お経に書いてあった! 誰もがわかる「恋がサクサクうまくいく方法」

恋がうまくいかないわけは、お経に書かれてあります。むずかしい言葉で言えば、あなたが「無明(むみょう)」だから恋がうまくいかなのだと。
無明、つまりすべてのものは移り変わる(諸行無常)ことを知らない。また諸法無我(たしかな変わらない私など存在しない)ということを知らないことを無明といいます。

■恋がサクサクうまくいく方法

無明であるから恋がうまくいかないのであれば、恋がうまくいく方法はもう明確ですよね。諸行無常と諸法無我を知ればいいのです。これを知るためにブッダは苦しい修行をしましたが、私たちは出家して苦行をするわけにはいきません。身の回りにはイケメンがたくさんいるし、美味しい食べ物が溢れているし、エッチしたいなと思えばできないわけでもないし……というような煩悩を捨てると、無明から脱することができるというのがお経の教えです。が、ちょっと非現実的ですよね。

■利他の気持ち

仏教は「利他」という言葉を使います。じぶんのことはさておき、まずは人様の役に立つことをやる。この精神を利他の精神といいます。利他の精神が、煩悩を少しずつ減らしてくれるとも仏教は言います。

というわけで、まずは利他に生きてみてはいかがでしょうか。利他に生きている人の特徴として、行動や考え方が穏やかである、いつも笑顔である、なぜか人が集まってくるということが挙げられます。
ということは、恋に不自由しないということです。
ガツガツと「あたしの白馬の王子さまはどこ?」なんて、目を皿のようにして探し回り、毎日ため息をついていても、いいことはないかもしれないので、ここはひとつ、利他に生きてみてはいかがでしょうか。

※参考
『池上彰と考える、仏教って何ですか?』池上彰著(飛鳥新社)

Written by ひとみしょう

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