恋学読者のみなさま、突然ですが『恋学』って面白いと思いませんか?
他の恋愛コラムを読んでみると、何というか……、記事にライターの『個性』が活かされていない気がするんですよね。
これは、サイトによって記事を書く際の制約などがそうさせているのでしょうが、『恋学』は違います!フリーダムなので、ライターさんの個性が出ていて、本当におもしろい!
そう今回は、『個性』のお話です。
恋愛コラムって、「笑顔がステキな女性がモテる」とか「〇〇な女性が好かれる」などの記事が横行しています。確かに、自分もその類の記事は書いていますし、「モテたい」と思う女性には必要な情報だと思います。ただ、それだけでいいのでしょうか?
陰湿な女性もいるでしょう、ネガティブな女性もいるし、暗い女性もいます。世間がそんな女性を『モテ』の枠から除外して、そんな湿気女子は陽の目を浴びていないような気がします。
個性を殺してまで、変わる必要があるのか?という疑問から、今回は、湿気女子へ、個性を活かしてモテる方法を考えてみたいと思います。
そもそも、明るくて、誰からも好かれて、キレイで、料理もできて、みたいな女性がいるのか?という疑問を抱きませんか?
各コラムサイトが作り出してきた女性像は、日本企業がテレビCMで、やたらと外国人女性を起用する白人崇拝に近い心理さえ感じます。
では、湿気女子はモテないの?というと、そんなことありませんよね。
暗い女性でも、彼氏はいますし、思考がネガティブな女性も結婚しています。
そんな自分を心から「変えたい」と思う女性は別ですが、そうじゃない女性だっています。
「変えたいけど……」くらいの人が、一番多いのではないでしょうか?
そんな女性は、無理して変わる必要はありませんよ。それがあなたの個性なのですから、むしろ、自分を好きになる努力から初めてみてはいかがでしょうか?
まずは、“笑顔”から考えてみます。
そもそも、日本人は笑顔が苦手な人種、欧米人などは笑顔が得意な人種ということを知っていますか?
それは、母国語が原因なのですが、「A、B、C……」とゆっくり発音していると、ある事に気付くと思います。それは、口角が開く発音ということです。これは、笑顔のまま発音することも出来ちゃいますので、試してみて下さい。
逆に日本語は、口角が上がらない発音ですよね。子音と母音が関係しているのですが、まぁ、この話はこれぐらいにしておきます。
笑顔がステキな女性はモテる!……確かに、筆者もそうだと思います。自然な笑顔を嫌いな人は滅多にいないでしょうし、ステキな笑顔を見ると筆者もすぐに惚れてしまいます。
では、湿気女子はどうでしょうか?
誰にでも愛想のいい笑顔を振りまくことが苦手な女性には、「笑顔が良い」と言われても、すぐさま実行するのは難しいですよね。
そんな女子は、たった1人の好きな人にだけ笑顔を見せるように心がけましょう。
下手くそな笑顔でも大丈夫! 笑顔は、その人の魅力を数倍引き立たせてくれます。
それに、好きな人にだけ笑顔を見せれば、いくら鈍感な男性でも「自分に好意がある」と気付いてくれるので、一石二鳥ですよ。
それでも、笑顔はムリ!という女性は、笑わなくても大丈夫!
感情表現が苦手な女性を好きな男性もいますし、笑わない女性を、何とかして笑わしてやろうと頑張る男性も世の中にはいます。ですので、自分の性格を理解してくれる男性は必ずいますよ。
明るくて、前向きな性格……、憧れるのもムリはないですよね。
でも、人間そんなに完璧にはできていません。分かっていても生まれ持った性格を変えることができない人もいます。
世間では”ネガティブ”がダメな性格として捉えていますが、そんなことは決してないのです。恋愛で言うと、ネガティブな性格は、頼られたいと思っている男性にはとても好かれます。
「自分はダメ」と思っている人は、他人は自分より勝っていると考えている人が多いので、例えば、別に凄くないことをした男性の行動でも「凄い!」と素直に褒めてくれます。
すると、頼られたい、認められたいと願っている男性は、そんな女性に惚れやすくなるのです。
特に男性は、他人や世間に“頼られたい””認められたい”と思っている人が多いので、むしろ、明るくて前向きな女性に、劣等感を感じることもあります。
「あなたってダメね」と言われるよりも「凄いね!」と言われた方が、誰だった嬉しいものです。
いつも元気で前向きな女性も、もちろん魅力的ですが、「わたしなんか……」と嘆いている湿気女子も、健気でカワイイと思いますよ。
度が過ぎると痛女になりそうですが、ネガティブだからモテないと言うのは、いささか疑問を感じます。
湿気女子のみなさん、いかがでしたか?
まだまだ書き足りませんが、今回はこのぐらいにしておきます。
陰湿な性格も、ネガティブも、暗いのも、一つの個性として向き合っていけば、それを好いてくれる男性は絶対に現れます。
各サイトが作り出してきた虚像に惑わされることなく、自分を好きになることから始めてみて下さいね。
photo by SimonaR