「これが最善の選択」そう信じて決断する離婚。しかし、実際に一人の生活が始まると、思いもよらない後悔に襲われることがあります。この記事では、実際に離婚して後悔した人のエピソードを通じ、離婚の現実に迫ります。ぜひ参考にしてください。
「離婚した直後はスッキリした様子だったのに、だんだん元気がなくなってきた」そんな人、あなたのまわりにもいませんか? ここでは、離婚を心から後悔している男女のエピソードを5つ紹介します。
「夫との生活が窮屈で、1人の時間が欲しいと思って離婚。でもいざ1人になると、部屋が広く感じるし、なんでもないことを話せる相手がいなくて寂しさが募るばかり。夫といた何気ない時間がどれほど幸せだったのか、今更ながら実感しています……」(37歳/女性)
離婚直後は自由を満喫できていても、時間が経つにつれて「寄り添える人がほしい」という気持ちが大きくなるケースは少なくありません。
特に夜誰もいない部屋に帰るときや週末の予定を埋めるとき、体調を崩したときなどは、パートナーの不在を痛感してしまうもの。
些細な日常の出来事を共有できる相手の存在は、思っていた以上に大きかったと気づくのです。
「離婚後、冷静に考える時間が増えて、自分たちのすれ違いはもっと話し合えば解決できたかもしれないと思うように。感情のままに離婚を決めたことを後悔している」(42歳/男性)
ケンカや不貞、義両親とのトラブルなどの大きな出来事がきっかけとなり、怒りや悲しみに任せて離婚を決断する夫婦は珍しくありません。
とはいえ、勢いで決断してしまった離婚は、冷静さを取り戻すとともに「離婚は間違いだったのでは?」という気持ちが大きくなってしまいがち。
「もっとできることがあったのかも……」という後悔は、意外と長く続くのです。
「相手の悪いところばかりが目について、『一生この人と生きていくのは無理』と離婚を決意。でも、離婚後にアプローチしてくれた男性たちとお試しデートをしてみても、みんな何かが違う。元夫の笑顔や、ちょっとした気遣いを感じる瞬間の幸せを思い出しては後悔する日々です」(33歳・女性)
新しい恋愛関係や交際相手と比較して、元配偶者の良さに気づくこともあります。
結婚生活ではあたりまえすぎて気づかなかった思いやりや安心感、信頼関係は、新しい関係を築いていく難しさを知って初めてその価値が分かるもの。失ったものの大きさに改めて打ちのめされてしまうのです。
「離婚するときは、子どもは小さかったから大丈夫だと思っていた。でも、成長とともに『どうして離婚したの?』と聞かれるように。自分の選択が本当に子どものためだったのか、今でも答えが出せない」(45歳・女性)
子どもがいる場合、いずれは離婚の理由を問われる日が訪れます。
難しいのは、元配偶者に明らかな非があり、「子どものため」と思って離婚した場合でも、子ども自身は「一緒にいてほしかった」と感じている可能性があること。
素直な子どもの思いは、予想以上に重いものです。
「離婚後は後悔していないつもりだったけれど、たまたま元妻が新しいパートナーと幸せそうにしている姿を見て胸がざわついた。心のどこかで、相手にとっての一番は今でも自分だというおごりがあったのかもしれない」(39歳・男性)
中には、夫婦間のすれちがいや居心地の悪さから逃げるため、「いつでもやり直せる」と深く考えずに離婚をする人もいます。
このタイプの人は、元配偶者が新しい家族を持ったり、再婚したりするニュースを聞いて初めて、「もうやり直せない」という現実に直面することに。離婚への後悔が一気に押し寄せてくるのです。
離婚は人生の大きな決断です。後悔しないためには、感情だけでなく冷静な判断も必要。離婚するべきか否かで迷ったとき、意識したいポイントをまとめました。
「もう少し別の選択肢を試せばよかった……」これは多くの離婚経験者が口にする言葉です。
離婚を決断する前に、カウンセリングや一時的な別居など、ほかの選択肢も検討してみましょう。感情が高ぶっているときは、冷静な第三者の意見を聞くことも重要です。
「本当に離婚しかないのか」を徹底的に検討することで、後悔のリスクを減らすことができます。
離婚後の現実的な生活をイメージしないまま決断すると、予想外の困難に直面して後悔することに。
経済面・住居・子育て・人間関係など、具体的にどう変わるのかをシミュレーションしておくことが大切です。
具体的には、収入が減ることで生活水準が下がる可能性や、家事・育児をすべて一人で担うことの大変さ、相手の親族との関係が切れることでの子どもへの影響も無視できません。
あわせて、離婚後のサポート体制も事前に考えておくべきポイント。
頼れる家族や友人がいるか、必要な場合に専門家のサポートを受けられるか、経済的なセーフティネットはあるかなど、事前にしっかりと準備しておくことが、離婚後の生活の安定につながります。
離婚を後悔している人の気持ちは、察するに余りあります。どんなに後悔しても取り返しがつかないだけに、あらゆる可能性を考慮した上で決断する必要があるでしょう。
とはいえ、離婚したからといって、誰もが後悔しているわけではありません。離婚によって不幸な生活から抜け出したり、人生を再スタートできたりする人も多く存在します。
大切なのは、自分にとってベストな道がどれなのかを徹底的に考え尽くすこと。「幸せな未来をつかみ取るための選択だ」と確信を持てさえすれば、どの選択肢を選んでも後悔はないはずですよ。
Written by やまだうめ