可愛いゴルフウェア、可愛いテニスウェア、可愛いヨガウェアと聞かれれば、なんとなくイメージが湧くけれど、可愛いボルダリングウェアと言われてピンとくる人は少ないのではないでしょうか。
服装に自由がきく分、イメージが掴みづらいボルダリングのファッションですが、その分自分の体型や好みに合わせてカスタムしやすいというメリットもあります。
今回はそんなボルダリングのファッションについてお伝えします!
ボルダリングに適した服装ってどんなもの?
ボルダリングはクライミング競技の1つです。高さ3mから5m程の壁を、指定されたホールドを使用して登っていきます。
全身を使うスポーツですので、手足の可動域を邪魔しない服装であることが大事なポイントとなります。
クライミングウェアでなくても動きやすい服装であれば、ボルダリングを楽しむことに問題はありません。
初めてや始めて間もないうちは、必ずと言っていい程ホールドに足をぶつけてしまうため、ショートパンツにレギンスを合わせたスタイルや長めの丈のボトムスがオススメです。
長めのボトムスの場合は、裾が広がっていると足の動きを邪魔してしまいますので、裾がすぼまっているものを選んだ方が良いでしょう。
上はTシャツを着用している人が多いです。一口にTシャツと言っても、素材やシルエット、丈の長さなどで種類が豊富にあります。
丈が短すぎると腕を伸ばした際にお腹が見えてしまうため、ジャストサイズかややゆったりしたサイズ感の方が安心です。
寒さ対策や暑さ対策は必要か
ボルダリングは室内がメインになりますので、室温はある程度一定に保たれています。そのため、アウトドアスポーツのような寒さや暑さ対策は必要ありません。
安全面を考慮して、複数人が近くで登ることがないため、混み合っているときは順番を待つ時間が長くなることもあります。
この待ち時間に体が冷えてしまうことがあるので、その対策として羽織ものを一枚用意しても良いでしょう。
激しい運動ではないですが、全身を使いますので汗をかくこともあります。速乾性や吸湿性の高い素材を使ったウエアであれば、より快適に過ごせます。
ボルダリングにおすすめのブランド
ユニクロやGU、無印のウェアは、値段もお手頃でボルダリングにもオススメです。
アパレルメーカーのためサイズ展開が広く、小柄な女性はキッズの160サイズを買ってみたり、逆に身長が高い女性であればメンズのXSを選ぶという選択肢もあります。
せっかくボルダリングを始めたのだから、クライミングブランドのウェアも一着は欲しい! そんな人へおすすめのブランドを3つご紹介します。
Mont・bell(モンベル)
Mont・bell(モンベル)はアウトドアの総合ブランドで、ご存知の方も多いと思います。
商品により値段の幅はありますが、クライミングブランドの中では、お手頃な価格で買える商品が取り揃えられています。
GRAMICCI(グラミチ)
GRAMICCI(グラミチ)は、クライミングパンツとしてだけでなくタウンユースにも使えるとして支持されているブランドです。
ブランド名を冠したグラミチパンツは、長年愛されています。
WILD THINGS(ワイルドシングス)
WILD THINGS(ワイルドシングス)は、軽くてタフであることをテーマに商品が作られているブランドで、新しい素材を積極的に使用しています。
アメリカの陸軍に製品を提供しているそうで、品質は折り紙つきです。
持ち合わせの服と合わせても楽しめるボルダリングファッション
ボルダリングでは動きやすさ以外で服装の縛りはありません。ですので、自分の持っている服と合わせておしゃれを楽しむことができます。
例えば、ランニングで使っているショートパンツをボルダリングの時にはレギンスとセットで着用してみたり、ヨガで着ている背中が開いたシルエットのシャツをブラトップと合わせてみたりと、手持ちのスポーツウェアで様々なスタイルを作ることができます。
特にヨガではレギンスのみでスタジオレッスンを受ける人も多く、そのため、ヨガのブランドには一枚で様になるようなしっかりと柄が描かれている商品も多くあります。
ボルダリングでのファッションとは離れますが、カジュアルなスタイルを好む方であれば、おしゃれなクライミングパンツを普段のワードローブに取り入れることもできます。
特にデニムのパンツは、クライミングパンツとしての高い機能性があるため、普通のデニムより履きやすいです。
思い立ったらすぐに始められる! お気に入りファッションでボルダリングへ行こう!
シューズやチョーク以外には大きな道具を必要としないボルダリング。シューズとチョークについてはレンタルもしていますので、服を持っていくだけですぐに楽しめます。
荷物も嵩張らず、会社帰りや用事を終えてから立ち寄るといった利用もしやすいので、思い立ったらすぐに始められます。
手持ちの服でとりあえずやってみても良いですし、服装から徹底的にこだわって形から入るのももちろんアリです。
服装が自由な分、おしゃれを楽しみやすいスポーツとも言えますので、ぜひお気に入りのファッションでボルダリングを楽しんでください。