できるように結婚線の見方を知っておきましょう。
1. 手相とは
手の平に現れる線は、太いものから細いもの、枝分かれしているなど、人によってその形は異なります。手相とは、その両方の手の平の線や形などから、その人の運勢や性格、健康状態などを読み取ることです。
また、手相は一般的に変化するものと言われているので、毎回読み取った結果が同じとなるわけではありません。
手相の結婚線で何がわかる?
手の平には運命線や生命線、頭脳線など、いろいろな線があります。その中に結婚線もあります。結婚線とはその名前の通り、結婚に関する運勢などについて表す線のことです。
結婚線があるのは、小指の付け根とその下に長く伸びている感情線の間に現れる短い横線のことです。この結婚線は人によって形や長さ、数などが異なります。その結婚線を見ることで、手相の持ち主の結婚の運勢について知ることができます。
2. 女性と男性で結婚線に違いはある?
手相は人によって異なります。そのため、結婚線の状態も人によって異なります。ただし、その結婚線の見方は女性と男性で異なるようなことはありません。
しかし、結婚線の現れ方の傾向として、女性は小指の付け根と感情線の中間よりも少し下くらいに、男性は小指の付け根と感情線の中間よりも少し上くらいに出ることが多いようです。
これら男女の結婚線の位置の違いは、男性が晩婚傾向で女性は早婚傾向があることを表しています。
3. 手相で結婚線を見るときのポイント8個
結婚線は形や長さ、数などを見ることで結婚の運勢を知ることができます。また、どのような結婚生活を送るのかも分かったりします。
その結婚線の手相を見るにはいくつかの手順とポイントがあります。これらを把握して、自分の結婚線の手相を確認してみましょう。
1:右手で見る場合
結婚線を見る時、まずは左手と右手どちらかから見るかを決めます。結婚線は左右の手両方にありますが、右手は現在や未来の運勢を表します。今後の結婚運を調べたい場合は、右手の結婚線をみましょう。
2:左手で見る場合
右手の結婚線は、自分が結婚したいことを表した線と紹介しましたが、左手は生まれ持った運勢を表します。
中には、左手の手相が悪くても右手が良い手相を持っている人もいます。そういった人は努力を重ねたことにより良い方へ運勢を変えたということでしょう。手相は運勢が刻々と変化しますから、時々自分の結婚線に変化がないかどうか観察してみることをおすすめします。
3:結婚線の場所を見る
結婚線の位置は人によって異なります。その結婚線の位置を確認することで、自分が何歳くらいに結婚できそうかを見ることができます。
年齢の確認は、感情線と小指付け根の中間位置が30歳くらいを表しているので、その中間位置を目安に行います。
もし、中間位置よりも結婚線が上にあれば晩婚の傾向が強いと見られ、中間位置よりも結婚線が下にあれば早婚傾向が強いと見られるのです。
4:結婚線の向きを見る
結婚線の向きは、手相の持ち主がどのような結婚生活を送るかを表しています。
もし、結婚線が下向きに下がっていれば、結婚生活が続くほど愛情が下がっていき、不満が溜まっていくことを表しています。逆に、結婚線が上向きに上がっていれば、結婚相手に恵まれ、結婚によって運気が上昇することを表しています。
5:結婚線の形を見る
結婚線は上向きや下向きになるだけでなく、枝分かれをしたり、途中で切れたりなど、いろいろな形をしたものがあります。これら線の形は結婚生活の状態を表すことになります。
結婚線が枝分かれしている場合
結婚線が枝分かれをしている場合は、その結婚が離婚に至ってしまう可能性を表しています。そのため、あまり良い相手とされないことがあります。
しかし、夫婦であっても適切な距離感は必要という見方もあり、その距離感をうまく保っている状態を表していることもあります。
結婚線が途中で切れている場合
結婚線が途中で切れてしまっている場合は、夫婦関係が悪化する可能性を表しています。また、その結婚線が切れている長さが長いほど、より関係が悪くなってしまうことを表しています。
ただし、切れた先の方の結婚線が濃い場合は、関係が修復される可能性を表しています。そのため、結婚線が切れていれば必ずしも悪い結果となるわけではありません。
6:結婚線の濃さを見る
結婚線の濃さは、結婚の決まりやすさを表しています。
もし、結婚線が濃ければ、それだけスムーズに結婚に至ることを表しています。逆に、結婚線が薄い場合には、まだ結婚に至ることはできないということを表します。そのため、結婚線は濃いほど、そのパワーが強いということになります。
また、結婚線のパワーが最大に発揮されるようになると、結婚線の付近が赤みがかってピンク色になります。
7:結婚線の長さを見る
結婚線の長さは、その結婚によってどれだけ幸せになれるかを表しています。
もし、結婚線が短い場合は結婚する機会に恵まれなかったり、結婚してもあまり良い結婚生活が送れなかったりする可能性があります。逆に、結婚線が長い人は、良い結婚相手に巡り会えて幸せになれる可能性があります。
特に、結婚線が非常に長く、薬指まで届くほど長いものは玉の輿線と呼ばれていて、玉の輿に乗れる縁がある手相と言われています。
8:結婚線の数を見る
結婚線の本数も手相の持ち主がどんな結婚をするかを表しています。もし結婚線が1本だけ出ているのであれば、幸せな結婚ができるでしょう。
結婚線が2本平行している場合は再婚の相といわれていますが、結婚したいと思える人が二人現れる可能性を表している場合もあります。
また、左手の結婚線の本数は結婚したいと思われる回数なので、それだけモテるということです。目安として3本以上の結婚線があればモテる手相とされています。
4. 手相で結婚線がない場合とは?
結婚線が短い、少ないではなく、そもそもないという人もいます。結婚線がない手相の人は、結婚願望が低い場合や結婚よりも優先するものが人生にある場合になります。
もし結婚願望があるにもかかわらず結婚線がないのであれば、結婚に対して縁遠くなっている可能性があるでしょう。しかし、仕事や趣味など、結婚以外での幸せを掴むことがあります。
また、結婚線がない人は国際結婚すると言われることがあります。手相は一般的に変化するとされているので、気がつくと結婚線が現れることもあります。そのため、結婚線がなければ必ず結婚しないということでもありません。
5. 手相の結婚線を確認してみよう
結婚線からは自分がどのような結婚運を持っているのかを見ることができます。結婚線は人によって異なるので、あまり良くない結婚線となっている人もいます。
しかし、手相は変化するものです。そのため、あまり良くない結婚線を持っているのであれば、良い結婚運を引き寄せるために自分磨きをしましょう。
結婚までのその努力の過程が結婚線に現れる可能性もあるので、結婚運の状況を確認するためにも、ときどき結婚線を確認してみましょう。