「アンガーマネジメント診断」イライラの種類は皆同じではない！？

アンガーマネジメント能力80％

あなたは自分の感情をあまり表に出さないタイプ。そして、言うべきところできちんと自分の意志を示すことができる優秀な人です。とても賢く、損得で物事を考えます。感情的になることはあまりないですが、自分が損をしそうな時は『主張できる権利の範囲』で主張する、合理的な考え方をしています。ただ、主張がうまくできなかった場合は少々根に持ってしまうかもしれません。

自分が危険を冒してまでリスクを背負うことはありませんが、負けた恨みは年々蓄積されていきます。けれどあくまでスマートに解決したいあなたなので、怒りのマネジメントはできていると言えます。結果的に、その怒りを自分の糧にして成長していくのです。あなたが自分の目標を遂行できた頃には、相手に対しての怒りはすでに消えているかもしれません。怒りを喜びに変えることができるのです。これからも、嫌なことはバネにして成長するのみです。

アンガーマネジメント能力50％

あなたは、人と行動することによって怒りを和らげるタイプでしょう。ネガティブな感情というものは、その場では抱えきれないほど大きく膨らんでも、周りの友人や家族に話すことでかなり軽減することができます。ただ聞いてもらうだけで誰かと感情を共有し分かち合ったという事実で満足できるのです。

しかし、こればかりを繰り返していると単なる愚痴の多い人と思われ、避けられてしまうかもしれません。あなたの感情は相手がいることによってマネジメントできているのです。自分が言うばかりでなく、当然聞いてあげることも必要です。ネガティブが感情が膨らんでいる時など、自分のことは自分しか理解できないと思い込んでしまいがちですが、そんな気持ちを一人で抱えて溜め込みすぎると病んでしまいます。話を聞いてくれる相手がいるあなたは幸せ者です。感謝を忘れずきちんと伝えるようにしましょう。

アンガーマネジメント能力30％

自分に自信があり、思い通りにいかないと感情があらわになってしまうことがあるようです。仕事やプライベートでも自分なりに努力し自信を持っているからでしょう。そして、八つ当たりできる対象、家族であったり部下や後輩が身近にいるからかもしれません。あなたは、自分が感情のままに人に対して当たっていることに気づいていないでしょう。自分は言うべき立場だから指摘しているだけと思っているはずです。しかし、思ったことをストレートに言いすぎかもしれません。作業の遅い部下に「なんで早くできないの？」など、理由も聞かずに結果だけ急ぐと冷たい言い方になり、それがいわゆるハラスメントと捉えられてしまうのです。物事には原因があります。感情的になったところで解決には至りません。仮に相手が悪かったとしても、どこが悪いかを指摘しない限り、ただ感情をぶつけた側が悪となってしまいます。イライラすることは誰にでもありますが、もう少し冷静になるよう、人と話す時は一呼吸ついてからにしましょう。

アンガーマネジメント能力10％

間違ったことが嫌いなあなたです。皆が規則を守っているのに一人だけ破っているなどは到底許せるはずもありません。人に注意するというのはエネルギーがいることで、誰でも容易にできることではありません。しかし、あなたの行動は自分の正しさ故なので、自分は敢えてきついことを言ってあげられる存在と思い込んでいる節があります。

昨今、皆が生きづらい思いをしています。たとえば、関わりのない他人であっても迷惑行為とみなしたら絶対に注意せねばならない「自粛警察」という言葉もこのご時世で生まれました。あなたはそれに近いことをしている可能性があります。自分の怒りは皆の代弁と思っているかもしれませんが、残念ながら人間はそこまで他人に興味がありません。あなたが怒ろうが注意しようがどっちでもよくて、よくやったと褒めてくれるわけでもありません。人の行動には必ず理由があります。怒りをぶつける前になぜをそうなったかを理解するようにしましょう。