昔はメールのやりとりだったので、相手がいつメールを読んだのか……なんて分からなかったもの。
こちらから送って返事が返ってくるまでの間は、ひたすら待つしかありませんでした。
でも、今はLINEの時代!
返事が返ってこないと、思わず既読かどうか確認して、『既読なのに、返ってこない!』『既読スルーってことは、脈ナシ?』と考えてしまう人、少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、既読スルーに振り回されなくて良い理由をご紹介します。
圧倒的に多いのは、ただ忘れているだけ、というパターンです。
例えば、デスクでケータイを開き、あなたからきたLINEをチェックしていたときに、誰かから話しかけられたり電話が鳴ったりした場合。
また、友達と一緒にいるときにLINEは読んだけど、そのまま閉じてしまい、返事をするのを忘れてしまったということもありますし、あなたからのLINEを読んでいるときにポップで急用のLINEが入り、そちらに返信した結果、忘れてしまった……などなど。
状況は、いくらでも考えられます。
あなたが『どうして、既読スルー!?』と悩んでいる間、彼の方は、ただうっかり忘れてしまう環境下にいただけ……なんてことがほとんどなのです。
気にしないのが一番ですが、どうしても気にしてしまう場合は、『今、こんな状況なのかな?』と想像して楽しく待つようにしましょう。
よく、「彼に既読スルーされました。もしかして、脈ナシですか?」と相談されることがあるのですが、脈ナシなのは、むしろ未読スルーの方。
未読のまま放置すると、LINEアプリの横にいつまでも未読LINEの数字が出続けますよね?
あれだけ表示に未読LINEを主張されても気にしないでいられるのは、本当に脈ナシの場合だけ。
ほとんどの人は、気になって見てしまうものなのです。
また、本当に嫌で返さないという選択肢をとる場合は、ブロックしてしまいます。
この場合も、相手に出る表示は『未読』。
ですから、既読スルーは、スルーというよりも、ただの『既読以上返信未満』であると考えて良いのです。
1と似た状況ですが、読むことは読んだけど、あとで時間があるときに返信しようと考えているパターンです。
もちろん、既読にはしてしまっているため、通知は消えてしまっているので、そのまま忘れてしまい、1になることも多々あります。
また、例えば飲みに行く日を検討し合っている状態の時は、「スケジュール確認してから返信しよう!」となりますよね。
こういったときにも、ちょうど予定がまだ分からず、分かってから返信と思っていると時間が空いてしまうことなどもあるわけです。
平日なら仕事に追われて流れてしまうことがありますし、週末なら遊んでいて流れてしまうこともあります。
ですから、どのタイミングで返ってこないと脈ナシか?ということも気にしなくて大丈夫です。
最後は、LINEでやりとりしている相手とのトーク画面のままスマホを放置して、次にスマホを立ち上げた瞬間に無意識に既読にしてしまう場合。
すると、意図せずに既読にしてしまっているため、どうしても返信も遅くなってしまいます。
「そういえば、◯◯さんから返事きてないなぁ」と思って再度トーク画面を開いて、実は自分が既読スルーしていたことに気付く!……なんてこともよくあるのです。
いかがでしたか?
いずれにしても、男性の『既読スルー』は、「どうして!?」「私、変なこと言った?」などと、気にして心を乱される必要があるものではありません。
もちろん、気になってしまう気持ちは生まれてしまうと思いますが、気長に気楽に返信を待つのが良いですね!
written by 下村さき
photo by すしぱく
Written by 下村さき