アメリカのカリスマ心理学者バーバラ・キースリングは、
『上手な誘い方は、大人にとって洗練された遊びのようなもの。刺激的で楽しい誘い方をするには秘訣がある。第一は、絶対に笑い出さないこと』
と話しています。
ムードを作り、セクシーに誘っても、自分が照れて笑ってしまったのではぶち壊し。
やり始めたなら、その気になって最後までやりきらなきゃあ。
“洗練された女性の誘い方”をする為には、他にも幾つか注意点があります。
するつもりのない事を口に出したり、約束したりしてはだめ。
セクシーな誘いを口に出すことは、危なっかしげで刺激的かもしれないけれど、大胆過ぎる事を言うと、後になって約束が果たせなくなります。期待した分だけ、彼は不満に思い、がっかりするだけです。
バーバラは、
『効果的な誘い方のなかには、あなたの発言は信用できると相手に信じてもらうことも含まれているの』、といっています。
言葉だけ、思わせぶりなだけでは、やがて刺激も親密さも損なわれてしまいます。約束を守るのが感じのいい誘い方のルール。
『一生懸命になりすぎてはだめ。誘うのは官能的なスパイスみたいなもの。ちょっと入れるのが長持ちの秘訣。』
ときどき、ほんのちょっと誘ってみるのがいいみたいですね。
たとえばデートの帰り、
「たまには私の部屋でお茶でも飲まない?」と誘ってみる、みたいな。
いつもいつもじゃ意味がないんです。
そして、そのときは大真面目に誘いましょう。なんちゃって、をつけないように。笑わないでやりきりましょう。
彼を惹きつけるのに即効性がある魔法の言葉としてバーバラがあげているセリフをお教えしましょう。
「あ、と、で、ね」です!
この言葉を効果的に口にしたら、彼はその日ずっとそのことを考えながら過ごすことになるのだとか。
たとえば、彼と別々に仕事や遊びに出かけるとき、お決まりのフレンチキスをちょっとだけ激しくし行い、イタズラっぽく「あとでね」。
たとえばデートのとき、セクシーな下着をチラ見せしておいて、耳元で「あとでね」。
「あとでね」は、ちょっとした予告であり、そっけなさと意外性が絶妙なんです。相手の体に軽く触れてから言うと、さらに効果的です。
女性の方から誘うなんてイヤ。
な~んて考え方は時代錯誤もいいところ。
相手からの行動を待ち続けている間に、本命をゲットするタイミングを逃しちゃうかもしれません。
たまには洗練された誘い方で、彼をドキドキさせてあげましょう。
参考文献
「モテる女になるためのラブ・ルール」
バーバラ・キースリング ソニー・マガジンズ
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