男性が『マメなLINE』をできないワケ

薔薇の花束よりも、ブランド物のバッグよりも、高額なアクセサリーよりも……女性が貰って一番嬉しいのは、ズバリ『マメなLINE』ではないでしょうか。
花束よりもブランド品よりも宝石よりも、うんとハードルは低いはずなのに、なぜ男性は『マメなLINE』ができないのでしょうか?

男性はコミュニケーションをとることが不得手!?

LINEは、言わずと知れたコミュニケーションをとるためのアイテムです。
ということは、マメなLINEができない=コミュニケーションをとることが不得手という見方にもなります。
男性は、私たち女性よりも、コミュニケーションをとることに対して、ハードルが高いと感じているのでしょうか?

男女のコミュニケーション能力差は本能レベル!

答えはイエス! これはもう、本能レベルといっても過言ではないでしょう。
話は原始時代までさかのぼります。原始時代の男性は、狩りに出て獲物をとる役割を担っていました。
女性たちは、木の実採集などをしつつ、集落の留守を預かっていました。

女性はおしゃべりな生き物!

木の実採集は、ペチャクチャおしゃべりをしながらでも手を動かすことは可能です。
その習慣が、女性を『おしゃべりな性分』にさせたのでしょう。おしゃべりは、究極のコミュニケーション!

女性にとってコミュニケーションは『日常』

つまり、女性のほうが本能レベルで、コミュニケーションをとることに慣れ親しんできたと解釈できます。
原始時代の女性のDNAを受け継いでいる現代女性も、コミュニケーションをとるためのアイテム・LINEでやりとりをすることを、ナチュラルに日常の一部として捉えるのでしょう。

男性は『必要最低限のコミュニケーションでノープロブレム』

一方で狩りの場は、ペチャクチャおしゃべりというわけにはいきません。
獲物に勘付かれ、逃げられてしまうからです。逆に、襲われる危険性もあったでしょう。
そういった事情から、狩りの最中は、無言とまでいかなくとも、必要最低限の会話しかしていなかったはず。
その習慣が、男性を、「会話は必要最低限で充分!」という思考にさせたのでしょう。

『おはようLINE』がなくても困らない男性脳

LINEでの「おはよう」「お疲れ」「おやすみ」などのコミュニケーションは、絶対に必要というわけではありません。
無駄といってしまうと大げさですが、ぶっちゃけなくても困らないコミュニケーションです。
そのため、「マメなLINEが欲しい!」という女心に応えることが難しいのでしょう。

LINE無精=愛がないわけではない

マメにLINEをしないからといって、愛情がないわけではありません。狩りのシチュエーションを想像してみてください。
ペチャクチャおしゃべりすることがなくとも、仲間との間には確固たる信頼関係があったはず。
男性には、過度にコミュニケーションをとらずとも、相手を信じることができる本能が備わっているのです。
そんなふうに考えると、なんとなく素敵ですよね。

『本能』に理解を

素敵な『男性本能』を理解してあげたいと思えたら、男女関係で不満が湧くことは少なくなるのだと思います。
巷には、LINE無精な男性には質問形式の文面を送るなど、小手先のテクニックが溢れておりますが、そういった駆け引きを一切手放し、「男性本能を優先させてあげよう」と、向き合い方を変えたほうが手っ取り早いですよ。
他人を変えることよりも、自分を変えるほうが簡単ですからね。

LINEに限らずですが、目の前の現実を受け入れると、色々ラクチンになれます。マメなLINEが望めないという現実を受け入れ、「本能なのだから仕方ない」と捉えるのはいかがでしょうか。

written by 菊池美佳子

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