アラサー女性ならば、人生の中で一人二人は「忘れられない人」がいるのではないでしょうか? 苦しくて切なくていっぱい傷ついた日々だったけれど、本気で愛したからこそ忘れられない、そんな人。
その人の面影が残っているせいで、なかなか次の恋愛に踏み出せない。いったいどうしたら忘れられるのでしょうか?
そこで今回は、人生の先輩である、アラフォーアラフィフの女性たちに聞いてみました。「忘れられない恋の上手な忘れかた」いくつかご紹介いたします。
忘れられないほどの大恋愛をしたあと、誰もが思うのは、「もうあれ以上の恋愛はできない」「彼以上の人には出会えない」というようなこと。でもそれって、自分で自分に「もうわたしは恋愛ができない」と、ネガティブな暗示をかけてしまっているのと同じです。
では、こう考えてみてはいかがでしょう? 彼との恋愛は、運命の人に出会うために必要なプロセスであったと。
深くまで繋がる恋愛はなによりも人を成長させます。それが良い恋愛であればあるほど、心を学び、人は大人になっていきます。そして、運命の相手と出会えるのは、心の学び、つまり必要な魂の学びをしたあと。
彼のことを忘れられないと思うのは、あなたにとって必要な魂の学びを与えてくれた相手だったから。すべての準備が整ったならば、いよいよ運命の相手と出会う時期がやってくるはずです。
自分の心に制限をかけないで。出会いを怖がらずに楽しんで。
50代の先輩女性がおっしゃっていました。忘れよう忘れようと頑張るからよけい意識をしてしまい、忘れられなくなるのだと。
大切な思い出を忘れる努力をするのではなく、しっかりとさようならを伝えて前をむくこと。そうすれば、ウジウジと進めなくなっている自分は消えてしまうから。
かけがえのない思い出に無理矢理蓋をするのではなく、忘れられないその気持ちをまずは受け入れて、そしてお別れをする。つらいけれど、はじまりがあれば終わりもあります。終わりをしっかりと受け入れましょう。
40代の先輩女性がおっしゃっていました。忘れられないのであれば会いに行く。そして、目の前にいる彼に、「忘れられない」気持ちをありのままぶつけてみるのだと。なかなかハードルの高い行動だとは思いますが、これができればたしかにスカッとしますよね。もしかしたら相手も同じ気持ちで、また恋愛がスタートする可能性だってあります。
実らなかったとしても、自分自身に「ここまでやったんだから」と納得させることが大切なのだとその女性は伝えてくれました。
たしかに……。忘れられない人というのは、心のどこかでまだあきめきれていない人なのかもしれません。
忘れるために会いに行く。せつないけれど未来の自分のために。
たくさんの苦しみや悲しみを経験してきた人生の先輩だからこそ言える言葉たちですよね。筆者はこの言葉たちにとても救われました。
過去にとどまるのはやめて、明日からの毎日を楽しみにできるように。心の整理をつける時間を大切に。はじまりがあれば終わりがあります。そして、終わりがあればはじまりがある。
ほら、もう新しい出会いがすぐそこに。
それでは皆様!
Let’s enjoy romance!!
written by 京田未歩
Photp Jitin Hirani