一人暮らしをすると1ヶ月あたりどのくらい食費がかかっているか知っていますか?
「これから一人暮らしを始める」「最近食費がかかり過ぎているから家計を見直したい」という女の子のために1ヶ月あたりの平均費用を公開します!
食費は生活費の中で最も割合を占める支出なので、家計を賢く管理するために参考にしてみてくださいね。
1. 一人暮らしの食費はどのくらい必要?
一人暮らしをしている女の子は学生もしくは仕事をしている場合が多いと思いますが、総務省家計調査による女の子の平均生活費用は1ヶ月あたり19万円でした。
年間では約223万円、生活費用が必要だともわかっています。
一人暮らしで節約生活をした場合は10~15万円以内で生活できると言われていますが、そのうち食費が占める割合はどの程度なのでしょうか。
【家賃】40,000~70,000円
【食費】20,000~40,000円
【水道光熱費】10,000円
【通信費】10,000円
【被服費】10,000円
【美容費】15,000円
【医療費】8,000円
【交通費】10,000円
【娯楽費】15,000円
【交際費】15,000円
【その他・雑費】10,000円
一人暮らしに必要な生活費用は、以上のような内訳になっています。
一人暮らしは家賃をはじめ何かと出費が多いと言われていますが、実は人生において一番お金を貯めることができる時期でもあるんです。
例えば無駄遣いを毎月ちょっとずつカットしていけば1年間で24万円、3年間で72万円も貯金することができます。
ここで無駄遣いを見直すポイントは、やはり食費ですよね。自炊が多いか外食が多いかによって食費の支出はかなり差が開きます。
1週間のうち最低でも5日は自炊をするように心掛けましょう。
2. 大学生と社会人で一人暮らしの食費平均は変わる!
大学に入学して初めて一人暮らしを経験する女の子は、食費を自分で管理することになりますが大学の食堂で済ませる人も多いはず。
それ以外はできるだけ自炊で食費を抑えようとしますが、社会人の一人暮らしに比べてどの程度差があるのでしょうか?
大学に通う女の子の1ヶ月あたりの食費平均は、30,000円未満という調査結果が出ていますが通う大学によって平均価格が異なるようです。
【国立大学】28,633円
【公立大学】26,908円
【私立大学】27,750円
【平均費用】28,333円
一方、一般社会人の一人暮らしの食費平均は44,553円とかなり多くなっています。
これは勤労者の場合、人と接する機会が多く、付き合いで飲みに出かけたり外食したりする頻度が多くなるので食費平均が高くなってしまうのは仕方がないことかもしれませんね。
3. 家賃を抑えれば食費に余裕ができる
一人暮らしにかかる平均費用は、食費と家賃が大部分を占めています。
食費は自炊を徹底したり家計簿をつけたりして支出を把握しておくとお金を使いすぎずに節約することができます。
しかし、毎月努力して食費を抑えるよりも家賃を5,000円~10,000円下げることで楽に節約生活が送れることを知っていますか?
以前よりも駅から離れた物件や、築年数の古い物件を選ぶだけで家賃を下げることができるはず。
女の子は男性に比べて食費に余裕がなくなると精神的な負担を感じてしまう生き物なので、無理して食費を減らすのではなく最初から家賃の低い部屋を契約しておくのも一つの方法です。
4. 男女別の自炊頻度は?
女の子の一人暮らしは男性に比べて自炊する頻度が多いと言われていますが、1ヶ月にどのくらい女の子は自炊しているのでしょうか。
【毎日】
男性…18%
女性…28%
【2日に1回】
男性…27%
女性…42%
【ほとんど自炊はしない】
男性…47%
女性…25%
【全く自炊しない】
男性…8%
女性…5%
ほとんど自炊をせずに外食が多くなれば、当然1ヶ月あたりの食費は高くなってしまいます。
食費を抑えるためには積極的に自炊することが大切ですが、男女別の平均を見てみると圧倒的に女の子の方が自炊を取り入れようとしていることが分かりました。
5. 食費を節約するための4つの方法
一人暮らしをしている女の子であれば、友人や彼氏などとの交際費にできるだけ余裕を持たせたいものです。
家賃がリーズナブルな部屋を借りることができたら、食費を節約するポイントも学んでおきましょう。
外食するならディナーよりもランチを利用する
女の子であれば美味しいと評判のあるお店に行きたくなってしまうのは仕方ありません。
ディナーの時間帯はどうしても高くついてしまうので外食するならランチを利用するとコスパが良くなりますよ。
財布にたくさんお金を入れておかない
財布の中にお金が入っていると目的以外のものを買ってしまいがち。
財布には必要最低限の金額しか入れておかないことが無駄使い防止になります。
食材は使い切れる分だけカゴに入れる
買い物に行くとついついまとめ買いしたくなりますが、一人暮らしの場合は消費しきれないことが多いので使いきれる量だけ買い物するように。
家計簿をつける
スマホの家計簿アプリなどを活用して毎月食費にどのくらいお金を使っているか把握することで節約することができます。
最近はレシートを撮影しておくだけで金額が自動入力されるアプリもあるので試してみましょう。
6. おわりに
一人暮らしをする女の子は1ヶ月あたりの生活費用の中で食費が占める割合が一番大きいことがわかりました。
食費を抑えるためには自炊を徹底するのが一番ですが、食材を買い集める時は格安スーパーを利用することも大切かもしれませんね。
自炊する頻度が増えれば料理のテクニックもつき、将来結婚した時に必ず役立ちます。
一人暮らしで自炊をしていない人は、少しずつ料理が作れるようチャレンジしてみてください!