婚活を始めると、いろいろなタイプの人と出会うことになります。理想の相手に出会えることもあれば、「この人、大丈夫かな…?」と不安になる相手に遭遇することも。特に男性たちが密かに警戒しているのが、いわゆる“やばい女”の存在です。
もちろん、外見や職業ではなく、言動や態度、思考パターンが“やばさ”のポイント。今回は、婚活の現場で実際によく見かける「やばい女あるある」をご紹介します。
一見普通に見えても、ちょっとした言動や会話の中に、男性が警戒心を抱くポイントが潜んでいることは少なくありません。
婚活の場でよく語られる「やばい女性の特徴」をご紹介します。
初対面なのに「年収は?」「家は持ってる?」「親との同居は?」など、立て続けに条件攻め…。これに男性側が「面接かよ…」とドン引きしてしまうケースは少なくありません。
もちろん将来を見据えた相手選びに条件があるのは当然ですが、スペックばかりに目が行きすぎると“人間性を見ていない”印象を与えてしまいます。
特に、「年収600万未満はムリ」「〇〇区在住以外はNG」「家事は苦手なので専業主婦希望」など、“求めることばかり”の姿勢は「婚活市場トップクラスにやばい女」と思われがちなので要注意。
「男なんだからデート代は全部払うべき」
「女に働かせるなんて甲斐性ないよね」
「家事は女の仕事でしょ?」
このような“古い価値観”を押し付けてくるタイプも、婚活では地雷扱いされがちです。
時代は令和、価値観は多様化しています。にもかかわらず、一方的な思い込みや性別による役割強制を前提にして話すと、相手は「話が通じない」と感じてしまうものです。
「私、女子力高いから~」とアピールしてくる人ほど、意外とこのタイプが多いと感じるのは、筆者の思い過ごし…?
「いつ結婚する気あるんですか?」
「何年後に子ども欲しいですか?」
…まだ相手のフルネームすら覚えきれていない段階で、人生設計の話をゴリゴリに詰めてくる“前のめり女子”も、婚活現場では“やばみ”を感じさせる存在です。
本気で婚活しているからこそ──という気持ちはわかりますが、最初から圧をかけられると、相手は“逃げ道を探し始める”もの。料理のフルコースだって、いきなりメインディッシュにいかず、まずは前菜から始まるものです。
人間関係においても同様、信頼関係の構築が先です。
自己紹介で終始自分の話をし続ける女性、意外と多いですよね。そのくせ、相手の話には「へー、そうなんだ」で即終了。筆者もそういう女性に会ったことがありますが、結婚や恋愛どころか、友達付き合いすらしたくないと感じたものです。
相手には無関心なのに、自分の話となるとマシンガントークの再開…。このように、会話のキャッチボールができないタイプは、婚活の場でも孤立しがちです。
特に「私は~」「私なんか~」「私ってこうで~」が多すぎると、“自分中心”の性格と思われてしまう可能性大。
男性は「一緒にいて落ち着けるか」「会話のテンポが合うか」も見ています。会話は、相手にボールを返すタイミングと適切な速度が命です。
「婚活してても全然いい人いない」
「男ってみんな浮気するし信用できない」
「私なんかどうせ選ばれないし…」
こうしたネガティブな言動ばかりの女性に対して、男性は「一緒にいたら気が重くなりそう」と感じてしまうものです。
はじめは「励ましてあげたい」と思って優しい言葉をかけても、ネガティブ女子の中には、なぜかよりいっそうネガティブさを強化していくタイプもいるから不思議。
もちろん、悩みや弱さを共有するのは大切です。でも、それが「最初からずっとその調子」だと、相手は励ますどころか距離を取りたくなるものです。
まずはポジティブな話題で、お互いに心地よい空気を作ることを意識しましょう。
自分では「普通」と思っていても、相手の目線では「ちょっと無理かも…」と思われてしまうこともあるかもしれません。
では、どんなことを意識すれば、婚活で印象アップできるのでしょうか?
やばい女扱いされないために意識したいことについて解説します。
婚活=条件で判断される場、と思われがちですが、実際は「この人と一緒にいて楽しい」「自然体で話せる」といった“人間的な好感”が決め手になることが多いのが現実です。
笑顔、相づち、共感の姿勢、丁寧な言葉遣い…これらはすべて、相手が安心して心を開くために必要なもの。
まずは、自分が“選ぶ”より、“選ばれる”立場でもあることを意識しましょう。
条件や将来の希望を伝えることも大切ですが、まずは「ちゃんと対話すること」が大前提です。
質問ばかり、話しすぎ、興味なさげ…いずれも相手にストレスを与えてしまいます。
「今日はこの人のことを少し知ろう」くらいの軽い気持ちで、相手に興味を持って関わると、自然とやりとりも弾んでくるはず。出会いや結婚を思い詰めるのではなく、婚活そのものを楽しむ気持ちで臨むのがおすすめです。
婚活の場で避けられがちな「やばい女あるある」は、決して珍しい話ではありません。むしろ、ちょっとした価値観のズレや、焦りからくる言動から“地雷認定”されてしまうケースは、婚活の場だけでなく人類全体の課題といえます。
・条件ばかりを求める
・一方的な価値観を押し付ける
・話が一方通行
・ネガティブ発言が多い
・結婚への圧が強すぎる
どれか一つでも当てはまったら、少し立ち止まって、自分の婚活スタイルを見直してみましょう。
本当に大事なのは、スペックよりも「一緒にいて居心地がいい人かどうか」。やばい女にならず、好かれる女性になるための第一歩は、「相手を思いやる姿勢」からです。
Written by はるお