彼氏との理想的な連絡頻度はどれくらい？ 長続きするカップルの秘訣

前提として、連絡頻度に正解はありません。大事なのは、お互いが心地よく感じられるペースを見つけることです。

まずは、連絡頻度が多い場合と少ない場合に分けて、それぞれのカップルの特徴を詳しくみていきましょう。

「彼氏と毎日必ず連絡をとりたい」という人は、相手の様子や状況を常に詳しく把握していたいタイプ。主に学生や20代の若いカップルに多いようです。

毎日連絡をとっているカップルは、朝の「おはよう」から夜の「おやすみ」まで、こまめなやり取りが習慣化しています。

日常の出来事をリアルタイムで共有できるため、距離が縮まりやすく、会っていない日でもつながりを感じられるのが大きなメリットですね。

ただし、連絡が義務のようになってしまうと、かえって返信が負担に感じられたり、会話がネタ切れしてマンネリ化したりするリスクも。

相手とのつながりを毎日欠かさず感じたい人や、愛情表現を日常的に大切にするタイプであれば、お互いに安心できる心地よい関係を築きやすいでしょう。

一方、社会人になり日々を忙しく過ごしている人の場合、「連絡頻度は数日に一度」というケースも少なくありません。

このような人は、直接顔を合わせたときにしっかり話したいタイプや、自分の時間や仕事・趣味を大切にするタイプに多いようです。

お互いの生活リズムを崩さずに付き合えるため、適度な距離感が心地よく感じられるのが大きなメリット。毎日やり取りをしないことで、久しぶりの連絡が楽しみになるのもポイントですね。

付き合いがそれなりに長く、信頼関係がしっかり築けているカップルや、依存しすぎない関係を好む人にはぴったり。

ただし、相手がマメな連絡を好むタイプである場合、「飽きられた？」「冷めてきたのでは？」という誤解を招く可能性もあります。

 

遠距離恋愛中のカップルや、お互いに忙しい社会人同士の場合、「恋人とは数週間に一度しか連絡をとらない」という人も意外といるようです。

強固な信頼関係があり、頻繁にやり取りしなくても関係が揺らぎにくいカップルなら、これくらい連絡頻度が少なくても問題なし。久々の連絡やデートが特別なイベントのように感じられるのも大きなメリットでしょう。

ただし、当然ながら連絡頻度が少なすぎると、相手によっては「距離を置かれている」「気持ちが離れている」と誤解されやすくなるのが現実。すれ違いの原因になることも少なくないため、注意が必要です。

連絡頻度の理想が合わない場合、大切なのはどちらかが我慢し続けることではなく、お互いが歩み寄る姿勢を持つことです。

それでは、連絡頻度が合わないときの対処法についてみていきましょう。

連絡頻度が合わないときは、まず時間帯と内容を工夫することが大切。こうすれば、お互いの負担を減らしながら信頼関係を保つことができます。

例えば、相手が忙しい場合、昼間ではなく休憩時間や帰宅後など返信しやすい時間にメッセージを送ると、プレッシャーを感じにくくなります。

また、長文や細かい報告ばかりではなく、短い一言やスタンプ・写真など軽い内容を増やしてみるのもあり。

まずは焦らず、相手の生活リズムや行動パターンに合わせた連絡頻度や時間帯を探ることから始めましょう。

連絡頻度が合わないと感じたときは、ただ不満をぶつけるのではなく、具体的な希望を伝えることが大切。

「こういうときに連絡をくれると嬉しい」と、自分が安心できるタイミングや内容を明確に伝えるだけで、相手も対応しやすくなります。

また、連絡頻度がどうしても合わない場合は、あらかじめ連絡のルールを決めておくのもあり。

例えば「朝はおはようだけ」「夜はおやすみだけ」といった簡単なルールを設定することで、やり取りの負担がグッと減るはずです。

 

連絡頻度が合わずに不満を抱いている人は、つい「どうして連絡くれないの？」「何をしてたの？」と相手を責めるような言葉を口にしてしまいがち。

しかし、こうした問いかけは相手にプレッシャーや罪悪感を与えやすいため避けたほうがよいでしょう。

かえって心の距離が広がり、最悪の場合、破局の原因になってしまうこともあります。

まずは相手を責めるのではなく自分の気持ちを落ち着いて整理しましょう。そのうえで「連絡が少ないと寂しい」「一言で良いからメッセージが欲しかった」と隠さずに素直な気持ちを伝えることが大切です。

関係を長続きさせたいなら、相手に歩み寄り理解しようとする姿勢を忘れないようにしましょう。

 

連絡頻度の不一致は、恋人や夫婦間でよくあるすれ違いのひとつ。

大切なのは、相手を感情的に責めるのではなく、自分の感情を冷静に整理してから素直な思いを伝えることです。理想の連絡頻度やタイミングを話し合い、双方が納得できるペースを見つけましょう。

また、連絡のペースだけでなく、やりとりの内容の工夫も大切です。まずは、「おはよう」「おつかれさま」といった日常のあいさつや、ちょっとした出来事の共有だけでもOK。

お互いが心地よいペースと内容を見つけて、信頼関係を深めていきましょう。

Written by 糸野旬

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