ボルダリングで使うものといえば、何が思い浮かぶでしょうか。一番は、あの特徴的な履き心地のクライミングシューズかと思います。
そんなクライミングシューズと同様にボルダリングに欠かせないものがチョークバッグです。
ボルダリングを始めてばかりの頃は、あまり必要性を感じないかもしれませんが、大事なものです。
今回はそんなチョークバッグについてのあれこれやおすすめの商品をご紹介します。
そもそもチョークとはなんだろう? チョークを使用する理由
ボルダリングで使用するチョークとは一体どういうものなのでしょうか。主な成分は炭酸カルシウムで、学校で一度は手にしたことのあるチョークにも使用されています。
チョークを使う理由は、手が滑らないようにするということですが、チョーク自体に滑り止めの作用があるのではなく、手汗を吸収することで汗による滑りを防止しています。
チョークには、炭酸カルシウム100%のものと、滑り止めのロジンという成分が配合されたものがあります。
チョークは形状によって粉末状、液体、固形、ボールタイプに分かれますが、炭酸カルシウムが主成分であることは変わりません。
ボルダリングを始めたばかりの頃は、ホールドも持ちやすくあまり手汗が気にならないかもしれませんが、課題が難しくなるにつれ汗による滑りが気になってくるものです。
チョークは手汗を吸収してくれますが、ホールドに残ったチョークは逆に滑る原因にもなります。ブラシで落として次の人が使いやすいようにしましょう。
チョークバッグの種類
チョークを入れるチョークバッグには置き型と腰にかける型の2種類に大きく分けられます。腰にかける型のチョークバッグは、置き型に比べて大きさが小さめで、携帯に便利です。
腰に装着できるため登りながらチョークをつけることもでき、リードクライミングでよく使われています。一方置き型はボルダリングでの使用がメインとなるチョークバッグです。
口が広く手を入れやすい点や、外側にポケットが付いているため、ブラシやテーピングなどの道具も一緒に持ち運べます。
ボルダリングメインなら置き型がおすすめ
ボルダリングでは、壁の高さも5m程度ということもあり、ロープクライミングに比べて手数は少ないと言えます。
そのため、手元にチョークがあるかどうかということより、開閉口が広くチョークがつけやすい置き型のチョークバッグがオススメです。
置き型であればメインはボールタイプを使い、状況に応じて外側のポケットに入れた液体チョークに変えてみるというような、チョークの使い分けもしやすいです。
おすすめの置き型チョークバッグ4選
eyeCandy IDOL
ハンドメイドで作られた可愛いチョークバッグです。IDOLは開口部が広くチョークをつけやすい作りになっています。この他にもHANNAやKABUTOなど大きさやデザインの異なるチョークバッグも人気です。
FINGERJOINT チョークバケットC 倉敷帆布
色使いが可愛く、開口部にマジックテープが付いていて口を閉じやすいチョークバッグです。置き型チョークバッグでも大・中・小の3サイズ展開しており、こちらは小サイズになります。
エイトビープラス ボルダーバッグ
取っ手が付いて持ち運びがしやすく、表情も愛らしいハンドメイドのチョークバッグです。ブラシ入れも付いていて、可愛いだけではなく使いやすさも考えられています。
THE NORTHFACE ボルダリングチョークバッグ
シンプルなデザインで大容量のチョークバッグです。開閉口にファスナーがついていて、チョークの漏れにも配慮されています。
チョークバッグだけではなく、中身のチョークもこだわれます
マイチョークバッグを持ったら、中身のチョークももちろん必要となります。
チョークの種類については先に軽くお伝えしていますが、粉末タイプについては室内で粉が舞ってしまうことから、使用を禁止しているボルダリングジムもあります。
室内でのボルダリングがメインであれば、固形やボールタイプのものが良いでしょう。同じタイプのチョークでもサラサラしたものや粗さが残っているものもあり、好みの使用感を選べます。
商品により価格はそれぞれですが、固形タイプのチョークは、比較的お手頃価格のものが多いようです。
まとめ みんなで使える置き型チョークを持って楽しくボルダリング
チョークバッグはボルダリングジムでレンタルも可能ですが、長く続けるのであればマイチョークバッグを持つ方がお得です。
レンタル品が近くにいくつか置いてあると、どれが自分のレンタルしたものかが分かりづらいこともありますが、マイチョークバッグであれば一目で見つけられます。
また、何人かで利用した際にみんなで使えるというメリットもあります。
紹介した置き型チョークバッグ以外にもたくさんの商品がありますので、是非お気に入りのチョークバッグを見つけて頂ければと思います。