独身で虚しい瞬間とは? 男性が孤独を感じる3つの瞬間や対処法

2014年10月2日〜10月15日にかけて、マイナビニュース独身男性会員200名を対象に、アンケートを行いました。その結果、「さみしくて死にそう」と思ったことはありますか？という問いに対して、17.5%の人が「はい」と回答したことが分かったのです。

主に、体調不良で寝込んでいる時やカップルで過ごす定番のイベントの時期に1人であると実感した際などに、寂しいと思うとの意見が挙げられました。普段は仕事の忙しさに追われて感じなかったとしても、意外と独身で虚しいと感じる男性は多いのです。

参考文献：独身男性が”さみしくて死にそう”と思う瞬間 – 「冬」「誕生日にひとり」

 

男性が独身で虚しいと思うのは、めずらしいことではありません。中でも、具体的に虚しいと感じる瞬間を以下に紹介します。

1つ目は、体調不良で老後の心配がよぎった時です。健康な時は、何でも自分でできるので気楽で心地良いですが、いざ体調を崩して寝込んでいると、「このまま一生独身だったら、寝込んだ時に不安だ。」との考えがふと頭によぎり、独身で虚しいと感じてしまうケースが少なくないようです。

2つ目は、集まっていた仲間が家庭を優先するようになった時です。男性は、ある程度の年齢までは、仲間で定期的に集まって遊ぶ習慣がありますが、その仲間が次々と結婚して徐々に家庭を優先し始めると、途端に寂しさを感じる場合があります。

それまでは、誘えばいつでも集まっていた仲間が、「家族サービスしないと」「家族で旅行に行くから」などの理由で断る時が多くなると、ふと独身であることが虚しくなるのです。

そして3つ目は、真っ暗な1人暮らしの部屋に帰ってきた時です。バリバリと仕事をこなしていたり、会社の人たちと接したりしている時は何も感じないかもしれません。

しかし、疲れて帰ってきた時に部屋の中が真っ暗だと、「いま自分は1人なんだな。」と感じるケースが多いのです。電気をつけて、夕飯の準備などをしていると「奥さんがいたらいいな。」という気持ちにもなりやすく、独身であることが無性に虚しく感じるのです。

独身だと、どうしても虚しいと思う瞬間に直面するでしょう。しかし、そのたびにマイナスな気持ちになるのもつらいですよね。

最後に、独身で虚しい瞬間を和らげる対処法をお伝えします。対処法を知ることで、少しでも日々の生活が前向きになれれば良いですね。

1つ目は、趣味を充実させるということです。人は、好きなことや興味のあるものに熱中している時は、ネガティブな思考に陥らない傾向があります。

特に、スポーツなど体を動かす趣味がある場合は、スポーツを習慣化させることで自分の中でリズムができ、自律神経も整うため、ポジティブな思考につながりやすくなります。

2つ目は、独身仲間を作ることも良いでしょう。昔仲が良かった友だちも、結婚して家族ができれば、どうしてもそちらを優先しがちになります。

そのような仲間に固執するよりも、新しく独身の気持ちを共有できる仲間を作れば、虚しさを紛らわせられますし、お互いに共感し合えることで安心感を得られるようになるでしょう。

そして3つ目は、新しい出会いを積極的に作るのも良い対処法です。もしも、一生独身でいるつもりはなく、良い出会いがあれば結婚したいと思っているのならば、ずっと家の中にいるだけでは出会いはやってきません。

たとえば、マッチングアプリなど手軽に出会える方法から、結婚相談所など昔からある出会いの場まで最近では出会いの方法も多様化しています。そのため、独身から抜け出したいという思いが強い場合は、このような出会いの機会を積極的に作ることも大切です。

若い頃は、仕事に対する熱量が高く、あまり結婚に対して意識を向けていなかった人でも、いざまわりが既婚者ばかりになったり、体調を崩す機会が頻繁になったりしてくると、独身で虚しい瞬間を感じることが多くなります。

独身には独身の良さもありますが、虚しさを感じるのがつらいという場合は、今回紹介した対処法を参考に生活の中に取り入れてみると、虚しさを和らげることができるでしょう。

Written by 久木田（くきた）みすづ

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