男性が「好きだけじゃやっていけない」と思う瞬間

恋学読者の皆さんは、好きという気持ちがあれば、全てを乗り越えられると思いますか?
それとも、「好きだけでは……」と思いますか?

女性の多くは、『好き』とか『愛』とかを年齢が若ければ若いほど、これ見よがしに表現したがりますよね。泣いて笑って寝んねして、恋を十分に楽しんでいるのでしょう。
仮に、愛する男性と結婚して30年も経てばどうでしょうか?
何歳になっても愛は不滅と、SNSにお熱いキスの動画でもUPするのでしょうか?

歳を重ねるにつれ、「結婚するんじゃなかった」と思うのは女性が圧倒的に多いです。
離婚が安易に考えられる時代になっていますので、神に愛を誓い合っても、手のひらを反すようにすぐに離婚をしてしまいます。読者の多くは女性でしょうから、離婚をする女性の気持ちも理解できるでしょう。

では、その逆、男性が「好きだけじゃやっていけない」と思う瞬間ってわかりますか?

そこで今回は、男性が「好きだけじゃやっていけない」と思う瞬間をピックアップしたいと思います。

彼女または妻のDV

「軟弱者!」が多くなったこの世の中。男性が軟弱化する一方、凶暴化する女性が年々増えています。
その中で問題になってきているのが、彼女や妻から受けるDV被害です。

一時期は、男性からの被害に悩む女性ばかりでしたが、近年は、女性からの被害に悩む男性も増えてきているのです。

どちらにせよ、DVはいけないことです。
そんなことは、好きだけじゃやっていけないに決まっていますので、優しくて怒ったりしないステキな男性に「軟弱者」とイラッとしても、精神的、肉体的なDVをしないようにしましょう。

生活レベルが違いすぎる!

基本的に、「好きだけじゃやっていけない」と思うのは、将来を見据えたときです。
将来を考えていない相手に「やっていけない」と思っても仕方ありませんよね。

やっていく、いかないの中で、どうしても考えなくてはいけないのが生活レベルです。
上にも下にも、自分とはかけ離れすぎている生活レベルの相手だと、どうしても将来が心配になってしまいます。

学歴的にも、金銭的にも、女性の育った環境が上回っていたら、自分の稼ぎでは同じような生活を保障できないと思うでしょうし、金銭感覚の違いに困惑することでしょう。
それは下でも同じです。

やはり結婚となると、家と家とを結ぶ風習が色濃く残っている家庭もあるでしょう。
そうなると、結婚に口を挟むのは家族や親族たちです。
反対される可能性もありますし、その女性が家柄にそぐわないと判断されれば、将来イビられるかもしれません。

本気で将来を考えるからこそ、「好きだけじゃ」と男性も考えてしまう瞬間なんですよ。

子孫を残せるか否か

少し前、とある学校の校長の発言が問題になりましたね。
そして、このデリケートな問題に触れることは多くのライターが避けてきたことでしょう。
ただ、デリケートだからと言って避けてはいけない問題であるのは、女性自身が誰よりもわかっていることだと思います。

やはり、本気で将来を考えた時、『子供』が欲しいと多くのカップルは望みます。
それでいて、結婚前からその問題が判明していたら、男性も女性も大きな決断を下さないといけないのかもしれませんね。それほど大きな問題でもありますから、当然と言えば当然です。
「そんなこと気にしないよー。OK、OK!」と逆に、軽く承諾されても不安になりますので、真剣に話してくれる人の方が幾分マシでしょう。

ただ、どのような決断を下すにせよ、それが原因で「好きだけじゃやっていけない」と思う男性は存在します。そんな時に口にする「好きだけじゃやっていけない」という言葉は、辛く悲しい悲痛の叫びなのかもしれませんね。

将来ビジョンが違いすぎる!

将来ビジョンといっても、大雑把で希望的観測に近いビジョンのことです。
簡単に言えば、こんな家に住みたいとか、田舎暮らしがいいとか、都会暮らしがいいとか、子供の名前は○○だとか、もっと突き進めば、子供にアレとコレの習い事をさせるとか、させないとか、そんな簡単なものです。

こんな話をするカップルは多くいると思いますが、大抵は、笑い話で冗談交じりに終わるのです。でも、自分の考えや理想などと大きくかけ離れているビジョンを持っていると、正直、将来が不安で仕方ありません。

住む場所、家、子供、などなど、真逆の考えとわかってしまったら、やはり「好きだけじゃやっていけない」と思ってしまいますよ。

政治・宗教などの問題

多くの人は、この問題を軽視して、結婚してから問題になるケースが多いのではないでしょうか?
彼もしくは自分が政治的な活動に参加している、無宗教ではないという人なら、自分のパートナーにも理解を示してもらいたいと考えるでしょう。

ただ、なかなか上手くもいきません。
政治に参加することも、宗教家であることも立派なことだと思いますが、それと関わらない人間にしたら、偏見しかなく、理解してもらえないこともありますし、それが結婚への障害になるケースも十分に考えられます。
まさに、「好きだけじゃ……」ですね。

まとめ

いかがでしたか?
軽く考えれば、「彼女の料理が……」など、そこらへんにあるコラムと同じ内容だと思いますが、結婚という制度を重く考えた時には、このようなことが挙げられるのです。

「好きだけじゃやっていけない……」こともあると思いますが、『好き』や『愛』を純粋に考える人は、その気持ちを忘れずに、「やっていけない」思いを、愛のパワーで乗り越えてみくださいね。

 

photo by The Pumpkin Theory

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