「恋愛ってこんなに疲れるものだった?」「若い頃と違って素直に楽しめない……」
こんな悩みを抱えていませんか?
年齢や経験を重ねるにつれて、恋愛に向き合う気持ちは少しずつ変化していくもの。
そこで今回は、大人になると恋愛が「しんどい」と感じやすくなる理由をまとめてご紹介します。
![]()
大人の恋愛がしんどいと感じる理由としてまず挙げられるのは、ズバリ「将来」を考えすぎてしまうこと。
「この人と付き合い続けて意味があるのかな」「結婚の可能性はある……?」
そんな問いが頭をよぎると、もはや純粋に好きという気持ちだけでは動けなくなってしまいます。
さらに、お互いの仕事や収入、家族の事情など、感情だけでは乗り越えられない壁も増えてくるのが現実。
このように将来性や損得ばかりを考えるあまり、純粋に恋を楽しむ余裕がなくなってしまう人も多いようです。
ある程度の年齢になると、過去の恋愛の失敗がトラウマになって新たな恋に踏み出せなくなる人も増えてきます。
例えば、過去に裏切られた経験があったり、あるいは後味の悪い別れ方をしたことをずっと後悔していたり。
傷ついた経験が心に残っている人ほど「また同じ思いをするかもしれない」「もう同じ失敗はしたくない」という警戒心が強くなります。
結果、相手の言動を深読みしすぎたり、距離を縮める前に一歩引いてしまったりするなど、せっかくのチャンスをふいにしてしまうケースも多いようです。
年齢を重ねるにつれて、若い頃に比べると恋愛相手に求めるものが増えたという人は少なくありません。
経験を重ねるほど、自分にとって何が大切かが明確になり、「これは譲れない」というポイントが増えていくもの。
例えば、価値観や生活リズム、将来への考え方など、若い頃なら流せていた部分にも自然と目が向くようになります。
その結果、少しでも合わないと感じると無意識のうちに距離を取ってしまい、出会いのチャンスそのものが減っていくことも。
妥協しないことは決して悪いことではありません。ただ、理想が高くなりすぎると恋愛のハードルも自然と上がってしまうのが現実です。
![]()
年齢を重ねると、恋愛に対して失敗を恐れる保守的な気持ちが自然と強くなりがちです。
「もう簡単にはやり直せない」「失敗する時間が惜しい」と感じる年齢になるほど、恋には慎重になりますよね。
期待しすぎないように気持ちを抑えたり、深く入り込みすぎないようにあえて距離を取ったりするのは、自分を守るための防御反応といえるでしょう。
しかしそんな保守的な気持ちがあまり強くなりすぎると、恋愛はもはや楽しいものではなく、単なる気疲れの原因となってしまいます。
その結果、「一人のほうが楽かもしれない」と感じてしまい、徐々に恋愛から遠ざかってしまう人も多いのです。
最近では、SNSの影響で恋愛をしんどいと感じるようになった人も少なくないようです。
SNSが普及した昨今は、それまでに比べ、周囲のカップルの様子が簡単に目に入るようになりました。
恋愛がうまくいっていないときほど、他人の楽しそうな写真や理想的な関係が目につき、「自分だけ取り残されている気がする」と感じてしまいますよね。
もちろん、SNSの投稿はその人のすべてではなく、あくまで切り取られた一部分にすぎません。
しかし、そう頭ではわかっていても、現実と比べて落ち込んでしまうのが人情というもの。結果、周囲と比べれば比べるほど、自分の幸せを見失ってしまうのです。
ある一定の年齢になると、周囲の人の結婚の報告や、年齢に対する漠然とした焦りが重なり、恋愛そのものが義務のように感じられることがあります。
そのため、「恋愛しなきゃ」「パートナーがいなきゃいけない」という不安感や、周囲に置いていかれたくない一心で関係を続けてしまう人も少なくありません。
しかし、義務感で続ける恋愛は楽しいものではなく、むしろ心身を消耗する原因になりがち。
自分の気持ちよりも世間体や将来への焦りを優先し続けた結果、恋愛そのものが重荷になってしまうケースも少なくないようです。
![]()
そもそも大人になると、恋愛に使えるエネルギーそのものが限られてくるのが現実。
仕事や家事、日常の雑事に追われ、気づけば毎日をこなすだけで精一杯な人も多いでしょう。
そんな状態では、恋愛に全力投球する余裕が持てないのも無理はありません。その結果、気持ちはあっても、連絡を返す元気がなかったり、会う約束を楽しみに思えなかったりすることも。
恋愛を楽しむには、ある程度の余裕が必要。体力や心の余白がない疲れ切った状態では恋愛がしんどく感じられてしまうのです。
大人になるほど恋愛がしんどいと感じやすくなる理由は、一時の感情や強い気持ちだけでは進めない現実をすでに知ってしまったから。
相手を思うほど生活や将来のことが頭をよぎり、期待も不安もどんどん増えていきます。向き合うことがつらくなると、自分を守るために傷つかない選択をしてしまう人も少なくありません。
しかし、周囲の声や世間体ばかりに目を向けていると、うまくいくものもうまくいきません。恋愛を楽しむには、まずは自分の正直な気持ちにしっかり向き合うことが大切です。
Written by 糸野旬